地震などの天災を語る 
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[No.142] 人が死ぬということ 投稿者:男爵  投稿日:2013/05/23(Thu) 15:10
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> > > 産経新聞社:がれきの中で本当にあったこと わが子と語る東日本大震災 (平成23年6月)

思い出までは流させない

津波で壊滅した岩手県大槌町の避難所の一つ、中央公民館の一角では
1千枚を超す写真が床に展示されている。
子供の運動会、結婚式、旅行、恋人たち...。
震災前の日常が、見る者の胸を打つ。
がれきの中から写真やアルバムを発掘し、展示している同町の飲食店経営、沢田直之さん(68)は、「津波は人も家も飲み込んでしまったが、思い出までは流させない」と力をこめる。

「あ、これおばさんだ!」
展示された写真を見に来た娘の言葉に、父は「ほんとだ」とにっこり。
写真は妹の成人式のときの写真だった。
「家が津波で壊れたときに家に置いてあった写真も流されてしまった。妹は今日は一緒に来られなかったけれど、明日にでも渡したい」

写真の展示を始めた沢田さんも、津波で店舗兼自宅を流され、中央公民館で避難生活を送る。
津波から数日後、がれきの山と化した自宅周辺を歩いた。

「旅行や孫の運動会の写真を収めたアルバムが見つかればと思って」見つけた泥だらけのアルバムを避難所に持ち帰ったが、目当てのものではなかった。

しかし、持ち主が現れればとアルバムを避難所の一角に置いたところ、見に来る人が絶えなくなった。


私も震災後に現地を回ったとき
津波で家がすっかりなくなった土台のところに
置物や教科書や子供の遊具やいろいろな思い出の品々を見つけて
思わず写真に撮ってきましたが、もちろんどこにも公表していません。

津波の恐ろしさ、人間の無力さ、生活していた人々の楽しかったころを思わず考えてしまうのでありました。

訂正
No.140 と  No.141
 これらの記事のタイトルは
「人が死ぬということ」でした。


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