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団塊の世代が語る高度成長期―記憶をたどって:No.12再び昭和30年代後半‐中学入学と初恋

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sumidagawa60

通常 団塊の世代が語る高度成長期―記憶をたどって:No.12再び昭和30年代後半‐中学入学と初恋

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2013/3/28 23:39
sumidagawa60  常連 居住地: 埼玉県羽生市  投稿数: 57
昭和35年(1960年)の4月に私は、稲沢中学校に入学した。クラス分けがあって、何組だったかはよく覚えていない。でも、小学校の時と違って、こりゃ、勉強しないと追いついてゆけないかな、と感じたのは、英語の授業の時だった。abcから覚えたのだが、いろんな英文が出てくると、英語にも何か法則があって、自分で理解できるのかと思いこみ、いろいろ試したけど、結局のところ、覚えるしかないと悟った。


                                                                               (日図協HPより転載)




Jack&Bettyの教科書を自宅に持ち帰り、必死に復習をする様になった。そしたら面白くなって、一学期の期末試験で、満点が取れた。
それまでは、勉強の嫌いな子だったのが、だんだん勉強が面白くなって、他の教科も勉強するようになった。


小学校の時は、クラスの真ん中くらいだったのが、中学では、2,3番になり、ますます勉強が面白くなった。でも、あんまり勉強ばかりしていると、友達から、ガリ勉と言われ仲間外れにされるので、たまには、友達の冗談に付き合った。


友達は、早熟で、俺はあの子が好きだとか、おまえは誰がいいのかとか聞かれるけど、まだピンとこない。すると、おまえの彼女は、あの子だよ、ほら、おまえの隣の席のHさんだよと言われ、その気になってしまった。


でも、口がきけない、恥ずかしくて。確かH家具屋の娘さんだった。今頃、どうしているのだろう。いい旦那と添い遂げているのかな? 確かにあのときは、ほのかな恋心というものを感じた。
初恋の思い出である。


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