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[No.4479] Re: 青森駅から夜行列車で北海道へ雪見に 投稿者:男爵  投稿日:2016/04/25(Mon) 05:01
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>かつて 北海道の中心札幌から帯広や釧路に行くには
> 札幌−(函館本線)−滝川−(根室本線)−富良野−新得−帯広−釧路
>という列車の旅でしたが
>いまは
> 札幌−南千歳−(石勝線)−トマム−新得−帯広−釧路
>と行く方が早くなってしまいました。

>>新得駅は根室本線と石勝線の分岐駅となります。

こちらは
新得駅の根室本線の時刻表です。
根室本線は、滝川と帯広や釧路を結んでいることがわかります。

かつての幹線だった根室本線は、直接札幌行きの特急は走っていません。
もっとも
滝川で乗り換えたら、旭川からの函館本線が一時間ごとにあります。


[No.4478] Re: 青森駅から夜行列車で北海道へ雪見に 投稿者:男爵  投稿日:2016/04/24(Sun) 15:08
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>かつて 北海道の中心札幌から帯広や釧路に行くには
> 札幌−(函館本線)−滝川−(根室本線)−富良野−新得−帯広−釧路
>という列車の旅でしたが
>いまは
> 札幌−南千歳−(石勝線)−トマム−新得−帯広−釧路
>と行く方が早くなってしまいました。

>>新得駅は根室本線と石勝線の分岐駅となります。

新得駅の石勝線の時刻表です。
札幌と帯広や釧路と結んでいることがわかります。

石勝線の方が幹線なのです。


[No.4477] ヨーロッパのあっちこっちへ 2 投稿者:マーチャン  投稿日:2016/04/24(Sun) 06:29
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 リヒテンシュタインの首都ファドーツから、インスブルック経由で、オーストリア南東部、ケルンテン州のフィラッハへ。 ここはドラウ川沿いの物流拠点、交通の要所ではありますが、いわゆる観光地ではないのです。 
 しかし、ドナウ川の支流であるドラウ川の谷にそっていて、遠くにヨーロッパアルプスの東端の白銀の山々を望む、静かで落ち着いた街でした。

 「な、なんで、わざわざ、そんな所へ行ったのか」といいますと、旧ユーゴースラビアへ行くには、ここを経由するのが便利だからです。

 この時代は、東西冷戦の真っ最中。鉄のカーテンの向こう側への旅は大変面倒なものでした。
 「ビザ無し」なんてとんでもない話だと思われていました。しかし、実際は、ハンガリーの場合は「入国時に、空港でビザを発行してもらえる」というのは「公然の秘密」でしたし、旧ユーゴースラビアに至っては、鉄道の駅でもらえる、という話を聞いたことがあったのです。
 たとえ、バックパッカーであっても、外貨を持ってくる外国人はありがたい存在。ややこしいことは抜きにして来てほしい、というのがホンネだったからなのです。

 しかし「本当に行けるのか。試してみよう」―――そんな気持ちでした。

 旧ユーゴースラビアは「あの、スターリンのいうことも聞かない」チトー将軍が「モスクワとは、一味違う社会主義」のもとで政治を行っていた国だったのですね。
 そして、私の訪問した翌年、チトーさんは、私の行ったリュブリャナ(現在のスロベニアの首都)の病院で亡くなられたのでした。
 鉄のカーテンが取り去られた後、旧ユーゴースラビアは、それぞれの国が分離独立しましたが、ご存知のように、チトーさんというカリスマ指導者がいなくなると、あの悲惨な紛争におちいってしまったのですね。まだ、各地にその後遺症が残っているようです。
 私は、その後、1986年に、旧東ドイツの旅をしましたが、その時、同じ「鉄のカーテン」の内側の国にであっても、それぞれ随分違うな、と思いました。


[No.4476] ヨーロッパのあっちこっちへ 1 (1979年) 投稿者:マーチャン  投稿日:2016/04/23(Sat) 06:26
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前年(1978年)成田空港が開港。その年の、5月20日にJALの貨物便が初着陸しました。
 私の旅も、この年から「成田空港出発」に変わりました。まだ、JRのNEXもなかったので神奈川から成田へ行くのはチト不便でした。
 この旅で乗ったのはスイス航空でした。
 安い切符で辛うじて乗れたのは、成田→香港→カラチ→ジュネーブ→チューリッヒ便。南回りの長い―旅でした。

