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広島・長崎の被爆者の声(3) (9枚目のCDの1から10まで)

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kousei

通常 広島・長崎の被爆者の声(3) (9枚目のCDの1から10まで)

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2006/7/14 11:37
kousei  管理人   投稿数: 2
 
その1 音声を聞く

 この時期から始まった戦後と呼ばれる年月は、被爆者特に直接被爆者、中でも近距離の直接被爆者が放射能の後遺症状によって時間をかけ緩慢に殺されていった歳月、健康、家庭、生活のすべてを破壊された被爆者が政治、行政の無関心と人々の偏見と差別のもとで苦しんで生きた歳月です。
 しかし被爆者は生き抜き健康、家庭、生活を再建する道を通じて、さまざまな社会活動に参加する道を通じて自分たちが人間の歴史の中で、他の人々が果たすことの出来ない役割を担った存在であることに気が付き、自らを単なる原子爆弾被害者から原子爆弾否定者へ変えていったダイナミックな歳月です。

 これらの年月を語ったお話の録音は「被爆を語る」のタイトルで全国940箇所あまりの平和資料館、国公私立図書館、大学、高校図書館などへ寄贈してあります。
 併せてお聞き取りくださることをお願いいたします。
 この作品では最後にお話を伺った時、被爆者が明かした胸の内、広島の言葉、長崎の言葉を聞いていただきます。

 
その2 音声を聞く

 何とも言えないそのー患者を診まして、気の毒な、若い人が亡くなっていくのをねー、忍びられん(忍びえない)ですなー。
 許せないって事ですな、絶対に許せんですなー。

実際を目の前に見て治療してなんする者(看取る者)にとってはね、絶対的にね人道的に許せませんね。
((原爆を)二度と許せないではないのではない、一度目を許せないということですね?)

 そうゆうことです、そうゆうことです。・・・・・・・・こりゃいけませんなー。


その3 音声を聞く

 もういや、憎い。 憎い、とにかく憎い、ん、憎いゆうことしかひと言に言えんね、ん。
 今からね、どうように(どれほど)のびていくもんやらわからんが、芽を止めてしもうて、永久に芽を止めたんじゃけ。
  
 はぐいよ(はがゆい・くやしい)、憎いよ。言う方が悪いか知らんけど非国民といわれるかも知らんけど、ほんまいやよ。
 原爆もいや、戦争もいや、何にもいや。それさえなかったら子供も主人も死にやへん。
 つまらん戦争するからじゃ言いたい。


その4 音声を聞く

 若輩の頃にですね、こうゆう悲惨な思い、本当に悲惨としか言いようがないんですよね、こうゆう体験をしたっていうこと自体が。
 だから、こうゆう事ね2度とねー我々子供の時代にね、繰り返したくない受けさせたくないという気持ちでいっぱいですね。戦争自体がですね。

 まあすでに、ベトナムやなんだかんだやってますけど、もしなんかの間違いでこれが核戦争になれば、おそらく広島、長崎の段じゃないと思うんです、現在のこの核の威力というものから推定するとですね、もっともっと悲惨なものになるんじゃないかと思うんですね。

 これはねえもう絶対にねえ禁止とか何とかの生ぬるいそんな問題じゃないですわ。
 使ったら必ずその使った人間が滅びる、もうこの、1回使えばおそらくこれ全世界の人間が死滅しますよ、地球の破壊ですね。


その5 音声を聞く

 原爆というヤツはね、その地域におるものをね、全部虐殺するわけだね。まあ非戦闘員だよね、昔の戦争だったらあのう侍だけがするわけだ。で同じ侍でもこんだ大将どうしの一騎打ちみたいなことで、勝敗を決する、決めるというようなやり方もある。

 ところがね、今の原爆のヤツはね、あー女子供赤ん坊ありとあらゆる生命、そこの地域におった生命をね、全部その焼き殺してしまうということはね、とてもそりゃあの残酷な戦争の仕方と思いますよ。うー、
 そういう兵器はね、こりゃやっぱりあのやめるのが本当じゃないか。

 うー、戦争でもね、ちゃんとあの戦時国際法とかね平時国際法、国どうしの戦争でもね、ちゃんと戦争それ自体にやっぱりひとつのルールがあるんですよ。
 今の原爆なんていうのはその戦争のルールには全然もう合わない。ね。
 その手段をもう選ばないという、これはやっぱりその人類としてね、人間としてねこれはあの許すことの出来ない武器だと私は思いますよ。


その6 音声を聞く

 原爆の恐ろしさというものをですね、ま非常に観念的に捉えてる人が多いわけですね。
 実際にあの原爆の真下にあった人はですね、これはもうこういうものが再びこの世の中に使われてはいけないということはもう骨の底から感じてるわけですね。

 え、そうゆう連中はあまりその表面だった今は運動をむしろしていない、ですけども、その、ああゆうその~方法というものはこりゃもうどうゆうふうにしも人間が使用することのできないことをしたわけですから、もう少し本当のことがわかった人の原爆禁止運動になってもらいたい。


その7 音声を聞く

 たとえ、許されたにしても原子爆弾を持っていって敵討ちしようなんていう考えは毛頭ないんですが、それほど実はその残酷なもので、これはまあどうゆう人間に対してだって、やはり人間が人間に加える加害としては、あれほどその残酷なものはないんじゃないか。
 殊にああいうもの持って脅かしあったり、あるいはああいうものの傘の中に入っておりゃ安全だといったような、そうゆうその気持ちを持つことは、お互いにこの、これを根絶するようにしなきゃならんもんだ。


その8 音声を聞く

 核積んだ船が日本へきとるじゃないですか。そりゃ事前協議があったなんのかいってうまいこと言いよるけどもな。実際にゃ、わしゃ、きとる思いますよ。
 危険なもの2度とわしらは2度とこういうことをさいしとうない物をもってきとるわけでしょ。それを反対するのは当然でしょうが。
 わしゃ社会党でも共産党でもなんでもないですよ。被爆者自体の声ですよこりゃ。

 実際に体験したもんが、こんな事はさしとうないから私はそれを反対するわけですよ。
 共産党社会党何にもありゃしません。


その9 音声を聞く

 自分の国を守らにゃならん、いうのは口当たりのええ耳当たりのええ言葉なんですけど、自分の国を守る言うてから、守れば200万も300万人もの死傷者が出ますですからね。
 このことを思うと、ああ国は守らんほうがいいです。占領したいとこへ占領さしてから、だまーって応答したほうが、かえって国民のためになるんじゃないかと。
 自衛隊のあの軍人さんなんかはそれ仕方がないでしょうけどね後方で死ぬる人ですね、赤ん坊から年寄りね、女の人、こういう(ような)人のことを考えると戦争してから自分の国を守る必要ないと思います。

 国を守る守るいうておられる人は、その死傷者のことは考えんのと思いますよね。


その10 音声を聞く

 本当にこういうむごたらしいことが2度とあっていいんだろうかと。

 国家間でいろんな亊ございましても、勿論当時の為政者は最大限に100%以上に外交折衝して平和を保ついうことは勿論やらなくてはなりませんけど、それがどうしても容れられないという場合には、躊躇なく占領されることを選びます。 
 
 戦争はいやだ。

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