画像サイズ: 640×437 (95kB) | 道後の温泉場で洋式ホテルぞなもし
なぜ、そういうことになったのか? 温泉地では和風旅館が主流でしょう。ところが和風旅館は原則「一人旅」の人は泊めません。これは日本中共通です。二倍三倍のお金を払っても泊めてもらえません。だから、洋風ホテルということにならざるを得ません。最近、独居の人が増えた。そうでなくても介護などのため二人で家を空けられないことも多いのに。残念です。だから、一人旅の人間は温泉地に泊まる機会があまりないのです。 それが今回、ダメモトで「楽天」で探してみたら「道後山の手ホテル」で、一人旅も受け入れてくださることがわかったのです。しかも、フルコースのフレンチ・ディナーと、「豪華朝食」つきで、料金は、19000円です。しかも、朝食もバイキングスタイルなんかじゃない一皿ずつサービスしてくれるのであります。 温泉大浴場もあります。お部屋はツイン・ルームのシングルユースでした。これも豪華でした。
フルコースディナー、食器なども本格的でした。完食しました。美味しかったです。 この日は朝6時から、歩き通しでしょう。25,000歩くらい歩きました。だからお腹も空くのです。 それにしても、なぜ、こんなところに「洋式ホテル」があるのでしょうか。 その昔、宮大工だった川崎吉太郎氏。明治18年、道後温泉本館東側にあった住まいと近くの土地を買い足した場所を使って、一軒の旅館を開業させました。 この「川吉旅館」は、温泉そばの 保養旅館として親しまれ、画家や文人らも宿泊したそうです。 戦後も、宿帳には、岸首相をはじめ政界の大物が名を連ねていたそうです。 それが、あなた、つい最近「英国スタイル」のホテルに変身しちゃったのです。 その理由については、ホテルの公式サイトには書いてありません。しかし、たしかに「至れり尽くせりのサービス」は、洋風のホテルになっても変わっていません。 私としては「大満足」でした。 ああ、一日で10日分くらいの経験をした日でした。 |