悠々世代 

団塊の世代が定年を迎える今、第二の人生を充実したものにするために語り合いませんか。
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  • [No.284] KYとND(2) 投稿者:藤井  投稿日:2007/08/26(Sun) 19:29
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    長男が小学校6年生の20年前、PTAの役員会で360円/半年の会費の値上げを検討した事がある。校長先生は360円でも払えない家庭があるといって、顔を曇らせた。我々役員は値上げの前に出来ることはないかと考えて、廃品回収を決議した。生徒や父兄の協力を得て、10万何がしの予想外の収入を得た。この活動はその後10年は続いたように思う。
     今、安倍新内閣の期待人事を検討する番組で、増税の火を消さないために、この人の入閣が必要だと言っていたのに、唖然とした。増税は出来ることをやったあとで考えることではなかろうか。どうも国民の空気が読めないでいる。評論家がいうので二度びっくりであった。それを受け入れた今人気の司会者にも呆れた。無駄な歳出削減の方法は幾らでも残っている。大きいのは官僚の天下り禁止と特別法人の整理である。これが出来ないで、増税の火は消さないとはもってのほかである。 ある女性評論家は、家庭では1円でも明らかにしている。税金で仕事をする政治家が事務所費を明らかに出来ないのがおかしいと言っていた。その通りである。
     政治家も国民の空気が読めていない。元政治家のご意見番も参議院の一人区での惨敗は、地方へのバラマキ事業の縮小が急激過ぎたと反省している。庶民が等しく持つ一票の意味がよく判っていない。また、中選挙区の復活の動きすらあると聞く。自分たちの都合のよいことしか考えていない。人間としてどうもと、思いたくなる。
     今、二番目に大きな問題は横綱・朝青龍の問題という。大騒ぎをしているのはおかしい。所詮、公私混同したツケだ。甘ったれての悪あがきだ。親方が完全になめられている。毅然として破門の道を探るべきだ。その点で、モンゴル大統領は偉かった。郷に入れば、郷に従えと。振りまわされてはバカバカしいではないか。


    [No.283] Re: 命の大切(2) 投稿者:藤井  投稿日:2007/08/26(Sun) 09:04
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     白兎山人 さま

     いささか強引な論法を持ち出して恐縮に存じています。
    佐藤博士やホーキング博士のお考えについて、聞きかじった程度で、
    余り知りません。概論がわかる何か適当な資料がありましたらご紹介戴けませんか。

     また、既存の宗教については、常々疑問を抱いています。
    ・人間がつくり出したゆえに解釈が分かれ、多くあり過ぎるということです。
     真実の一部であっても、真実そのものではないと思っています。
     全宗教の究極の目的は一つと思っています。
    ・過去、現在において、沢山の宗教戦争で多くの命が失われたことです。
     人の命を奪ってまで、自説を主張するのは真の宗教とは思えないのです。

     いずれにしても、「命の大切」が理解されていないように思います。地球より重いというつもりはありません。いずれも掛け替えのないものと思います。食生活においても、大切な命を戴いています。つい、生かされている感謝の気持ちを忘れてしまいます。申し訳ないことです。潔く、謝るほかはないのでしょう。
    ではまた、よろしくご指導をお願いいたします。


    [No.282] Re: 命の大切(2) 投稿者:   投稿日:2007/08/25(Sat) 19:26
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    > 余りにどぎつい、狂信的な表現に驚かれたかもしれません。

    いえいえ 決してどぎつくも 狂信的でもないと思います。
      ビッグバンの初期のインフレーション理論を提唱した佐藤博士や
      あのホーキング博士など 現代科学の先端を走る科学者たちこそ
      多くの人が 「大いなる意志」 を考えているようです。

      それは人間が作り出したとも言える既存の宗教の神々よりも
      はるかに大きな概念であるようです。
      個別の宗教の信者にとっては とても受け入れ難いことでしょうが、
      私は よく分からないまでも
      その「大いなる意志」 の方が受け入れやすいです。

                           白兎山人


    [No.281] Re: 命の大切(2) 投稿者:藤井  投稿日:2007/08/25(Sat) 18:27
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    余りにどぎつい、狂信的な表現に驚かれたかもしれません。
    宇宙や人類、万物の誕生は、単なる偶然や伊達や酔狂で誕生したとは思えないのです。
    明確な意思が働いたと思います。一人一人の存在は貴重であり、命はおろそかに出来ないものと思っています。先の戦争で、1千万の命を失ったのも大きな意味があってのことと思うのです。単に犬死ではなく、大きな意味があったと思います。生き残った人は、亡くなった人に申し訳ない思いがあると同時に、託された使命があると思います。私も家族を守って死んだ父がいます。託された使命を考えています。
    ではまた、お会い致しましょう。残暑も厳しい折、くれぐれも御身大切に。


