地震などの天災を語る 
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[No.133] Re: プロの誇り 投稿者:男爵  投稿日:2013/05/21(Tue) 20:43
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日本の「救世主」ハイパーレスキュー隊


見えない「敵」との戦いだった。
福島第1原発事故で3月19日未明の放水活動を行った東京消防庁ハイパーレスキュー隊。
廃墟と化した原発内で被曝しながら、ホースを手作業で広げる決死の作業だった。
隊長らは「無事にミッションは達成した」と胸を張る一方、「隊員の家族には心配をかけた」と涙で言葉を詰まらせた。

ハイパーレスキュー隊の冨岡豊彦総括隊長(47)が、福島第1原発に最初に足を踏み入れたのは18日午後5時ごろ。
まず、特殊災害対策車でどのように安全にミッションをこなせるかを探った。

当初の東京電力側からの情報では、水をくみ上げる海側までは車で近づけるはずだったが、原発内はがれきで埋まり、進入はすぐに阻まれた。

「ホースを手で広げるしかない」午後7時半から始まった作業会議。がれきを避け、海から放水車までホースを延ばすには被曝の危険が増す車外で作業を行うしかないという結論に達するまでに4時間かかった。

海水を1分間に約3トン送り出すホースは太くて重い。ホースの重さは50メートルで約100キロ、それをロープで引っ張り4人がかりで運ぶ。
敷設は約350メートルで、足場は悪く、危険な作業だった。作戦の決行は高山幸夫総括隊長(54)ら約40人の隊員に委ねられた。

佐藤康雄警防部長は「危険度を熟知する隊員の恐怖心は計り知れないが、拒否する者はいなかった」。
だが、防護服の着用に普段の3倍以上の時間がかかるなど、緊張の色を隠せなかったという。

約20人が車外に出ての作業。車外作業者には、放射線量を測る隊員から危険度を知らせる声がかかった。

「常にそばでパックアップしてくれる仲間がいたからこそ達成できた」と高山隊長。
作業は約15分で完了し、屈折放水塔車は白煙を上げる3号機に向けて、19日午前0時半、放水を開始。20分で約60トンを放水した。


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