[No.159]
京のおばんざい
投稿者:男爵
投稿日:2013/01/11(Fri) 11:58
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京の「おばんざい(御晩菜)」とは
「おまわり」と「おぞよ(御雑余)」を包括する言葉である。
「おまわり」
むかし、馳走を大皿に盛って会食者に取り回してもらったところからきた言葉。
季節が移りゆくさなか、旬の食材が次々と出まわってくる。京都の女性は旬のものを逃がさず取りあげて、調理に工夫をこらし、日々の食卓を豊かにしてきた。
「おぞよ(御雑余)」
「あしたからてんてこ舞いやから、おまわりをつくれへん。何か日のもつおぞよを炊いとかんならん」と母は言う。
おから、ひじき、千切り、お豆さんの炊いたん等の安上りのおかず、ときに当座しのぎのおかずが「おぞよ」である。
ということで
12月、1月、2月の
京のおばんざいを少しずつ紹介してみましょう。
参考資料
秋山 十三子 (著)
大村 しげ (著)
平山 千鶴 (著)
京のおばんざい―四季の味ごよみ
http://www.amazon.co.jp/%E4%BA%AC%E3%81%AE%E3%81%8A%E3%81%B0%E3%82%93%E3%81%96%E3%81%84%E2%80%95%E5%9B%9B%E5%AD%A3%E3%81%AE%E5%91%B3%E3%81%94%E3%82%88%E3%81%BF-%E7%A7%8B%E5%B1%B1-%E5%8D%81%E4%B8%89%E5%AD%90/dp/4838103050