    [No.280] 命の大切(2) 投稿者:藤井  投稿日:2007/08/25(Sat) 09:30
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     本論に入ります。賢明な諸兄、諸姉にとっては言わずもがなと存じますが、暑さにも関わらず、しばらくのご辛抱をお願い致します。

    一章 宇宙観

    子供の頃から宇宙と人間の関係を考えていたような気がする。誰もが異性に興味を持つように、天の川や宇宙に関心を持った筈である。経営の神様と言われた故・松下幸之助氏は「経営の真髄を一言で言えば何か」と聞かれて「宇宙観と人間観の把握でしょう」と応えている。それを読んだとき、全く意味が判らなかった。簡単には理解出来ない難解な答えである。考えてみれば、この概念は企業経営に限らず、人間経営、即ち人生にも当てはまると思う。人間や社会、世界を考える時、視野を宇宙まで広げてみる。言い換えれば「偉大なる存在」とその意志を想像することではないかと思うようになった。

    1−1 宇宙誕生の神秘               2007.1.1

     宇宙誕生の概略を追ってみる。一説によれば137億年前に超質量体の大爆発(ビッグバーン)によって、誕生したといわれる。即ち中心部の超圧力によって発熱溶融し、核融合して爆発したのであろう。今や宇宙は137億光年の大きさに膨張拡大し、なおも猛烈なスピードで拡大を続けているという。大爆発した当初は陽子、中性子、電子などの各素粒子がバラバラに存在し、もやもやの混沌(カオス、chaos)の状態であった。その後、原子、分子に統合され核融合で更に大きな原子も生成した。これ等が引力や衝突によって合体し、大きな球体に成長して天体を形成する。銀河系、太陽系、惑星、地球の誕生へと続く。太陽系が含まれる銀河系には太陽と同じ恒星が一千億個も存在し、更に一千億個の銀河系が大宇宙には存在すると想像されている。この膨大な質量とエネルギーを何と考えるか。 

     元々、宇宙空間は絶対温度4度(−269℃)の超低温である。放射冷却されて小さな天体は溶融状態から表面が固形化される。太陽から程よい距離にある地球上では水や大気が存在し、太陽から程よい熱や光を受ける。やがて生物が誕生し高度な機能を持つ人類の誕生へと進化したと考えられる。各種の生命体は大部分共通した遺伝子をもっていることが解かってきた。今後も宇宙は進化を続け、最終的には元の一つに統合されて消えてなくなると想像されている。
     人間も動植物も鉱物も空気も水も宇宙の一部であり、自然でもある。かく考えると、この大宇宙で人間として誕生することは奇跡かも知れないし、必然かも知れない。宇宙や人類が誕生し、ゆくゆく消滅するには、重大な成果を残す必要であると想像する。

     古典物理学では、無から有を生じない、また有は無にはならない。話を元に戻すが、最初の超質量体がどうして生じたかが古典物理学では説明できない。そこで、アインシュタインの相対性原理(E=mC2)はエネルギーと質量の転換性を説明したものではないか。即ち、目に見えない何らかの強い意識(エネルギー)が宇宙には存在し、それが超質量体に変化したのではないか。あくまでも憶測である。言い換えれば、この意識によって大宇宙や人間・動植物の生命体が誕生したと考えざるを得ない。 

    精巧な遺伝子の構造や人体の緻密な仕組み等は偶然に出来る筈がない。「偉大なる意識」が働いている。この意識をSomething Great と呼ぶ遺伝子学者がいる。これは宗教色がなくて、面白い表現である。所謂、宇宙の創造主、単に神、仏とも云われるものである。人間を含めて宇宙はこの偉大なる意識によって造られ、動かされている。従ってこの意志に逆らうことは出来ない筈である。この「意識の狙い」は何かを考えることが人類の大きな使命ではないか。

     更に、付言すれば、宇宙と同じく自然も人間も進化するのが、偉大なる意識の願いであると思う。人間もこの意志に沿って進化しなければ、人類も地球も破滅するのではないか。人類の誕生はこのSomething Great の自己実現の一つの現象であろう。人間の「潜在能力の発現」こそが、「偉大なる存在」 の望む所と確信する。ただ確認できないのが「偉大なる存在」とその存在理由である。人智を超えているといわざるを得ない。

