一斗枡
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投稿日時 2004/6/7 16:33
Pan
居住地: 大阪府
投稿数: 59
みなさん、こんにちは。 「もっと」の声に急かされて持ってきました。
かれい さん お世話係の『道具』会議室の時、一度ライブラリにアップした物です。
米を量る《はかる》一斗枡です。普通の家庭で米を量るのに一斗枡は使いませんが、農家
で俵に玄米を詰める時これで計ったことを覚えています。 一俵は4斗です。
当時は重量ではなく容積で計量したようですね。
補強に巻いてある金属帯は銅板のようです。検定の焼き印も見えますが、何時の時期の物かは判りません。
メーカーは大垣《おおがき=岐阜県》にあるらしいですね。
かれい
投稿数: 137
Pan さん こんばんは
これは珍しいものです。一斗といえば10升ですよね。(^^;
両手がついてますが、これは、例えばPanさん一人で持ち上げられるものですか。枡《ます》だけでも重そうですけど。
醤油の一斗樽《いっとだる》は覚えていますが、こういう枡は他で見たことありません。
そうそう、確か斜めになった枡も話題になってましたね。
モノがなければ図解《ずかい》でも結構ですので、よろしく!(^o^)
かれい
これは珍しいものです。一斗といえば10升ですよね。(^^;
両手がついてますが、これは、例えばPanさん一人で持ち上げられるものですか。枡《ます》だけでも重そうですけど。
醤油の一斗樽《いっとだる》は覚えていますが、こういう枡は他で見たことありません。
そうそう、確か斜めになった枡も話題になってましたね。
モノがなければ図解《ずかい》でも結構ですので、よろしく!(^o^)
かれい
Pan
居住地: 大阪府
投稿数: 59
かれいさん、こんにちは。
引用: 米1斗は15kgですから、立てた米俵に枡を持って移す事は、大人でもやっとだったでしょうね。 こぼれないようにブリキ製の大きな
漏斗《じょうご》もつかったような気がします。
私の役割はその前段階の籾摺り《もみすり》や、唐箕《とうみ=農機具》で籾殻《もみがら》と玄米を吹き分けたり、この枡に米を入れる手伝いだったでしょうね。二人でやった
かも知れません。
当時の中学生は、20kgのセメント袋を背中に背負って貨車からトラックへ積み替える仕事もしましたから。
一升枡でも同じですが、枡で計る時のコツがあるのですよ。 軽く山盛りに入れてから、リレーのバトンのような木製の丸棒で枡の
上面を撫《な》でて余分を掻《か》き落とすのですが、上手下手で若干の増減ができます。 これは企業秘密です。(^^;
引用: 田舎では醤油は1斗樽で買っていました。 井戸端へ大きな陶器の醤油注しを持っていって、樽の下の方のコックを緩めて、トック トックと移しました。
引用: この説明は難しいですね。 多分1升枡だけではなかったかと思いますが、正方形の枡の上面に対角線に細い桟が入ったのがあり
ましたね。 実物は見たことが無いのです。
お店の手書き看板に『ふのり あります』なんて書く時、「ます」がその絵になっているのです。今でも見ることがありますよ。(^-^)
テキスト文の記号での図解は難しいし、罫線《けいせん》は使えないでしょう。 私の描いた看板《かんばん》の写真では伝承館の反則になるでしょうから、
どこかで見付けた時撮してくることにします。
引用:
これは珍しいものです。一斗といえば10升ですよね。(^^;
両手がついてますが、これは、例えばPanさん一人で持ち上げられるものですか。枡だけでも重そうですけど。
漏斗《じょうご》もつかったような気がします。
私の役割はその前段階の籾摺り《もみすり》や、唐箕《とうみ=農機具》で籾殻《もみがら》と玄米を吹き分けたり、この枡に米を入れる手伝いだったでしょうね。二人でやった
かも知れません。
当時の中学生は、20kgのセメント袋を背中に背負って貨車からトラックへ積み替える仕事もしましたから。
一升枡でも同じですが、枡で計る時のコツがあるのですよ。 軽く山盛りに入れてから、リレーのバトンのような木製の丸棒で枡の
上面を撫《な》でて余分を掻《か》き落とすのですが、上手下手で若干の増減ができます。 これは企業秘密です。(^^;
引用:
醤油の一斗樽は覚えていますが、こういう枡は他で見たことありません。
引用:
そうそう、確か斜めになった枡も話題になってましたね。
モノがなければ図解でも結構ですので、よろしく!(^o^)
ましたね。 実物は見たことが無いのです。
お店の手書き看板に『ふのり あります』なんて書く時、「ます」がその絵になっているのです。今でも見ることがありますよ。(^-^)
テキスト文の記号での図解は難しいし、罫線《けいせん》は使えないでしょう。 私の描いた看板《かんばん》の写真では伝承館の反則になるでしょうから、
どこかで見付けた時撮してくることにします。
あんみつ姫
居住地: メロウ倶楽部
投稿数: 485
Panさん こんにちは!
