冬の食卓 いま・むかし 
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[No.172] Re: 京のおばんざい 投稿者:男爵  投稿日:2013/01/12(Sat) 12:39
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12月の巻

ゆどうふ

 はじめにつけじょうゆをつける。
かつおと、こぶで濃いめのだしを取り、薄口と濃口のおしたじを加え
みりんで甘味をおぎなう。
色は濃すぎず、甘すぎず、たっぷりとおたまわり(小鉢)に入れて
煮えたとうふをつけて食べる。

 つぎに薬味。第一にさらしねぎ。寒に入って葉先は枯れても
ますます柔らかい九条ねぎ。丸のまま薄う小ぐちから切って、水によくさらしたもの。

 第二にもみじおろし。長大根のなかに種をぬいたタカノツメをはさんで
おろしがねでおろす。ピリッと辛い。ほかに火どってもんだ浅草のり、
かつおの炊いたん。七味、一味。柚みそ、ごまみそもよい。

 土しょうが、わさびをおろして、アツアツを生じょうゆで食べるのも
また、さっぱりとおいしい。

 土なべの底にだしこぶを敷き、まんなかにはだし入れ、まわりに角切りの
とうふを入れて火にかけ、ふらふらと浮いてくるのを、すくいあげて食べる。


いやはや、いろんなものを取り揃えている。
料亭で食べるみたいだ。
こんなに豊富な材料や薬味は、我が家では使いません。
素朴なゆどうふでも寒い冬はおいしい。


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