     進歩したと言われる現代科学は常識として鵜呑みにすることではない。常に疑いの目を持つ必要がある。鵜呑みにしては発見や進歩はない。現代科学も絶対ではなく、特定の条件下での真実であろう。例外は幾らでもある。しかし、全ての条件を満たす科学的真実があるとすれば、複雑怪奇なもので、実用の役に立たないかも知れない。しかしながら、実用的科学はあくまで特定の条件下での真実であることを忘れてはいけない。疑いの目を持ってこそ発見や進歩がある。

     現代医学が進歩したと言われても、人体の神秘には程遠い。医者がサジを投げた末期ガン患者の回復で医者を驚かせた話はよく聞く。
    肉体を物体として取り扱う以上現代医学に限界がある。ドラマ「白い巨塔」のような傲慢さは許されない。生きた人体は肉体に、命、魂、あるいは心が宿った生命体である。物体としてでは、推し量れないことは当たり前である。

    「精神−遺伝子−ホルモン−肉体との関連」の究明は現代医学界の最重要課題と思う。既に着目している精神医学者や遺伝子学者、医学者はいると思う。これ等は科学的究明の難しい分野である。人智を超えたものがある。万有引力の法則も、万物が何故引力を持つか判らない。いかなる分野においても人類は意欲的で、且つ謙虚にならざるを得ないと想う。
       

    1−2 宇宙の神秘          2007.1.7

     前節で述べたSomething Great あるいは「偉大なる存在」は今のところ仮説的存在であり、科学的に実証されたものではない。科学の発見は押並べて、常識への疑問や驚きから生じた仮説から始まる。仮説は物事の説明が上手く出来る必要がある。仮説はその内、科学的に証明され修正されて社会の常識として認められる。科学の進歩していない時代の秘伝や伝統が現代科学で説明され納得された例は、随分とある。伝統的に受け継がれてきた職人的技法の大抵はそうである。
    如何なる発明や発見による法則や新事実も、太古の昔から「偉大なる存在」の世界では厳然として存在していたものである。そして発明・発見により神秘のベールが一枚めくられたに過ぎない。万有引力の法則もニュートンがリンゴの落ちるのをみて気が付いた。気が付く前からリンゴは落ちていた訳である。ともあれ、その結果、物理学や力学が飛躍的に進歩し、現代は物質的文明の恩恵を受けている。
     日常の現象は当たり前の常識として、見逃してしまう。しかし、万有引力の法則も一皮めくると、神秘の世界に入る。万有引力の発生する理由や原因の説明は出来るのであろうか。そういう目で見ると、古典物理学では説明の付かないことが随分と残されていると想う。古典物理学は絶対ではなく、条件付きの真実である。

    電気では⊕と⊕は反発し、⊕と⊖は合体するのが常識である。しかし、これも条件付きの常識である。原子核には沢山の⊕の陽子が反発離散することなく固まっている(湯川秀樹博士の中間子理論)。また⊖の電子が⊕の原子核と合体することなく、原子核を取り巻いている。これらも古典物理学では説明できない。これは、不連続で整数倍の世界を扱う難解な量子物理学の範疇であろう。それはさて置き、銀河系の想像模式図によれば、銀河系の恒星は中央のブラックホールを中心にした扁平な円盤状の中で運行している。太陽系の惑星は太陽を中心にして一枚の円盤状の中で運行している。土星の衛星もそうである。では月や人口衛星はどうなのか。常識では天体が爆発すれば、果てしなく放射状に拡散すると思う。ランダムな面上を運行してもおかしくない。何故そうなるのか疑問である。実際の生活には関係のないことであるが、興味はある。円盤状になるのは中心にある超質量体の磁極による作用なのか、あるいはまた、天体同士の衝突が完了した後の姿なのか解からない。  

     疑問が生じた時、それに興味をもって挑戦するか、専門家に任せて諦めるかが分かれ道である。そこに、潜在能力の開発のカギがあると思う。行き着くところ、「偉大なる存在」 の神秘である。人間にも「偉大なる存在」 が内在しているというと驚くかも知れない。万物にも「偉大なる存在」 が宿って、引力が発生しているかも知れない。原子核の安定も、偉大なる存在による物凄い結合エネルギーによって分裂しないのかも知れない。この結合エネルギーの分裂が核爆発であり、原子力エネルギーである。この残留放射能の後始末は、未だに人類には出来ないでいる。