引用:
漏斗(じょうご)って、今の子供たちは知らないでしょうね。
我が家には今もありますけど、この間テレビで説明された
手作りの化粧水を娘が作って、ビンに移す時に、「あの水
モノを移す黄色いヤツ」って言ったのには驚きました(--#)
我が家のはアルマイトでできた漏斗で、確かに黄色なんです
が、私も「漏斗」って教えてなかったんだと思い知らされ
ました。
引用:
子供の頃(昭和20年代)には、どこの家庭にも一升枡や一合枡
がありましたよね? 若しかしたら五合枡だったかな?
あれはセットで売られていたのでしょうか?
お米を計る時に、家でもスリコギで余分を掻き落とした気が
します( ‥) ン?
引用:
そうそう、子供の頃、そんな看板をアチコチで見たものです。
今でもあるんですか?懐かしいですね
引用:
ブリキ製の大きな漏斗もつかったような気がします。
漏斗(じょうご)って、今の子供たちは知らないでしょうね。
我が家には今もありますけど、この間テレビで説明された
手作りの化粧水を娘が作って、ビンに移す時に、「あの水
モノを移す黄色いヤツ」って言ったのには驚きました(--#)
我が家のはアルマイトでできた漏斗で、確かに黄色なんです
が、私も「漏斗」って教えてなかったんだと思い知らされ
ました。
引用:
一升枡でも同じですが、枡で計る時のコツがあるのですよ。 軽く山盛りに入れてから、リレーのバトンのような木製の丸棒で枡の上面を撫でて余分を掻き落とすのですが、上手下手で若干の増減ができます。 これは企業秘密です。(^^;
子供の頃(昭和20年代)には、どこの家庭にも一升枡や一合枡
がありましたよね? 若しかしたら五合枡だったかな?
あれはセットで売られていたのでしょうか?
お米を計る時に、家でもスリコギで余分を掻き落とした気が
します( ‥) ン?
引用:
お店の手書き看板に『ふのり あります』なんて書く時、「ます」がその絵になっているのです。
そうそう、子供の頃、そんな看板をアチコチで見たものです。
今でもあるんですか?懐かしいですね
--
あんみつ姫
マーチャン
居住地: 宇宙
投稿数: 358
Panさん
こんばんは。
こういう一斗枡は、はじめてです。
引用:
そういえば、そうですね。
現在は、買うときは、2キロ入りの袋というように重さで買います。でも我が家では、ご飯を炊くときは「カップ一杯」などと容積で計っています。
容積ですと、水分の多い新米の時期と、端境期《はざかいき 注》では分量が違ってきます。
(深刻な米不足の時代に育った人間はこういうところが細かいのです)
注 古米に変わって新米が市場に出回ろうとする時期。広義にはさまざまな移行期をも言う
こんばんは。
こういう一斗枡は、はじめてです。
引用:
当時は重量ではなく容積で計量したようですね。
そういえば、そうですね。
現在は、買うときは、2キロ入りの袋というように重さで買います。でも我が家では、ご飯を炊くときは「カップ一杯」などと容積で計っています。
容積ですと、水分の多い新米の時期と、端境期《はざかいき 注》では分量が違ってきます。
(深刻な米不足の時代に育った人間はこういうところが細かいのです)
注 古米に変わって新米が市場に出回ろうとする時期。広義にはさまざまな移行期をも言う
かれい
投稿数: 137
Pan さん
引用:
企業秘密をお米やさんで探ってきました。
終戦後の物のない時代、ヤミ屋が横行して高い値段で売っていたんですね。とにかく、食べる為には、できることは何でもしなくてはいけなかった時代ですね。ヤミのものは一切食べないと、餓死《がし》した法学者があったという話は有名ですね。
まぁ、そんな時代でしたから、量をごまかすなんて日常のことだったでしょうね。
さて、お米の計量の話です。
オジサンは米やさんですから、お米の調達を頼まれたら、闇市《やみいち 注》へ買出しに行ったそうです。一斗買ってきて帰って計ると必ず2,3合足りないんですって。
お米をさっと移すとお米が立つので、ゆっくり入れるのと量が違う。そして棒で掻くときには、手前が凹むように、つまり、向こう側にたくさん盛って、さっと掻き出したんでしょうね。
でも、それが分かっていても、文句の言える時代ではなかったと云ってました。(^○^)
Pan さんもヤミ屋をやっていたとは知らなかった! いや、冗談、冗談。
かれい
注 闇市=闇取り引きの品物を売る店の集まっているところ、当時は米は統制品でしたから。
引用:
