Re: 八つ割れ草履 (ミキパパ)
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八つ割れ草履 <英訳あり> (かれい, 2004/2/14 18:21)
- Re: 八つ割れ草履 (マーチャン) (kousei2, 2004/2/15 11:07)
- Re: 八つ割れ草履 (DOZE) (kousei2, 2004/2/15 11:08)
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Re: 八つ割れ草履 (かれい) (kousei2, 2004/2/15 11:08)
- Re: 八つ割れ草履 (かれい) (kousei2, 2004/2/15 11:09)
- Re: 八つ割れ草履 (マーチャン) (kousei2, 2004/2/15 11:11)
- Re: 八つ割れ草履 (かれい) (kousei2, 2004/2/15 11:11)
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Re: 八つ割れ草履 (マーチャン) (kousei2, 2004/2/15 11:12)
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Re: 八つ割れ草履 (KAME) (kousei2, 2004/2/15 11:16)
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Re: 八つ割れ草履 (かれい) (kousei2, 2004/2/15 11:16)
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Re: 八つ割れ草履 (KAME) (kousei2, 2004/2/15 11:17)
- Re: 八つ割れ草履 (かれい) (kousei2, 2004/2/15 11:24)
- Re: 八つ割れ草履 (マーチャン) (kousei2, 2004/2/15 11:25)
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Re: 八つ割れ草履 (KAME) (kousei2, 2004/2/15 11:17)
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Re: 八つ割れ草履 (かれい) (kousei2, 2004/2/15 11:16)
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Re: 八つ割れ草履 (KAME) (kousei2, 2004/2/15 11:16)
- Re: 八つ割れ草履 (パープル) (kousei2, 2004/2/15 11:26)
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Re: 八つ割れ草履 (かれい) (kousei2, 2004/2/15 11:32)
- Re: 八つ割れ草履 (編集者, 2004/5/30 17:58)
- Re: 八つ割れ草履 (かれい) (編集者, 2004/6/2 21:34)
- Re: 八つ割れ草履 (ゲスト) (編集者, 2004/6/2 21:51)
- Re: 八つ割れ草履 (かれい) (編集者, 2004/6/10 20:39)
- Re: 八つ割れ草履 (伸) (伸, 2004/6/13 19:59)
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Re: 八つ割れ草履 (かれい) (かれい, 2004/6/15 13:00)
- Re: 八つ割れ草履 (kouzai) (kousei, 2004/6/15 13:12)
- Re: 八つ割れ草履 (はま) (ゲスト, 2004/6/17 21:59)
- Re: 八つ割れ草履 (かれい) (かれい, 2004/6/18 0:53)
- Re: 八つ割れ草履 (ミキパパ) (ミキパパ, 2004/11/14 1:41)
- Re: 八つ割れ草履 (あんみつ姫, 2004/11/14 9:41)
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Re: 八つ割れ草履 (かれい) (かれい, 2004/11/14 12:01)
- Re: 八つ割れ草履 (紫竹の, 2004/11/25 8:37)
ミキパパ
居住地: 東京都
投稿数: 1
いま、このフォーラムに入会したばかりなので、どのようにカキコしたらいいのか、よくわからないままに、カキコさせてもらいます。
小生〔ミキパパ〕は、現在七十一歳、戦前は兵庫県の「麻裏製造卸」の家に生まれ育ちました。
麻裏草履を、ご存知でしょうか。それはまた、別の話ですが、
八つ割れ草履も、勿論販売しておりました。
当時の履物のなかでは、一番やすい履物でした。
〔田舎のわら草履は売り物ではありませんでしたから〕
畳表の一番安いものに柳の枝を縫い付けて、その上に板切れを釘で貼り付けたぞうりです。いま、現物は小金井公園の江戸東京たてもの園にあるはずです。
戦前、昭和十五年頃は、店屋の丁稚《でっち》などに履かせていたものです。利点は水場でも足が濡れない、板裏がちびないから長期間に履ける。材料が安いなどです。歩くと独特の音がしてやかましいですが、みな平気でした。花緒《はなお》は一番安い白の木綿に藁が入っておりました。今の人なら、すぐに花緒ずれが出来るしろものです。
戦後にはありませんでした。柳の枝や板裏の材料が無くなっていたからでしょう。麻裏草履のかわりに自転車のタイヤ裏草履やゴム草履が高級品ではやりました。
私たちは、「八つ割れ」と言ってました。懐かしい履物です。
下駄、草履、の類なら多少物知りのミキパパです。
小生〔ミキパパ〕は、現在七十一歳、戦前は兵庫県の「麻裏製造卸」の家に生まれ育ちました。
麻裏草履を、ご存知でしょうか。それはまた、別の話ですが、
八つ割れ草履も、勿論販売しておりました。
当時の履物のなかでは、一番やすい履物でした。
〔田舎のわら草履は売り物ではありませんでしたから〕
畳表の一番安いものに柳の枝を縫い付けて、その上に板切れを釘で貼り付けたぞうりです。いま、現物は小金井公園の江戸東京たてもの園にあるはずです。
戦前、昭和十五年頃は、店屋の丁稚《でっち》などに履かせていたものです。利点は水場でも足が濡れない、板裏がちびないから長期間に履ける。材料が安いなどです。歩くと独特の音がしてやかましいですが、みな平気でした。花緒《はなお》は一番安い白の木綿に藁が入っておりました。今の人なら、すぐに花緒ずれが出来るしろものです。
戦後にはありませんでした。柳の枝や板裏の材料が無くなっていたからでしょう。麻裏草履のかわりに自転車のタイヤ裏草履やゴム草履が高級品ではやりました。
私たちは、「八つ割れ」と言ってました。懐かしい履物です。
下駄、草履、の類なら多少物知りのミキパパです。