@





       
ENGLISH
In preparation
運営団体
メロウ伝承館プロジェクトとは?
記録のメニュー
検索
その他のメニュー
ログイン

ユーザー名:


パスワード:





パスワード紛失

八つ割れ草履 <英訳あり>

  • このフォーラムに新しいトピックを立てることはできません
  • このフォーラムではゲスト投稿が禁止されています

投稿ツリー


前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - | 投稿日時 2004/2/14 18:21
かれい  一人前   投稿数: 137
  
みなさん こんにちは

エフメロウ《=Nifty Serveのフォーラム》で「道具」の臨時会議室をやっていた時に、さんから戴い
た草履《ぞうり》です。「八つ割れ草履」というそうです。

実際には、裏は五つ割れになっています。3と8は語呂《ごろ=口調》がいいので、よく
適当に使われるんですよね。うそのサンパチと申します。(^^;

草履表は、藁《わら》を固めて畳表のように型押しした表側と、その裏に割竹が3本貼《は》りつけられて構成されています。この、裏の竹がバネの役割を果たして、屈伸可能にしているようです。

その裏に、厚み2cm位の荒削りの雑木《ぞうき》が7~8mmの間隔を空けて貼りつけられています。

まわりはビニールで囲まれていますし、琴石山にさんはご自身の履物として購入されたそうですから、そんなに大昔のものではないのですね。
ゴムのない頃の、ちょっとお洒落《しゃれ》なアイデア製品だったんでしょうね。

お話によりますと「粋な履物」であったそうですが、さて、どんな時に履《は》かれたんでしょうか。

私には初めてみるものでしたが、メロウのお兄様方には、履いたことのおありになる方も、大勢いらっしゃることと思います。

おお、懐かしいと思われる皆様、どうぞ出てきてお話を紡いで《つむいで=より合わせて糸に仕上げて》下さいませ。

   かれい

   
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2004/2/15 11:07
kousei2  長老   投稿数: 250
かれいさん

 珍しいものをありがとうございました。
 琴石山さんも四国の方、google で検索しましたら、やはり四国の方が通販をしておられるようですね。

 私も、小学校時代は草履(なまって「ジヨーリ」)で通学していました。ただ、兵庫県には、八つ割れ草履は存在していなかったと思います。

> おお、懐かしいと思われる皆様、どうぞ出てきてお話を紡いで下さいませ。

 ほんとほんと。どなたかいらっしゃいますかしら。

         マーチャン
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2004/2/15 11:08
kousei2  長老   投稿数: 250
かれいさん こんにちは

> エフメロウで「道具」の臨時会議室をやっていた時に、琴石山にさんから
> 戴いた草履です。「八つ割れ草履」というそうです。

またすごく懐かしい履き物が出てきましたね。写真のような上等ではなく、もう少し雑な作りだったように覚えています。

戦前の大阪の船場《せんば》の町並みは舗装が木煉瓦で出来ていましたのでそこで履くのにはちょうど良かったのかも知れません。木煉瓦舗装というのは堅い木を煉瓦状に切りそれにアスファルト?を漬しませて作った煉瓦を道にきっちりと敷き詰めたもので、鉄の輪っぱを巻いた車輪の牛車やら馬車では騒音の防止にもなったようでした。

そのような道をあの草履を履いて職人のような方が歩いていたような記憶があります。私は当時朴歯の高下駄《ほうばのたかげた 注》を履いていました。家は商家でしたが、家ではあれは使ったのを見たことがありませんでした。歩くとき一寸変わった音がしていたような気もしますが定かではありません。

※昔の高等学校生が履いていた、金色夜叉の貫一さんがはいていたような下駄
    DOZE
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - | 投稿日時 2004/2/15 11:08
kousei2  長老   投稿数: 250
DOZEさん こんにちは

> またすごく懐かしい履き物が出てきましたね。写真のような上等ではなく、もう少し雑な作りだったように覚えています。

おお、DOZEさんもご存じでしたか。
写真では上等に見えるかもしれませんが、書きましたように、表は井草《いぐさ》
代用品ですし、裏も桐ではなく、比較的重い雑木ですので、普段用の履物だったんだろうと思います。

> 戦前の大阪の船場の町並みは舗装が木煉瓦で出来ていましたのでそこで履くのにはちょうど良かったのかも知れません。木煉瓦舗装というのは堅い木を煉瓦状に切りそれにアスファルト?を漬ませて作った煉瓦を道にきっちりと敷き詰めたもので、鉄の輪っぱを巻いた車輪の牛車やら馬車では騒音の防止にもなったようでした。

木煉瓦の時代は私は知らないのではないかと思います。ただ、娘時代に鉛
筆のように細いハイヒールが流行りまして、私も愛用してたのですが、ヒ
ールがよく穴ぼこに挟まりました。(^^ゞ もしかしたら、そういう道路
も残っていたのかなと、今頃思っている次第です。

ゴムのない時代の車輪には、木の煉瓦はあたりが柔らかいですね。

> そのような道をあの草履を履いて職人のような方が歩いていたような記憶があります。私は当時朴歯の高下駄を履いていました。家は商家でしたが、家ではあれは使ったのを見たことがありませんでした。歩くとき一寸変わった音がしていたような気もしますが定かではありません。

