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私の敗戦体験 (路傍の小石) (6)

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通常 私の敗戦体験 (路傍の小石) (6)

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1
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2007/9/2 7:41
編集者  長老 居住地: メロウ倶楽部  投稿数: 4298
 (その6・最近思う事)

 歴史とは「戦い」の繰り返しである。
 現に今も地球上で凄惨な「殺し合い」「奪い合い」が、絶え間なく続いている。

 どの国の歴史にも必ず栄光と汚辱の両面がある。
 どんな国家、どんな民族にも「光と影」がある。
 先の大戦にも影と共に光もあった事をきちんと認めたい。

 当事国は「光」を採り「正義」を主張する。
 あえて自国の「影」のみを捕らえて自虐的になっているのは、日本だけではないだろうか。
 外国に向かって日本の非を唱える「反日的日本人」にはなりたくない。
 先の大戦にも誇るべき事実もあった事を忘れたくない。

 *歴史的に見るならば、日本ほどアジアを白人支配から離脱させる事に貢献した国はない
  ------------------------------バ-・モウ『ビルマの夜明け』
 *日本人は東北開発の恩人なり--------林彪(日経新聞江上波夫氏「私の履歴書」
 *日本民族の戦争はインドネシア民族の戦争である
  ------インドネシア独立の英雄 スカルノ初代大統領
 *ビルマ独立義勇軍が日本軍とともにビルマに進駐した事は、
  ビルマ人にとって非常に誇らしく喜ばしい出来事であった
  ------ノ-ベル平和賞受 賞者ス―・チ―
 *私は1929年から1945年までの17年間の歴史を2年7ケ月かかって調べ、 私の判決文につづった。欧米こそアジヤ侵略の張本人である。
 それなのにあなた方は、自分の子弟に「日本は犯罪を侵した」「侵略の暴挙をあえてした」と教えている。
 日本の子弟がゆがめられた罪悪感を背負って卑屈、退廃に流されるのを私は見過ごすわけにはいかない」 ---インドのパル判事(兵庫県立宝塚西高教諭・中島英迪著---爽やか通信4

 *さきの大戦が持つ大きな意味は、あの犠牲によって人々が解放され、独立が達成出来たことだ。
 日本はオランダによって投獄されていた独立の戦士たちを解放してくれた。
 日本の支援が東南アジアの人々に自信をもたらしてくれた。
 アジアの諸国は日本を手本にしてやっていこうと考えている。
 日本はアジアの教師であり、自信である。
 ところが、最近の日本の国民をみていると、なんだか自信がなさそうだ。
 日本に自信を取り戻して貰い、そしてもう一度心の豊かな国になつて貰いたい。
 -------マレ-シア・マラヤ大学副学長・フセイン・アラタス

 日本がアジヤ近隣の人々に与えた被害や罪禍には、率直な自戒と反省が必要なのはいうまでもない。
 しかし歴史のバランス感覚からすれば、あの戦争は、結果として東南アジヤに対する数世紀にわたる欧 米の抑圧や植民地支配をうちくだき、独立と解放をうながす一面を持った。

 歴史を見る平衡感覚とは、その影と共に光の部分についても、正しく認識する事ではないだろうか。
 日本の過去をあしざまにののしるだけでなく、父祖のあやまちに対する苦さ、その苦さと悲しみとを通して、日本と言う国と民族へのいとおしみを、自国への愛や誇りを忘れたくないと思う。

 少なくとも私は、自国に誇りを持ち自国を愛する国民でありたいと願っています。

 けれども「謝罪決議」「不戦決議」と血眼になっている最近の風潮は、こんな私の願いを根底から覆されるるようで、本当に悲しい。

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