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Re: 焼夷弾(しょういだん)

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小机

通常 Re: 焼夷弾(しょういだん)

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4
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2006/5/4 21:21
小机  新米   投稿数: 4
 モロトフのパン篭《かご》式のは半インチくらいの暗緑色のチューブで組み立てたラックに揮発油ジェル(ゴム糊状)が入った六角形スチール管が多数纏め《まとめ》られていて、高い空中でラックが壊れ、その六角の焼夷弾をばら撒く《まく》タイプ、爆発ボルト方式でラックを壊すのか、高い空中でパ、パ、パッと閃光《せんこう》が光ってました。そして夥《おびただ》しい数の光の点がまるで星座が静かに下りて来るように、ゆっくりと降ってきました。あの星座のような光の点は何だったのか、あれ以来ずっと考えているのですが、いまもって疑問です。

 もう一つの型は直径10インチか12インチくらいの円筒形で尾部に羽根のある、つまり普通の爆弾の形をしていました。松山の郊外4~5キロの農村でしたが、何かの間違いだったのでしょうか、六角のも円筒形のも少し降ってきました。畑や田んぼの軟らかい土ですから、ズボズボと突き刺さって不発になるか、河原で勝手に燃えてしまったのですが、同級生の一人はよほど運が悪かったのか家に直撃、焼けてしまいました。でも誰も怪我も火傷もしなかったのですから、幸運だったのでしょう。
 もう一発、近所の家に落ちましたが、地上に落ちる直前に軒瓦で横腹を打ったらしく、横向きに地面を直撃、ドテン。弾殻がひしゃげ、中身はゴム糊みたいなガソリンのゼリーですから、内圧が上がって尖端《せんたん》に捻《ね》じ込んであった信管が抜けて不発。ドジな爆撃照準手が落とした焼夷弾もドジ。結局風呂の燃料に使われてしまいました。

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