     進化とは、「偉大なる存在」 を知ることではないか。例え、気が付かなくても、「偉大なる存在」を信じなくても、人間はこの「偉大なる存在」の意志や力で生かされている。心臓などの内臓や60兆の細胞も自分の意思ではなく生かされている。げに驚くべきは、「偉大なる存在」 の偉大さである。とても逆らって生き延びることは無理である。前節で、生命体は単なる物体ではないといった。魂や命や心が肉体に宿ったものであると。存在が何処にあるか目に見えない。大きさも重さもその実体が解からない。しかし、これらを否定することは出来ない。これらを失えば、たちまち、ただの死体になることは自明の理である。 魂や命は「偉大なる存在」 そのものかも知れない。個々の魂はその分身だという説もある。人生は魂が肉体に宿って、不自由や不幸や喜怒哀楽や生老病死を乗り越えて進化・成長するためという説もある。これらの諸問題を上手に乗り越えたものが人生学校を優等で卒業することになると思う。

     仏教の輪廻転生説では、魂は死後も繰り返し肉体に宿って、進化を続けるという。見た事もない、証明もされてない仮説であるが、あながち否定は出来ない。しかし、納得できる事実もあるようだ。米国N.J.州にあるモンロー研究所では各国から魂の離脱体験の希望者が集まるという。体験者の報告も出ている。オギャーと誕生するときに、過去世の記憶を忘れるのが普通であるが、後で前世を思い出す子供の例もあるとか。もしそうなら、人生は一回こっきりではないことになる。一回きりなら、やりたい放題をしたくなるのが人情である。繰り返し生まれ変わって進化するなら、今の人生を上手に生きて、卒業したい。落第して低学年に落ちてやり直すより、上手に進級したいものである。この辺が科学的に明らかになれば、世の中も随分と変るであろう。

     ここで、「偉大なる存在」の概念を整理しておく。
    1) 万物を創造した強大な意識体である。
    2) 人類を含む万物がこれに動かされて、常に進化を目指している。
    進化は「偉大なる存在」の法則といえる。
    3) 科学的に確認されていない、否定も出来ない仮説的存在である。
      そして存在理由は勿論、存在そのものも判らない。
    まさに「偉大なる存在」の神秘である。この言葉は遺伝子学者・村上和雄氏の提唱されるSomething Greatから来ていることを、お断りする。あまり宗教色に染まらない好きな表現である。

    1−3 生命体の神秘 2007.3.20

     ざっと、生命体の不可思議、即ち神秘を拾ってみる。
    1) 意識を持って動く。
    2) 精巧で緻密な構造とシステムを持つ。
    3) 細胞分裂で再生を繰り返す。
    4) 寿命があって、子孫を残す。
    5) 意識が遺伝子を活性化する。
    6) 外敵への防御機能と免疫力を持つ。
    5) 無意識に自立神経で臓器が働く。
    6) 魂や命はどうして宿り、どうして去るのか。

     数え上げれば、不思議な現象が限りなくあるのが生命体である。人類は最も単純な生命体である大腸菌一匹もいまだ創れないでいる。人智は神の領域へと迫りつつあるが、到底及ばないものがある。まさに生命体は「偉大なる存在」によって、生かされていると言わざるを得ない。

     生態系の食物連鎖を考えると、自分の為に他を食べ、同時に他の為に食べられている。自分の為に生き、同時に他の為に生きるのは、「偉大なる存在」の計らいのようである。何の武器も持たない人間が頭脳によって食物連鎖の頂点に立っている。あらゆる物の命を犠牲にして生きている。人間は「考える葦」といわれる如く頭脳しか武器を持たない。しかし、一歩間違えると、地球を支配したかのような錯覚に陥る怖さがある。思い上がっては、人間の首を自ら絞める結果になる。

     人類最大の愚は核兵器の開発と保有である。昭和29年(1954)ビキニ環礁で米国がテストした水爆は広島原爆の1000倍の威力を持つという。一旦核兵器を使用すれば、他の核兵器をも誘発して地球上の全生命は死滅し、地球は死の天体となろう。この愚かさを警告したのが、チャールトン・ヘストン主演の米国映画「猿の惑星」である。そんな行為は防衛力でも何でもない。単に自滅への愚行である。核兵器の廃絶こそ全人類の急務である。横道に逸れたが、人類は万物を慈しみ、頂戴した命に感謝して、広大無辺な「偉大なる存在」の意志に沿った生き方をするのが人類の使命と考える。

