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Re: 一斗枡

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かれい

通常 Re: 一斗枡

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3
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2004/6/9 10:38
かれい  一人前   投稿数: 137
Pan さん

引用:
  一升枡でも同じですが、枡で計る時のコツがあるのですよ。  軽く山盛りに入れてから、リレーのバトンのような木製の丸棒で枡の上面を撫でて余分を掻き落とすのですが、上手下手で若干の増減ができます。 これは企業秘密です。(^^;

企業秘密をお米やさんで探ってきました。

終戦後の物のない時代、ヤミ屋が横行して高い値段で売っていたんですね。とにかく、食べる為には、できることは何でもしなくてはいけなかった時代ですね。ヤミのものは一切食べないと、餓死《がし》した法学者があったという話は有名ですね。

まぁ、そんな時代でしたから、量をごまかすなんて日常のことだったでしょうね。

さて、お米の計量の話です。
オジサンは米やさんですから、お米の調達を頼まれたら、闇市《やみいち 注》へ買出しに行ったそうです。一斗買ってきて帰って計ると必ず2,3合足りないんですって。

お米をさっと移すとお米が立つので、ゆっくり入れるのと量が違う。そして棒で掻くときには、手前が凹むように、つまり、向こう側にたくさん盛って、さっと掻き出したんでしょうね。

でも、それが分かっていても、文句の言える時代ではなかったと云ってました。(^○^)

Pan さんもヤミ屋をやっていたとは知らなかった! いや、冗談、冗談。

                    かれい

注 闇市=闇取り引きの品物を売る店の集まっているところ、当時は米は統制品でしたから。

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