一升枡でも同じですが、枡で計る時のコツがあるのですよ。 軽く山盛りに入れてから、リレーのバトンのような木製の丸棒で枡の上面を撫でて余分を掻き落とすのですが、上手下手で若干の増減ができます。 これは企業秘密です。(^^;
企業秘密をお米やさんで探ってきました。
終戦後の物のない時代、ヤミ屋が横行して高い値段で売っていたんですね。とにかく、食べる為には、できることは何でもしなくてはいけなかった時代ですね。ヤミのものは一切食べないと、餓死《がし》した法学者があったという話は有名ですね。
まぁ、そんな時代でしたから、量をごまかすなんて日常のことだったでしょうね。
さて、お米の計量の話です。
オジサンは米やさんですから、お米の調達を頼まれたら、闇市《やみいち 注》へ買出しに行ったそうです。一斗買ってきて帰って計ると必ず2,3合足りないんですって。
お米をさっと移すとお米が立つので、ゆっくり入れるのと量が違う。そして棒で掻くときには、手前が凹むように、つまり、向こう側にたくさん盛って、さっと掻き出したんでしょうね。
でも、それが分かっていても、文句の言える時代ではなかったと云ってました。(^○^)
Pan さんもヤミ屋をやっていたとは知らなかった! いや、冗談、冗談。
かれい
注 闇市=闇取り引きの品物を売る店の集まっているところ、当時は米は統制品でしたから。
Pan
居住地: 大阪府
投稿数: 59
引用: 料理の番組でも単位として「カップ」をよく使いますね。どうやら1合(180ml)のようです。
引用: 米に含まれる水分が多いせいか、水を少ない目にしないと柔らかくなりすぎますね。
新米の方が古米よりも値段が安かったそうです。
ここでも「新米」は安いです。(笑)
現在は、買うときは、2キロ入りの袋というように重さで買います。でも我が家では、ご飯を炊くときは「カップ一杯」などと容積で計っています。
引用:
容積ですと、水分の多い新米の時期と、端境期では分量が違ってきます。
(深刻な米不足の時代に育った人間はこういうところが細かいのです)
新米の方が古米よりも値段が安かったそうです。
ここでも「新米」は安いです。(笑)
Pan
居住地: 大阪府
投稿数: 59
あんみつ姫さん、こんにちは。
引用: 今でも必要な筈だと考えたのですが、久しく使っていませんね。 アルミ製で下の出口にちょっと皺《しわ》が寄せてありましたね。
引用: さすがに1斗枡を日常使う家庭は無かったでしょうが五合枡もありましたね。
新婚所帯ならセットでも良いでしょうが、単体販売が普通ではなかったでしょうか?
引用: スリコギは代用品ですね。 正式には太さまで決まっていたと思います。
引用: 見付けたら撮してきます。
引用:
我が家のはアルマイトでできた漏斗で、確かに黄色なんです
が、私も「漏斗」って教えてなかったんだと思い知らされ
ました。
引用:
子供の頃(昭和20年代)には、どこの家庭にも一升枡や一合枡
がありましたよね? 若しかしたら五合枡だったかな?
あれはセットで売られていたのでしょうか?
新婚所帯ならセットでも良いでしょうが、単体販売が普通ではなかったでしょうか?
引用:
お米を計る時に、家でもスリコギで余分を掻き落とした気が
します( ‥) ン?
引用:
引用:そうそう、子供の頃、そんな看板をアチコチで見たものです。お店の手書き看板に『ふのり あります』なんて書く時、「ます」がその絵になっているのです。
今でもあるんですか?懐かしいですね
Pan
居住地: 大阪府
投稿数: 59
かれいさん、こんにちは。
引用: 前半は本当ですが、後半のような悪いことはしませんでしたよ。
小さな枡で何回にも分けて計るほど足りなくなるのは本当です。
また、枡を揺すると隙間《すきま》が詰まってたくさん入りますね。
これは戦前戦後の話ではなく、枡が出来た時からの腕前比べだったようです。
引用:
さて、お米の計量の話です。
オジサンは米やさんですから、お米の調達を頼まれたら、闇市へ買出しに行ったそうです。一斗買ってきて帰って計ると必ず2,3合足りないんですって。
お米をさっと移すとお米が立つので、ゆっくり入れるのと量が違う。そして棒で掻くときには、手前が凹むように、つまり、向こう側にたくさん盛って、さっと掻き出したんでしょうね。
小さな枡で何回にも分けて計るほど足りなくなるのは本当です。
また、枡を揺すると隙間《すきま》が詰まってたくさん入りますね。
これは戦前戦後の話ではなく、枡が出来た時からの腕前比べだったようです。