なるほど、履物にはそれぞれ独特の音が伴いますね。
朴歯の高下駄は私も知っています。高校生以上でしょうか、それとも年頃
の若者が好んだんでしょうか、今、考えれば、よくあんな歩きにくそうな
ものを履いたものですね。一種のファッションでしょうね。高下駄にも何
かメリットがあったのでしょうか。

男物で畳表のついたペタンコの草履がありましたよね。
学校の用務員のオジサンなんかも履いていたと思います。廊下を歩いても
音がしないのでよかったんでしょうね。

            かれい
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2004/2/15 11:09
kousei2  長老   投稿数: 250
マーチャン、みなさん こんにちは

>  琴石山さんも四国の方、google で検索しましたら、やはり四国の方が通販をしておられるようですね。

おや、そうでしたか。通販にありましたか。
通販は結構なんでもあるんですよね。いまだに、大きな蚊帳《かや》なんかも売ってます。若い人には、何が受けるか分かりませんからね。(^^;

>  私も、小学校時代は草履(なまって「ジヨーリ」)で通学していました。ただ、兵庫県には、八つ割れ草履は存在していなかったと思います。

う~ん、どうなんでしょうか?
以前に、KAMEさんもご存じだと伺いましたよ。KAMEさんは京都の方です。地理的に考えると、関西一帯には存在してたんではないでしょうかしら? 他にご存じの方はいらっしゃらないでしょうか。

              かれい
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2004/2/15 11:11
kousei2  長老   投稿数: 250
DOZE さん

> またすごく懐かしい履き物が出てきましたね。写真のような上等ではなく、もう少し雑な作りだったように覚えています。

> そのような道をあの草履を履いて職人のような方が歩いていたような記憶があります。私は当時朴歯の高下駄を履いていました。家は商家でしたが、家ではあれは使ったのを見たことがありませんでした。歩くとき一寸変わった音がしていたような気もしますが定かではありません。

 貴重な情報をありがとうございました。

 あれっ。大阪・船場にも存在したのですね。

 でも、すごい知恵だと思います。
 スリッパを履いたままで廊下の雑巾《ぞうきん》がけをやるのは、スリッパにとっても、履いている人にとっても負担なのです。
 底が自由に曲がる履物ーーーというのはグッドアイディアですね。

           マーチャン
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2004/2/15 11:11
kousei2  長老   投稿数: 250
マーチャン こんばんは

>  でも、すごい知恵だと思います。
>  スリッパを履いたままで廊下の雑巾がけをやるのは、スリッパにとっても、履いている人にとっても負担なのです。
>  底が自由に曲がる履物ーーーというのはグッドアイディアですね。

いえ、マーチャン、八つ割れ草履で廊下の雑巾がけは無理ですよぉ。(^^;
曲がるといっても、割竹がしなる程度ですから、ゴムのように自由に曲がるわけではありませんし、下駄の変形ですから、廊下を歩くものではありません。そんなことをすれば喧《やかま》しいですし、廊下もいたみます。(~_^;

どなたか体験者が出てきて下さるといいのですけど、、、。

                 かれい
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - | 投稿日時 2004/2/15 11:12
kousei2  長老   投稿数: 250
かれいさん

> いえ、マーチャン、八つ割れ草履で廊下の雑巾がけは無理ですよぉ。(^^;
> 曲がるといっても、割竹がしなる程度ですから、ゴムのように自由に曲がるわけではありませんし、下駄の変形ですから、廊下を歩くものではありません。そんなことをすれば喧しいですし、廊下もいたみます。(~_^;
>
> どなたか体験者が出てきて下さるといいのですけど、、、。

 ああ、そうなんですね。
 もつと、ゴツイものなのですね。
 やはり、写真だけではなかなか想像できないです。

           マーチャン
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - | 投稿日時 2004/2/15 11:16
kousei2  長老   投稿数: 250
かれいさん、今日は
道に迷ってたどりつくのが遅れました。
> 以前に、KAMEさんもご存じだと伺いましたよ。KAMEさんは京都の方です。地理的に考えると、関西一帯には存在してたんではないでしょうかしら? 

画像の方にコメントしましたが、私は履いたことはないのですが 、大阪の工場で履いてる人が居りました。
工場長が工場で案内するときに履いていました。
履き心地が良かったのでしょう。

         KAME(亀井)
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2004/2/15 11:16
kousei2  長老   投稿数: 250
KAMEさん、こんにちは

> 道に迷ってたどりつくのが遅れました。

おお、そうでしたか! 場所がちょっと入り組んでいますからねぇ。
コメントをありがとうございます。

> 画像の方にコメントしましたが、私は履いたことはないのですが 、大阪の工場で履いてる人が居りました。
> 工場長が工場で案内するときに履いていました。
> 履き心地が良かったのでしょう。

大阪で、そしてご自身ではなく、工場で履かれていたのをご覧になったということですね。このあたりはDOZEさんのお話と似てますね。

今はどうなのかわかりませんが、以前は事務職《じむしょく》の男性でも、疲れるからか足が蒸《む》れるからか、社内ではつっかけ下駄のようなサンダルに履き替えていました。日本の家は脱《ぬ》いで上がりますものね。

        かれい
  条件検索へ