若ものに読んでほしい「この一冊」 

(期間:2010.4.1 - 2010.5.31)

若い方々へ
 4月、船出のシーズンです。進学、入社―――など様々な船出があります。しかし、乗りだす海は、逆風で波も荒いと思います。なかには、乗船する船が見つからず、やむなく港で待機しておられる方もあると思います。
 そんなとき、一冊の本が勇気を与えてくれるかもしれません。

シニアのみなさまへ
 子どもの時、若い時に読んだ一冊の本が、その後の人生に大きな影響を与えた・・・そんな一冊をぜひご紹介ください。ジャンルは問いません。漫画本などでも結構です。


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  • [No.85] Re: 艶笑譚のたぐい 投稿者:   投稿日:2010/05/05(Wed) 17:24
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      桐子先輩&みなさま、

    > > 私はバルザックのを持ってました。(^▽^)
    >
    > 縁がなくバルザックの艶笑譚ものは未だですが、
    > ご紹介いただいたからには、図書館に通います。

     早熟の桐子さんにも、未見の書というのがある紋なのですね。(@_@;)

    > こちらの街の図書館にあるかなぁ。
    > > 桐子さんやはり早熟??
    > おほほ。(*^。^*)~~~~

     艶笑(古典)落語に感心していたら、なんと艶笑俳句ってのもあるんですってね。(@_@;)きょう、生まれて初めてネットサーフィンで知りました。(-_-;)←おくての爺。

        逢う夜や 肌の火照りや 走り梅雨    波舟


    [No.84] Re: 艶笑譚のたぐい 投稿者:   投稿日:2010/05/05(Wed) 11:16
    [関連記事URL:http://homepage3.nifty.com/kiriko/

    まやさん、こんにちは。

    > >  ザックスさんのは、写真が小さいのでよく分かりませんが、訳は小西茂也?それからこれって、一冊紋ですか。

    ここの御大の魅力に引き寄せられて、「一冊紋ですか」など、
    《紋》流行ですね。(ξ^∇^ξ)

    > ホイールを向こう向きに押すと、画面は大きくなります。お試しください。
     〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

    此処のところが園児にはわかりません。(^.^;;

                            桐子


    [No.83] Re: 艶笑譚のたぐい 投稿者:   投稿日:2010/05/05(Wed) 11:09
    [関連記事URL:http://homepage3.nifty.com/kiriko/

    ザッ,くすっ・・・さん、みなさん、こんにちは。

    > 私はバルザックのを持ってました。(^▽^)

    縁がなくバルザックの艶笑譚ものは未だですが、
    ご紹介いただいたからには、図書館に通います。

    こちらの街の図書館にあるかなぁ。

    > 桐子さんやはり早熟??

    おほほ。(*^。^*)~~~~

                  桐子


    [No.82] Re: 艶笑譚のたぐい 投稿者:   投稿日:2010/05/05(Wed) 10:28
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      ザックスさん、桐子さん、みなさま、(^_-)-☆

    「風流滑稽譚」の原語はconte drolatiqueだそうで、このdrolatique自体には、こっけいと云う意味はあっても、あっしらが『風流』で想像するような意味はあまりないようですね。ラルースなどでも、その意味をただamusant,cocasseなどとしているようですね。

     ただフランスなどでは、むかしからcocuというのが笑いの種でそのためか、『帝国』ホテルは、蔭で tu es cocu hotelなどとからかわれ、それで外国向けには『帝国』ホテルをやめて、Imperial Hotelに直したとか。(-_-;)

     思えば、バルザックと云う作家も女を愛するというより、女に可愛がられた方ではないでしょうかね。大分遍歴はしているようですが、相手はみんな、自分より年上なんですってね。

     こういう有名作家にこんな作品がとは思うけれど、ケッコウ他の人でもこの手の作品は書いているんですね。

     ジョルジュ・サンドとの恋で名高いアルフレッド・ミュッセにも「ガミアニ伯爵夫人」があり、日本の大家でも、筆名を変えて書いた、この手の小説がいくつかあるようですね。

     いつか、某古書店に立ち寄ったとき、あっしを驚かせたのは、今をときめく名訳者として知られる、いかにもマジメそうなある方の若い頃の作品に、こうしたものを見つけたことでした。

