私が読んだ本 
(期間:2011.11.1 - 2011.12.31)

 子どもの時から今に至るまで、たくさんの本を読んできました。
 そこで、みなさんが読まれた本を紹介してください。
 元気の出る本でもいいし、楽しい本でもいいし
 役に立つ本でもいいです。
 電子図書のことでもいいです。


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  • [No.49] Re: 「世界カタコト辞典」を推す 投稿者:男爵  投稿日:2011/11/05(Sat) 13:36
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    唐辛子 紋次郎さん、みなさん、こんにちは。

    >  つまり、「インポシビーレ」が「ポシビーレ」に瞬間的になったりするのだが、そのときの魔法の杖は、お金である。

    金次第というところは、世界の普遍的現象のようです。

    >  ビのところではなく、シのところを伸ばさなければならない。つまり、ポッシービレ、インポッシービレが正しい。 もちろん、のだめカンタービレは正しい。

    カンタービレですか。なるほど。

    >  なこたあどうでもいいが、ギリシャの次はイタリア。G20のテレビに映ったベルルスコーニ首相の顔も、いつになく冴えなかった。

    ギリシャもローマもといイタリアも
    EUのお荷物みたいですね。


    [No.48] Re: 「世界カタコト辞典」を推す 投稿者:   投稿日:2011/11/05(Sat) 13:04
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      男爵さん、みなさん、こんにちは。

    もうひとつご紹介したいのは
    は行の「ポシビーレ、インポシビーレ」で、おのおの可能、不可能を表すイタリア語。
    ☆イタリアでは、この反対語が、一瞬にして、同意語になるという。(@_@;)

     つまり、このコペルニクス的転回kopernikanische Wendungがいつ起こるかが、紋題だが、それは小田によれば、

     つまり、「インポシビーレ」が「ポシビーレ」に瞬間的になったりするのだが、そのときの魔法の杖は、お金である。

     ということになる。

     ☆大学で、言語学を修めたらしい小田もイタリア語だけはやらなかったらしく、上記の二語は、発音が間違っている。

     ビのところではなく、シのところを伸ばさなければならない。つまり、ポッシービレ、インポッシービレが正しい。 もちろん、のだめカンタービレは正しい。

     なこたあどうでもいいが、ギリシャの次はイタリア。G20のテレビに映ったベルルスコーニ首相の顔も、いつになく冴えなかった。


    [No.47] Re: 太宰治 投稿者:男爵  投稿日:2011/11/05(Sat) 10:23
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    ぷわらさん

    > 「走れメロス」も、太宰の素直で明るい面が出ていると思います。
    > 本当はこれを書くくらい、素直で明るいお坊ちゃんだったのでしょうけど
    > いろいろなことから屈折しちゃったのでしょうね。

    「走れメロス」は良い作品です。
    こういう作品ばかり書いていたら
    太宰の評価もまた違ったものになったでしょうけど。
    こういう面もあったし、また違う面もあったということでしょうか。


    [No.46] Re: 太宰治 投稿者:   投稿日:2011/11/05(Sat) 10:04
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    男爵さん

    「走れメロス」も、太宰の素直で明るい面が出ていると思います。
    本当はこれを書くくらい、素直で明るいお坊ちゃんだったのでしょうけど
    いろいろなことから屈折しちゃったのでしょうね。
    学生時代、私は太宰を全部読みました。
    今でも好きです。


    [No.45] 映画をつくる 投稿者:男爵  投稿日:2011/11/05(Sat) 09:08
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    山田洋次:映画をつくる

    古書店で100円で買った本だが
    何度も読み返している。

    「おかしさ」とはどういうことか。
    著者が松竹に入りたてのころ
    新宿に50円食堂というのがあった。
    カツ丼、天丼 なんでも50円。
    ショウ・ウインドウにはそれこそ看板に偽りありを
    絵に書いたような見本が並んでいた。

    そこへ中年のおばさんがやってきて
    よせばよいのにウナ丼を注文した。
    運ばれてきたのは、消しゴムぐらいのウナギがちょこんと乗っていたもの。
    アッというおばさんの情けない声がとても印象的だった。

    人に話してもみんな笑う。しかし、本人のみになったらとても悲しいことなのだ。

    寅さんが町の印刷工場の工員たちに向かって「労働者諸君」と呼びかける。
    あるいは若い男をつかまえて「おい、青年」といったりすると、とてもおかしい。

    高級なメロンのもらいものをした
    とらやの人たちがみんなで切って食べようとしたとき
    たまたま寅さんがその場にいなくて
    彼の分をとっておくのを忘れて分けてしまう。

