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Re: 戦死公報 (伸)

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大村

通常 Re: 戦死公報 (伸)

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2006/7/5 23:34
大村  新米   投稿数: 4
あんみつ姫様
 戦地からのも、戦地宛てのも軍事郵便と呼びますが、戦地宛てのは持ち帰らないと残らないので、あまり残っておりません。ただ米軍は日本軍調査のために手帳や手紙を戦死者などから押収《おうしゅう》したので、そういったものは割に残っています。
 戦死された方から届いた軍事郵便は、伸様のように形見としてご遺族が保管されている場合が多いですが、時代が過ぎたり、ご遺族の方が亡くなられたりすると、処分されてしまうケースが多いようです。
 こうした軍事郵便は古道具などと一緒に古物商《こぶつしょう》を通じて市場に流れます。我々はそれらを収集していますが、ご遺族の方から寄贈していただく場合もあります。国が預かるようなことはありません。

伸様
 多少はお役に立てたようで嬉しく思います。現代人はあまり知らないと思いますが、戦後、日本人が神のようにあがめたマッカーサーが、「アイシャルリターン」の合い言葉の下、戦争に勝つことよりも、第2の故郷であるフィリピンの奪回《だっかい》に執念《しゅうねん》を燃やし、自分のメンツのためにあらゆる島を掃討《そうとう=うちほろぼすこと》、実に50万人の日本兵を死に追いやった事実を忘れたくはないものです。
 

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