旅行記 
[新規順タイトル表示] [ツリー表示] [新着順記事] [ワード検索] [過去ログ] [管理用]

[No.4896] 東ドイツ紀行 15 (1986年) 投稿者:マーチャン  投稿日:2016/09/15(Thu) 06:39
[関連記事

東ドイツ紀行 15 (1986年)
画像サイズ: 597×422 (65kB)
 夕食は駅のセルフレストランで

 初日は無理をせず早寝することーーーという方針により夕食は一番近い駅のレストランで済ませることにした。駅にはいくつかレストランがあるらしいがまず手始めにセルフのレストランに行ってみた。隅のほうで観察しているとどうやら先に食券を買い、それぞれのコーナーヘいって食券と引き換えに料理をもらってくる仕組みらしいということがわかった。そこでビールと定食の食券を買うことにして食券売り場の行列に加わった。ここのお客は若い人、年寄り、外国人、とくにAA諸国の人が目だつ。要するに、あまりお金のある人のくるところではないようだ。私の番がきて壁に貼ってあるメニューを指で示すと、白衣をきたレジのおっさんがレシートをくれた。ただし定食のほうはカルトなんとかとヴアルムなんとかとどっちが欲しいのかとたずねられた。多分、コールド、ウオームのどちらかが選べるのだろうと見当をつけてヴアルムといった。
 
 ビールは50円、定食は200円ちょっとだった。ビールはタンクの蛇口から小ジョッキに一杯注いでくれる。定食はお皿に盛り付けてくれる。パンは2つでも3つでも好きなだけ持っていっていいらしい。これらをナイフ、フォークと一緒にお盆に乗せて空いているテーブルに持って行って食べる仕組み。早くいえば西側のセルフの店のまったくかわりない。

 みた目には少なくともあまり食欲をそそる料理ではない、盛り付けもいろどりもさえない。その上、フォーク、ナイフはペらペらでステーキなんか切ったら折れそうなしろものだ。量ばかりはやたらと多い。ところが食べてみたらこれが意外に美味しいのである。ハンバーグのきのこソースかけはきのこの香りがよくきいたいい味であったし、じゃがいもと玉ねぎのいためものもしっかり味がついていておいしい。キャベツとにんじんの酢づけもさっばりしていていい。気がつくと私のお皿のうえはからになっていた。相席の労働者風のおじいさんがしきりになにか話しかけてくれるのだが、いかんせんドイツ語がわからないので「ゼァ、グート」ぐらいしか相槌がうてない。

 写真は、市内の目抜き通り。整然としてはいるのですが、夕刻になっても、街路灯はつかない。暗い感じです。


- 関連一覧ツリー (★ をクリックするとツリー全体を一括表示します)

- 返信フォーム (この記事に返信する場合は下記フォームから投稿して下さい)
おなまえ※必須
文字色
書込暗証番号(必須 半角で7080を入力)
Eメール(必須 非公開を推奨) 公開   非公開
タイトル sage
URL
メッセージ  手動改行 強制改行 図表モード
画像File (←100kB程度まで)
暗証キー (英数字で8文字以内)
プレビュー   

- 以下のフォームから自分の投稿記事を削除することができます -
- 自分の投稿記事に返信(レス)が付いている場合は削除をご遠慮ください -

処理 記事No 暗証キー