[No.161]
Re: キリン登場
投稿者:男爵
投稿日:2013/05/27(Mon) 09:48
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> 船橋 洋一・著
> カウントダウン・メルトダウン 下巻 (2012.12)
>それにしても
>この本は読みにくい。
>時系列で書いていない。
>東電や政府や各省庁や地方自体やその他の
>違う視点でそれぞれ何度も
>同じ対象について述べている。
>だから繰り返しの記述もあれば
>違う立場なので、他の言うことを否定したり修正したりする発言もある。
>著者は色々多くの資料や証言を集めたので
>それらを省略せず、いちいち書き留めたいのだろうけど
>読む方はなかなか大変である。 疲れる。
第18章 SPEEDIは動いているか
第19章 飯舘村異変
第20章 計画的避難区域
ここなども読んでいて、それぞれの立場の人間がそれぞれの対応をしているから
時系列的な記述ではない。
戻ったり、同じ出来事を違う立場からどう対応したかなど
繰り返して書かれているため非常に煩雑になっている。
各章の要点だけ書くと下記のようになる。
第18章 SPEEDIは動いているか
放射性物質の広がりを気象条件などをもとに迅速に予測するシステムSPEEDI。
放射性雲は、浪江町へと移動し、雨雪となって地上におちたが、その予測は住民には知らされない。
第19章 飯舘村異変
SPEEDIが当初公表されなかった理由。それは、放射能の放出源情報がなかったためだった。
実測のモニタリングから逆推定できないかという枝野のアイデアを専門家が試みる。
第20章 計画的避難区域
4月に入ると一過性の放射能被ばくではなく、累積性の放射能被ばくを避けるための避難が必要になってきた。
だが、その線引きは、県、文科省などの思惑によって困難を極める。