     今、最も興味深いのは「意識―遺伝子―ホルモン―免疫力」の関係である。特に村上和雄氏が著書「生命の暗号」で指摘されたように、意識による遺伝子の活性化の関係である。遺伝子には全ての潜在能力が秘められているという。人間にとって、意識の持ち方とコントロールが最も難しい課題である。意識のコントロールが出来れば、どんな困難や不幸も容易に乗り越えることが出来よう。21世紀の、いや人類の最大のテーマであろう。意識の持ち方と遺伝子の特定部位のON/OFFとの関係が明らかになれば、人間の生き方や世の中の動きは随分と変る筈である。ノーベル医学賞、平和賞等全ての賞に匹敵する偉業と言えば言い過ぎであろうか。氏の今後のご活躍に期待する。
     意識コントロールの手短な方法がある。それは「偉大なる存在」を意識して、その意志を考え、その意志に沿った生き方である。具体的にいえば、マイナス思考でなくプラス思考である。明るい方に物事を解釈することである。絶望ではなく、常に希望をもって前進することである。概して、人間は取り越し苦労と直したいが為に欠点を見つける事が実に上手である。反面、安心と長所を探すのが実に下手である。長年の意識の生活習慣病であろう。

     偉そうなことを述べたが、このようなことは優れた先人が今まで繰り返し述べてきたことである。小生のオリジナルでも何でもない。先人のメッセージを総合的に纏めてみただけである。ただ自分も自我の強さのあまり、聞く耳を持たなかったことを反省する。彼岸の日に当たって、神仏や「偉大なる存在」の意志に思いを馳せてみた。
     ただ一つ、「人智を超えた存在」に感謝し、背かないことを肝に銘ずる。意欲を持って挑戦するのは構わないが、常に誰もが持つ良心に謙虚であるべきと思う。これが本論である「人間の品格」ではなかろうか。人間は食って、寝て、糞をするだけの人生であるという説もあるが、それでは他の生命体と何ら変りがない。余りに味気なく、品がない。愚かとは言え、せっかく授かった頭脳である。頭脳を自己の確立と万物の為に使うのが人間の責任であろう。


    [No.279] Re: 終戦記念日にあたって 投稿者:藤井  投稿日:2007/08/25(Sat) 08:24
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     残暑お見舞い申し上げます。
    暑い最中に原爆が投下された。
    焦げ付くような暑さであったろう。
    草一本生えないといわれた。
    今、庭草が取っても、取っても生えてくる。
    草も緑の内かとあきらめる。
    人間とは何と身勝手で、贅沢な生きものか。


    [No.278] Re: 昭和天皇について 投稿者:えー  投稿日:2007/08/24(Fri) 13:11
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     昭和天皇のことは雲の上の存在で私には想像でしか
    ありませんが

    人間的にも大変立派な尊敬できる人と思います。

    みなさんもそう思っていらっしゃるのではないでしょうか?

                     えー


    [No.277] Re: 命の大切(1) 投稿者:えー  投稿日:2007/08/24(Fri) 13:08
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    藤井 正義様

    私も「はぐれ刑事純情派」は大好きなテレビドラマです。
    同じ年代ですからかもしれませんが
    好みが合いますね

                      えー


    [No.276] 命の大切(1) 投稿者:藤井 正義  投稿日:2007/08/24(Fri) 12:41
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     事実や雰囲気を知らない自分のコメントは差し控えましょう。ただ、言えるのは、戦争で多くの命と財産を失った。二度としたくない。という事ではないでしょうか。
     話題を転じて、「命の大切」について、私見を述べてみます。このことは多くの作品やドラマで感動的に語られてきました。私は元技術屋らしく、少し手法を変えて、理づめで考えてみました。しかし、科学的な根拠があってのことではありません。それほど感動的ではありませんが、私は「こう思う」というだけです。Iimagine! の世界です。100人ー100通りの意見があってしかるべきかと思います。

     いきなり本題に入るまえに、少し好きなドラマの話をさせて下さい。
    時代劇や人情ものを観て涙がこみ上げることがよくある。実に豊かに人情が盛り込めてあるからである。強きを挫き、弱きを助けるからでもあるが、弱きものや強きものへの思いやりでもあると思う。人間が本来もっている人間愛と言えるのかも知れない。

