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団塊の世代が語る高度成長期―記憶をたどって:No.3 白黒テレビの登場

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通常 団塊の世代が語る高度成長期―記憶をたどって:No.3 白黒テレビの登場

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2013/2/14 7:58
編集者  長老 居住地: メロウ倶楽部  投稿数: 4298

 先般、NHKテレビでテレビ放送開始(1953年:昭和28年)60周年記念番組が放映されたのを、懐かしい想いで観賞された方は多いと思う。

 50年代後半、白黒テレビ・洗濯機・冷蔵庫が「三種の神器」として喧伝された。これら3品目は、新しい時代の象徴であり、努力すれば、手の届く夢の商品だった。とりわけ、白黒テレビにはいろいろな思い出がよみがえって来る。

 テレビが発売開始の頃は、当時テレビを買えるのは、村でも一番のお大侭に限られ、大人も子供も夕刻になると、その家敷の、座敷に上げてもらい、みんなで相撲放送を楽しませてもらった記憶がある。

 その10年の内外には、大半の家庭にテレビが普及し始めた。といっても、 貧乏な我が家にテレビが届いたのは、小学校6年の頃だった。それまでなんとか、うちでもテレビが買ってもらえないものかと夢にまで見た。(夢の中に出てきたテレビは、仏壇の中に納まる小さなテレビ:当時はトランジスタ・テレビなどなかったが、それほどに欲しかったのだろう夢のテレビが!)

 当時のテレビの人気番組は、なんと言ってもプロレスだった。力道山と外人レスラーとの迫力ある決闘シーンに、街頭テレビの前で、国民がかたずを飲んで見守り、空手チョップで勝負を決める力道山に、皆が溜飲を下げ、興奮したものだった。

(写真は、tempest丸さんの「なにこれ珍満景」HPより、作者のご了解を得て画像をお借りしました。)

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