画像サイズ: 640×551 (86kB) | 特急ばかりが走っている予讃線
さて、お次はJR予讃線です。まず「みどりの窓口」に切符を買いに行きました。 「伊予大洲まで行きたいのですが、内子で途中下車できますか」と聞きますと「それならば一日通用する区間特急券を作ってあげましょう。これでしたら、この区間で何度でも乗り降りできます」とのことでした。運賃・乗車券こみで 2790円。(もちろん、この切符で普通列車にも乗れます) 買ってから考えました。そもそも特急なんて一日何往復あるのかしら。普通列車でいいんじゃない? 伊予大洲なんて、松山駅から50キロくらいの距離だし、と。 ところが、時刻表をみて、またびっくり。だいたいこの区間は、30分に一本程度しか走っていないのですが、そのうち半分は、特急なのです。特急の大安売りです。 そうこうしているうちに、特急列車がやってきました。 はい。JR四国の、8000系特急電車はすべて「アンパンマン列車」のであります。 故やなせたかし氏の地元の、土讃線にも、当然アンパンマン列車が、瀬戸大橋には「アンパンマントロッコ号」が、高松〜徳島〜阿波池田間には「ゆうゆうあんぱんまんカー」が走っています。 四国じゅう、アンパンマンが溢れております。 なんていいましても楽しいです。天井にも描かれています。気持ちがはずみます。洗面台も美しいのであります。 松山を過ぎてしばらくすると、列車は山の中に入っていきます。徳島県は、山が多いとは思っていましたが、愛媛県も結構山が多いのですね。 というわけで 20分あまりで、内子駅に着きました。 内子駅は、ガード下に慎ましく存在していました。我らが街では、ガード下には「飲み屋さん」などが多いのですが。もしかすると、控えめにガード下いるのではなく「駅舎の上に、高架線が勝手にお乗りじゃけれ、こんなふうになったのだぞなもし」とおっしゃるかもしれません。しかし、建物も、お隣のお蕎麦やさんのほうが存在感があります。 でも、この駅舎好きです。控えめでありながら格調高い建物です。日本の「好感のもてる駅舎」コンテストがあれば上位入賞間違いなしです。末永く保存していただければありがたいです。 |