     時代劇                 2005.2.18

    「暴れん坊将軍」では吉宗将軍が悪閣僚の庶民への理不尽を裁き、「水戸黄門」では天下の副将軍が悪代官の横暴を懲らしめる基調はワンパターンである。単純で先が読めるとバカにする向きもあるが、毎回工夫が凝らされて、結構に面白いものがある。

     概ね、社会の理不尽を経験した高齢者の人気番組である。人生はそんなに単純ではなく、悪を挫くのに権力や武力を用いるのも問題がある。恐らく、一時間でドラマを終わらせるために必要な手法なのであろう。しかし、何故か溜飲が下がり、涙と共に、心が洗われる思いがする。現代劇では藤田まことが演ずる「はぐれ刑事純情派」に共感を覚える。現実にありえない嘘でも、単純明快な人情ものが好きな自分は一体何だろうと思う。

     それにしても、現代社会は複雑で多種多様になり、解かりにくい。社会正義が見当たらない。もっと単純明快にして、若者にも解かるように、人と人との信頼を取り戻したいと思うのは自分だけであろうか。

     ついでながら、黒澤明監督と三船敏郎、仲代達也の時代劇も好きだった。アメリカ版時代劇の西部劇もフアンであった。最近作られないのは何故か。ネタ切れなのか。ハリウッドの往年スター:アラン・ラッド、ジョン・ウエイン、ゲーリー・クーパー、スチーヴ・マックイン、リチャード・ウイドマーク、バートラン・カスター、グレゴリー・ペック、カーク・ダグラスなどが懐かしい。

     はぐれ刑事純情派

     久しぶりに「はぐれ刑事純情派」をみて、ドラマの基調がやっと飲み込めた。ご存知のように、人間味のある安浦刑事が主役の長寿ドラマ番組である。

    上司の川辺課長と安浦刑事では、事件の捉え方がまるで違うのである。川辺課長は安浦刑事の勝手な動きにいつも腹を立てるが、最終的に老練な安浦刑事に一目置かざるを得ない上司である。そんな安浦さんに、周りの同僚や署長も信頼を寄せて、課長の目を気にしながらも協力を惜しまない。警察不信感を持つ市民まで信頼し始めることもある。

     川辺課長は事件を物的証拠や状況や目撃証言だけで犯人を割り出そうとする。いわば表面的現象で判断し、勇み足で、思い込みの強いタイプである。一方の安浦刑事は現象に惑わされないで、人間的心情の背景を探り出すタイプとでも言おうか。意外な真犯人を突き止める。それも強制的な自供を避けて、心に響くアプローチで自然な自供を待つ。現実の犯人捜査はどうなのか知らない。視聴者から見ると、昔気質ではあるが、理想的な刑事に思える。川辺課長は相変わらず、誤認逮捕の過失を免れ、安浦さんに頭が上がらない。

     この筋書き構成が毎回の基調であるが、物事を表面的事実だけで判断する怖さを教えてくれる。問題は、現実においてこの架空的方便をどう生かすか。背景調査の大変さをどうするかである。理想は現実でよく挫折するから。因みに、配役も年を重ねて、現実と合わなくなったとして、今回のシリーズで終了するそうだ。ほのぼのとした人気の刑事ドラマではある。


    [No.275] Re: 終戦記念日にあたって 投稿者:変蝠林(1917-)   投稿日:2007/08/23(Thu) 18:31
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     藤井 正義 様

    > 大東亜圏制覇という野望も、当時のイギリス、フランス等の植民地政策という世界的な時流に乗りたかったのではと憶測しています

     御言葉を返す様で忸怩の面も御座いますが私の場合・・・・・

     ABCD経済封鎖の鎖を切って布哇急襲成功の軍艦マーチが流れたあの朝に
     印度を初めとする東洋の各国植民地解放の口火と見て快哉を叫び大東亜開放
     の夢達成の世に言う太平洋戦争を大東亜戦争と呼び勝ち戦であったと思い度
     く存じて居ります。

     話は226事変に飛びますが当時皇軍派と呼ばれた決起部隊を統制派の東條
     一味が昭和天皇をして国賊と呼ばせ近衛軍団を満州に飛ばせて独逸伊太利亜
     の独裁者に憧れた結果の惨敗は返す返すも残念な次第であります。

     近衛文麿のソ連盲信も愚かな結果を齎しました。
     皇軍が光軍に変わった歴史を繰り返さぬ事が生き残った老人の責務と思います。

                                         変蝠林(1917-)


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