@





       
ENGLISH
In preparation
運営団体
メロウ伝承館プロジェクトとは?
記録のメニュー
検索
その他のメニュー
ログイン

ユーザー名:


パスワード:





パスワード紛失

特攻インタビュー(第4回)・その2

投稿ツリー


このトピックの投稿一覧へ

編集者

通常 特攻インタビュー(第4回)・その2

msg#
depth:
1
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2012/3/15 9:16
編集者  長老 居住地: メロウ倶楽部  投稿数: 4298

 陸軍航空特攻  久貫兼資氏 

 ◆軍隊より厳しかった航空機乗員養成所(1)

 --------逓信省の航空機乗員養成所に入学されていますが、もともとは民間のパイロットになりたいというお考えだったのですか?

 久貫‥いや、そうじゃないんですよ。(茨城県)古河に乗員養成所ができたでしょ (昭和17年4月開所)。それで、勤労奉仕で飛行場を作る作業を手伝ったんです。そしたらね、聞いてみると、入所したらすぐ飛行機に乗せるというんです。適性のある者だけとって基礎訓練を省くと。その代わり身体検査は厳しいんですが、そこに目をつけて入所しましたね、みんな。

 --------パイロットになるとか飛行機に乗るというのは、あこがれというか、夢というか。

 久貫‥そりゃ、そうですよ、ええ。

 --------古河地方航空機乗員養成所に入所されたのは何年だったのですか?

 久貫‥昭和18年10月です。
      その後、統廃合って言いますかね。仙台の養成所にまとめられたわけです。それで、仙台の養成所で教育を受けたわけです。

 --------養成所での訓練は、どんな感じなのでしょうか?

 久貫‥やっぱり、軍より厳しかったんじゃないですか。養成所が終わり軍隊に入って清洲の第二四教育飛行隊に行ったら、殴ったりすることはないんですよ、禁止になってて。

 だけど、養成所じゃ、そんなこと平気でしたからね。だから養成所の方がよっぽど厳しかったですよ。

  条件検索へ