画像サイズ: 564×640 (92kB) | ミュンヘン 3
さて、ミュンヘンといえばビールです。最初の晩、どこか美味しいビールを飲ませる所へ行こう、という話になりました。 ところで「ミュンヘン、札幌、ミルウォーキー、旨いビールの味」というのは、テレビ普及期のCMです。私は、この三都市は、同緯度だと思い込んでいましたが、実際にはミュンヘンは北緯48度、札幌とミルウォーキーはともに北緯43度です。 まあ、何れにせよ、美味しいビールを味わいたい。 ミュンヘンのビアホールというと、旧市街にある「ホフブロイハウス」が有名です。なにしろ、あちらは国立ホフブロイハウス醸造会社が直営する、ビアホールなのですから。そして日本のツアー御用達です。 ところで、あるブログを読んでいたら「「Ayinger」というビールがお勧め。ミュンヘン市内に、ここの経営するビアホールがある」と書いてあったのです。地図で調べたら、なんと、我らがホテルの隣の隣くらいのところにあるのです。こりゃ行ってみなくては。 二人が着いたのが早かったせいか、我々以外にあまりお客さんが入っていない、あら、閑散としているわね、などと話していると、さにあらず。団体さんが、ぞろぞろと入ってくるではないですか。団体さんは、ヨーロッパ系、アジア系を問わず、すごい人数です。おそらく、食堂が、お庭とか、地下室とか、あちこちにあるのでしょう。やっぱり「名門店」なのでした。しかし、日本人らしき団体はあまり見かけませんでした。(そもそも、ビアホールには「美味しいビールを味わう」という目的以外に「盛り上がる」という目的があります。一人じゃ盛り上がれない。やはり団体で来るのがいいのでしょう) はい、ここでは、モンジロウ氏お勧めの黒ビールをいただきました。おつまみも、大皿に乗りきれないような長いソーゼージにジャガイモのサラダが乗っていて、パンかごにも、さまざまなパンがダイナミックに積み上げられていました。 黒ビールは、豊かな香りがあって、甘味も少しありました。 酔っ払っても大丈夫。隣の隣のホテルに帰ればいいのですから。 翌日、新市庁舎のグロッケンシュピールを聞いた後、近くの食堂でランチを頂いたのですが、ここのビールも美味しかった。Franziskaner という、これまた有名なビールなのですね。 |