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「描き残したい昭和(新見 睦)」から 家庭 5 鶏の解体

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通常 「描き残したい昭和(新見 睦)」から 家庭 5 鶏の解体

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2016/3/16 7:47
編集者  長老 居住地: メロウ倶楽部  投稿数: 4298

 鶏の解体  1952年

 描き残したい昭和です。こんなことはもう見ることはないでしょう。でもいつも食べる鶏肉はどこかでこうしているのです。「にわとりのいのちをいただく」昭和27年(1952年)農家はもちろんのこと一般家庭でも鶏を飼っていました。
鶏の解体はいつものことでした。手慣れた手つきでにわとりの目を塞ぎ
小脇に抱えて驚いて暴れないようにし、首にカミソリを「スー」と当てて頸動脈を切る。暴れると死後硬直で肉がまずくなるのです。血が「ドー」と迸り出る。
鶏には何が起こったかわからないうちに気が遠くなりやがて静かになる。
子供らは恐ろしさと見たい気持ちが交錯して見つめています。


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