     やはり世の中には、つねに一定の需要があるからこそ、出版社もそうした本を出し、書き手も趣向を凝らしていろいろに書くのでしょうかね。(^_-)-☆


    [No.81] Re: 艶笑譚のたぐい 投稿者:まや  投稿日:2010/05/05(Wed) 10:14
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    コンニチハ!
     横からちょっと失礼します。


    >  ザックスさんのは、写真が小さいのでよく分かりませんが、訳は小西茂也?それからこれって、一冊紋ですか。
    >

     写真が小さいときなど、画面にポインターを当てて、Ctrキーを押さえてたまま、
    ホイールを向こう向きに押すと、画面は大きくなります。お試しください。

    まや 〜所沢〜


    [No.80] Re: 艶笑譚のたぐい 投稿者:   投稿日:2010/05/04(Tue) 23:07
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      いよいよ「その道の権威」ザックスさんのお出ましでっか。(^_-)-☆願ってもない助太刀、か、か、かっ、かたじけのう御座る。

    > 悶次郎さん   桐子さん、みなさん、(^_-)-☆
    > 私はバルザックのを持ってました。(^▽^)

     この手の本は古書店などでよく見かけるけれど、ケッコウ値が張るので、敬して遠ざけておりやす。いつも、パラパラッと見るだけ。(-_-;)

     ザックスさんのは、写真が小さいのでよく分かりませんが、訳は小西茂也?それからこれって、一冊紋ですか。

    > 桐子さんやはり早熟??

     う〜ん、その文面からすると、ご幼少のみぎり、かなりの良師に就かれたようで御座る。(@_@;)


    [No.79] Webster’s Unafraid Dictionary 投稿者:   投稿日:2010/05/04(Tue) 22:52
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     どういうわけか、みんな出し惜しみをするので、書き手が勢い同じようなメンバーになってしまうのはとても残念だ。(-_-;)

     今までは縦文字ばかりがつづいたので、きょうは柄になく、横文字でいく。たとえば、こんなんどうでっしゃろ。(^_-)-☆

     書名のWebster’s Unafraid Dictionary.さいしょのweb+sterからして当世風ではありませんか、のう、皆の衆。

     ちょっと覗いてみよう。あっしらjapaneseやさかいjから始めましょう。さてjanuaryはどうなっているかな。The beginning of a disappointment、ち、ちげえねえや、あっしのばやいは特に当たってる。(-_-;)

     woodpeckerはどうだろう。A knockingbirdふ〜ん、たぶんmockingbirdのもじりやろうけど、なかなかウマいことでけとる。じゃあ、marriageは?Mutual misunderstanding.おっと、そう来なすったか、まだまだあるぞ、ふ〜ん、どんなんが?The worst punishment.おいおい、そんなこと云ってあと、大丈夫か。

     ヤバイ、ヤバイ。ほな、次いきまひょ。Like a violin.After the beautiful music is over,the strings are still attached.おいおい、これも何かヤバソーやで。

     とにかく、何も考えず出たとこ勝負。みなさんのお好きなところをいきなり開けば、面白い表現がこれでもかこれでもかと幾らでも飛び出してくる魔法の手箱のような紋。こちらのあなたも、そちらのあなたも、机上にぜひ一冊お備えくだされ。(^_-)-☆

     発行は、Collier Macmillan Publishersで著者はLeonard Louis Levinson.シャツの寸法じゃないけれど、略したら、LLL,3Lになりまんがな。相当大柄のお人やな、まだ一度も会うたことはないけれど…。(^_-)-☆  ほなまた。


    [No.78] Re: 艶笑譚のたぐい 投稿者:   投稿日:2010/05/04(Tue) 21:13
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    画像サイズ: 300×300 (16kB)
    悶次郎さん   桐子さん、みなさん、(^_-)-☆

    私はバルザックのを持ってました。(^▽^)

    桐子さんやはり早熟??


