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特攻インタビュー(第10回) 3

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通常 特攻インタビュー(第10回) 3

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2013/12/18 8:26
編集者  長老 居住地: メロウ倶楽部  投稿数: 4298

 
 ◆学徒出陣で海軍に その2

 -------お二人とも出陣学徒壮行会には参加されましたか?

 田中‥ええ。

 岡本‥私は神戸大学で、神戸市にいたから、そういうのはなかったね。

 田中‥私は法政大学でした。壮行会のことはあまり憶えていません。昭和18年12月に我々は海軍に入団することが決まって、神奈川県・武山の横須賀第二海兵団に入りました。

 岡本‥私は広島県の大竹海兵団に入り、二等水兵を2カ月やりました。というのも、私たちの一期上の十三期は何千人も採用されて、どこの航空隊も一杯で収容できない。そこで、水兵として、まず海兵団に入らされて、そこでカッターとか手旗訓練とかもやって。二等水兵だから下士官の食事を運んだり、まあ洗濯まではやりませんでしたけど。

 -------大学から海軍に入ったのに、水兵をやらされたのは心外でしたか?

 田中‥軍隊そのものが初めての経験ですから、無我夢中でね。そんなに深刻に考えることもありませんでした。毎日毎日が夢のように過ぎていました。  

 -------海兵団に入った後、搭乗員になるまでの過程は同じなのですか?

 岡本‥水兵の時に飛行科かそれ以外かに分けられるんです。飛行科以外だと陸戦隊に行くとかね。私たちは飛行科ということで土浦海軍航空隊に入って、土浦ではみんな一緒で、4カ月、基礎教程をやりました。

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