    みんなが食べはじめようとしたとき寅さんが帰ってくる。
    自分の分がとっていないことに気がついて怒り出す寅さん。

    観客がみんな笑う場面だが見る人によって笑い方が微妙にちがう。
    たとえば浅草の映画館では、寅さんのためにとっておかないのは明らかに悪いという判断が強くある。
    だから笑いの量は少ない。
    新宿の映画館で見ていると、メロン一切れぐらいで大騒ぎする寅さんや貧しいその肉親たちがこっけいだという感じ方のほうが強い。

    笑いには自己の体験が微妙に関係する。


    [No.44] 太宰治 投稿者:男爵  投稿日:2011/11/05(Sat) 08:11
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    太宰治の作品では
    「駈込み訴へ」が意外な視点であり
    ユダの口から語られる話となっていて
    なるほどそういう解釈もあるのかと思った。
    ユダはキリストが大好きだった。それが裏切られたから憎しみも強くなった。

    「トカトントン」もほかの太宰の作品とくらべて
    常識的な面があるという印象だった。
    この方面をしっかり日常生活において身に着けていたら
    彼も自殺しなかったのではないかと思いたいのだが.....


    [No.43] Re: ときにアルセーヌ・ルパンはどうでがしょう 投稿者:男爵  投稿日:2011/11/04(Fri) 20:43
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    唐辛子 紋次郎 さん  こんにちは

    > > 奇遇というべきか、ルパン三世のマンガ家紋キーパンチ氏が、たまたま当町へ越してこられ、急に脚光を浴び、ビックリしたことがある。

    ルパン三世は
    「漫画アクション」に出ていた漫画でした。

    「漫画アクション」にはほかにも
    小島剛夕の「子連れ狼」、はるき悦巳の「じゃりン子チエ」、臼井儀人の「クレヨンしんちゃん」、西岸良平の「鎌倉ものがたり」などが連載されていました。


    [No.42] Re: ときにアルセーヌ・ルパンはどうでがしょう 投稿者:YKOMA  投稿日:2011/11/04(Fri) 15:28
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    紋次郎さん こんにちは

    むかし家にルパン全集だったかルブラン全集という、黒の背表紙ものが
    ありましたっけ。 小学生から中学時分に愛読しました。

    最初の作品が「奇巌城」だったかな。

     行動範囲の広さといい素早さといい、夢中になった紋です。
    ホームズは馬車でしたが、ルパンはその頃珍らしかった自動車
    を手下に運転させて。

     それも少年を夢中にさせた要因かも。


    [No.41] Re: 「天の夕顔」 投稿者:   投稿日:2011/11/04(Fri) 15:00
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    とんぼさん、

    > ともに一時期夢中で読みました。
    > 「天の夕顔」は家内が初版本を持ってましたが見つからず。

    そうでしたか。同じ年代ですね。
    そういうの、今は流行らないんでしょうね。


    [No.40] ガッツのある『女子』 投稿者:   投稿日:2011/11/04(Fri) 11:46
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     さいきんガッツは死語になったらしく誰も使う人がいないので、へそ曲がりの紋爺は、つい使ってみたくなった。

     ここに取り出だしましたるは、岩野礼子なる人物の「英国解体新書」でごわす。

     この仁、なかなか見上げた人物である。対日戦勝記念日(8月15日)を前にして、ロンドン在住の戦後っ子として、また日本人として初めて英国各紙に意見を投書した。

     大新聞のインディペンデント紙からさっそく反応があり、終戦記念日の同紙に掲載された。反応はこれだけで済まなかった。相次いでBBC2からニュース番組への出演の依頼、ガーディアン、タイムズ、イヴニングスタンダード紙からも反応があった。礼子氏は最初の新聞以外はすべて断り、またテレビ出演もオッケーを出さなかったという。

     投書の趣旨は日本政府はきちんと謝罪し、わたしらも過去を正当に認識することが必要、しかし、旧連合国が自分たちの戦争を正当化するのも正しくない、メディアの扇動のせいか、自分たち在英日本人が、個人的に誹謗中傷を受ける機会が増えているが、ただ日本人というだけで、こうした扱いを受けるのは不当である。

     何人の、どういった人たちから侮辱的なことばを浴びせかけられたかについても堂々と記述。早速多くの人から非難の嵐がまき起こった、と。それが、当のイギリス人だけならまだわかるが、英国人を夫にもつ、日本人妻のものが相当数あったとか。

     しかし、だからといって、礼子氏は憤然として荷物を取りまとめ、ただちに帰国したりはしない。永住の覚悟である。ちなみに、氏は王立園芸家協会、英国コテージ・ガーデン協会、英国ハリネズミ協会等の会員だそうだ。

     礼子氏の場合、おそらく、一面酷過ぎる英国だが、身の回りに、礼子氏を理解し、こころから愛して呉れる、別れがたい友人知人が、数多くいるのであろう。


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