    [No.77] Re: どうか『米原万里』を読んでください! 投稿者:   投稿日:2010/05/04(Tue) 11:32
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     地元の図書館にリクエストしておいた万里の「発明マニア」を読んでみました。世間知らずのあっしは大体万里にこんな著書があったことさえマッタク知りませんでした。おそらく「週刊毎日」の読者だったら読んでいたのでしょうが、週刊誌を読む習慣のないあっしは、万里にこんな面白い作物があること、万里が世界に比類なき発明王であったことなどを知り、大変おどろきました。

     本についてはまずその厚さに驚きます。なんと400ページ以上もあります。彼女の本は文庫になったのしか読んでないせいか余計おおきく感じられます。一つには、文中に新井八代、つまり万里のイラストがふんだんに入っているせいもあるでしょう。(たいへん上手で、たとえばビン・ラディンなどそっくりです)

     スゴイのは目次で見ると、これが万里の亡くなる2006年5月までつづいていることです。連載が始まった2003年にはたったの7編でしたが、よく04年には49編も書いており、その翌年の05年にも48篇と前年のペースを維持。さらに亡くなる06年にも、15編を書き残しています。総計119編にもなります。

     内容も読者の期待を裏切らない、万里らしい、サービス精神に徹したものです。たとえば「男女参画的便器」、「バイアグラも顔色を失う無敵の性欲増進法」「避妊具の、本来の用途とは異なる使い方」などのタイトルをみれば十分でしょう。

     ただ56歳という若さでこの世を去った彼女の人生を思うと、「寿命倍増プログラム」「「人類の悲願不老長寿で一儲け」「天国行きの片道切符」などのタイトルが痛々しい。

     傑作なのは49ページにある、Presidents of the United States of Americ(National Museum of American History)で、42代はクリントン、43代はブッシュの写真はいいとして、45代のところにはちゃっかり万里自身の写真が並び、45th President Chou Mei Lai(2013〜2021)★というキャプションが入っている。

     44代は毛沢東にそっくり、そこで写真を見ていたイラストの友人が「44代大統領って、毛沢東に似てませんこと?」とたずねると、それを受けた万里らしいイラストの女が「あら、ご存じないの。ブッシュ以後はしばらく中国系の大統領が続いたのよ。」と答える。それで、45番目に万里が出てきた理由も頷ける仕掛けになっているようだ。

     あの世が現住所になってしまった万里に「あの世の人捜しを請け負う探偵会社」という奇抜な『発明』がある。全文は紹介できないが、213ページのイラストが面白い。

     万里らしい人物に係員が、ここに会いたい方の写真を貼り、俗名、戒名、没年、享年などを記入してください、などいう。手続きがおわり3日たつと、くだんの係員は、当社のPCで調べたところ、母上は天国に、父上は地獄へお出でと判明しました。あなたはどちらへ?両方だと、料金は倍になりますなどたわけた事を云い出し、聞いている万里は思わず口あんぐり。

     ということは、この会社に連絡さえつけば、万里ファンが万里に会うことだって夢ではないかも。(^_-)-☆ 

    ★もし、任期が2013年から2021年とすると、2006年に死去した万里は、あの世での就任になる。また近未来の2013年になれば、影の大統領としてアメリカや、世界を実際に動かしてくれるかもしれない。日本についても、好影響があり、再び三度『日はまた昇る』ように、なるかも知れない。(^_-)-☆


    [No.76] Re: 艶笑譚のたぐい 投稿者:   投稿日:2010/05/03(Mon) 09:53
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      桐子さん、みなさん、(^_-)-☆

    > 朝っぱらから何ですが・・・。(*^。^*)~~~~

     そうでんな。こうした話題は、もう少し暗うなってからの方がよろしおすな。 (^_-)-☆

    > 若者に、この手の「本格もの」を紹介するのは
    > イイ事です。

     ふんふん、なるほど。さいでっか。

    > >  でも満更知らないわけではない。←ショウジキ紋には福がある。(^_-)-☆
    > あらっ、白状なさいましたね。(((((((((((^θ^;
    >
    > > 田辺聖子どんの「古川柳おちぼひろい」があるし
    > これは、DOZEさんから頂戴した愛読書の1冊です。>  

     ほほう、DOZEさんもジャンルをこえて、様々な読書をされた紋ですな。(@_@;)

    > >  一に勉強、ニに勉強、三、四がなくって、五が勉強ってわけでやすな。大人になったのはエライ、一生かかってもあっしのように、大人になれないヤツもいる。(-_-;)
    > あの頃想像していたのとは違って、イロイロ面倒な事も
    > 降りかかってきますから、紋次郎さんもご用心。

     火難(一回)、水難(何度も)は何度か。でも、ご心配頂いているらしい『女難』だけは、どういうわけか、あっしを避けていくようで…。

     このたびは、いろいろと貴重なご意見をたくさんに頂戴し、生まれつき世間の事情に疎い紋次郎め、ただただ感涙に息をつまらせて、はい、おりやす。ウルウルウル。


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