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羽生の鍛冶屋 本田裕 35 奮闘記その4

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通常 羽生の鍛冶屋 本田裕 35 奮闘記その4

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2013/2/9 8:31
編集者  長老 居住地: メロウ倶楽部  投稿数: 4298

 大工道具では、大変な授業料を払いました。しかし、裁ち鋏(ラシャ鋏)、については、何といっても、東京の職人が作った鋏が最高品です。

 東京下町を中心に、千葉県に実力ある十数名の名工が活躍しておりました。長太郎、正次郎、長勝、兼吉、団十郎、本常正、長十郎、庄三郎、増太郎、正太郎、総太郎、などの銘で東京鋏工業組合「東鋏」として、東京の問屋を通じて全国の刃物店、金物店へ流通されておりました。

 私も、浅草の問屋と取引をはじめて、ラシャ鋏に関しては一流品ばかりを店に並べました。また、握り鋏は、同じ問屋を通じて、播州小野産の一流品を揃えました。衣料の町羽生では、縫製に関係する数千人の人達が、切れ味の良いものばかりを使用していたからです。

 開店当初から、鋏は売れました。それだけに、顧客につなげていくために販売、修理に遣り甲斐のある商品でありました。そして、衣料の町に生まれたからこそ、私に、第二の人生、生活の糧となる仕事が与えられたものと考えております。

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