画像サイズ: 960×539 (60kB) | ボルツァーノとその周辺 6
同じ道を通ってボルツァーノに戻りました。
寒いので、100円ショップで買って、リュクサックの隅に入れておいた「非常用アルミシート」を着ました。これは暖かいですね。公園の石のベンチに座るときは、畳んで座布団がわりにするとか、旅のお供として、とても役立ちます。(シーツくらいの大きさです)
オルティセイでバスに乗る前に、ロープウエイ駅のレストランで昼食。私は「クヌーデル」をいただきました。チロルの田舎料理で、ゆでて潰したジャガイモをベースに、パサパサになったパンをほぐしたもの、ソーセージの切れっ端、菜っ葉、チーズなどの残り物を加えて団子にしてゆでて食べたり、スープに入れたりする、素朴な料理です。吹雪の夜、家族で食卓を囲んで食べていたのでしょう。私も直ぐ温まって、お腹がいっぱいになりました。
さて、ボルツァーノの街ですが、駅の前が広い公園になっています。公園には、こんな蛙の置物があったりします。その先が旧市街。 中心はヴァルター広場です。 広場の名は中世ドイツの吟遊詩人ヴァルター・フォン・デア・フォーゲルヴァイデにちなんだものだそうです。彼の像もあります。しかし、どういうご縁で、この広場に彼の名前がつけられているのかはわかりません。 広場の周囲には、商店街、レストランなどがあり、市民や観光客でいっぱいです。 大聖堂は、14−15世紀のゴシック建築ですが、屋根が素晴らしいです。
夕食は、広場近くの「アイーダ」というレストランで「イタメシ」。巨大なピザをいだきました。美味しかったですよ。 アイーダの作者、ジュゼッペ・ベルディーさんは、失敗と成功を繰り返し、波乱に富んだ生涯のうちに、たくさんの素晴らしいオペラを世に出した大作曲家ですが、彼に関しても、ヴァルター広場やボルツァーノとの接点が見いだせません。ま、どうでもいいことですが。 |