画像サイズ: 582×407 (23kB) | このセントジョンという街のある「ニューブランズウィック州」のお隣の「ケベック州」。ここの公用語はご存知のようにフランス語です。 ところで「ニューブランズウィック州」はカナダで唯一「公用語はバイリンガル」という州なのです。エドモントンという街など、93%の市民がフランス語を話すのですね。 また、これから行く「ノバスコシア州」は、州名はラテン語で「新たなるスコットランド人の国 (New Scotland)」の意味なのです(ま、早く言えば「カッコよく言ったわけですね」)。 この、ノバスコシアには、まず、17世紀のはじめフランス人が移住しアカディア植民地をつくったのです。しかし、英国軍の手で、フランス系の人たちはほとんど追放されちゃいました。いまはこの州は、ほぼ完全な英語圏です。「アカディア」とはノバスコシア州など住む「フランス人移民の子孫」のことのようです。 事ほど左様に、カナダもなかなか複雑な国なのです。 では、楽しい船旅に行きましょう。港には、なかなか立派な船が入港していますよ。 その名も「Princess of Acadia」。これが、ノバスコシアの Digby まで、2−3時間で運んでくれます。もちろん、人間も乗っていましたが、貨物が多かったですね。 お天気もよし、高波もなし快適な船旅でした。 |