 一人旅の楽しさを知ってしまった私は、この年は、もう少し行動半径を広げました。
 チューリッヒに着いた当時のマーチャン、何を思ったのか、スイス見物をすること無く、翌朝、列車に乗り込むと、リヒテンシュタイン公国に直行したのです。

 えーっ、東西トーザイ。
 リヒテンシュタイン公国ともうしまする国は、立憲君主制国家にして スイスとオーストリアに挟まれた、人口35000名、面積160km2(川崎市より少し大きい)という小国にござりまする。100名程度のお巡りさんはいますが防衛、通貨、外交はスイスに外注。ただ小国の切手商売は儲かるものですから「郵便事業」は自前でやっておりますです。

 タックス・ヘイブンとしても知られている国です。機械工業も盛んなようです。一般の国民は所得税などは払わなくてもいいのです。ご一族が、500年前から、そのお金で買い集めた美術品は大したものらしいです。ラファエッロ、クラナッハ、レンブラント、ヴァン・ダイクをはじめとする巨匠たちの名画や、華麗な工芸品がずらーり。でも公開していません。
 戦争ばかりやっていた、ヨーロッパ列強の間で、ルクセンブルグ、モナコ、アンドラ、サンマリノなどの小国の幾つかが、どっこい生きているのです、というより結構お金持ちなのですね。  
 隙間産業ならぬ隙間国であります。
 まあ、好奇心の強い人が、真っ先に行ってみたくなる国のひとつです。

 私も、人並みに、ご領主様のお城を見て、首都?、ファドーツの郵便局でクリスマス切手を買って、出国しました。もちろん、国境など、何時通ったか気が付きませんでした。


[No.4475] Re: 青森駅から夜行列車で北海道へ雪見に 投稿者:男爵  投稿日:2016/04/23(Sat) 05:38
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> 新得駅に降りたのは初めてです。

>新得駅は根室本線と石勝線の分岐駅となります。


大きな駅でした。


[No.4474] Re: ウィーンとウィーンからの旅 18 投稿者:唐辛子 紋次郎  投稿日:2016/04/22(Fri) 10:29
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  マーチャン、みなさん、こんにちは。

>  そのうち、誰かが「あっ。マーモットがいる」と叫びました。みな一斉に駈け出した。私も大慌てでカメラを持って走ってサクの向こうの氷河の方に向かいました。さて、バッグからカメラを取り出そうとすると、あっ、なんとしたことか、カメラは氷河の谷底の方へころころと転がっていってしまったのです。ああ、消えちゃたぁ。

>  フィルムは、その朝取り替えてきたわけですから、この素晴らしい光景ばかりでなく、「バカ・マーチャン」が、ポストバスの運転手さんの制服制帽を身につけて運転台に座っている写真も消えてしまったのです。

>  旅の終わりになってカメラをなくしたわけですから、被害は小さいのですが。きっと神様が調子に乗りすぎている「バカ・マーチャン」にお灸をすえたのでしょう。

マーチャンが、バカ・マーチャンなら、あっしは、どうなる。バカモンジロウ、略せばバカモ〜ン。これはチョットかなしい。(-_-;)

>  旅には失敗がつきもの。失敗こそ、旅の思い出に残るものなのです。

ヒヤヒヤ。でも、そういうのなら、こちらが本家です。台北観光でカメラを構えたとたん、革のカバーがはるか下の方へ、ころころころ。所が、ここはかなりの高楼で、カバーは、取りに行くには大変なところへ行ってしまい、そのうち視界から消えました。

 あっしが諦め顔をしていると、幸い同行の若い元気のいい義弟が「わたしが取ってきて上げましょう」というなり、すぐさま下へ降り、チャンと見つけて、届けて呉れました。

 オーストリアでは、事もあろうに、マーチャンの大事な大事なカメラを無くしたことはご存じのとおり。(もっとも、これは帰国後、奇跡的に戻りましたが。)

>  この旅は、これで終わりです。次を旅にご期待ください。

パチパチパチ。ではまたその内、読ませてもらいます。


[No.4473] ウィーンとウィーンからの旅 18 投稿者:マーチャン  投稿日:2016/04/22(Fri) 08:08
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 グロースグロックナー(3,798m)はたいへん魅力ある山で、今も昔も多くの人々を惹きつけています。オーストリア皇帝もそのおひとり。1856年、皇帝フランツ・ヨーゼフ1世は皇妃エリザベート(シシィ)とご一緒にこの山の氷河の見物に訪れ、見晴らしを楽しまれ、グロースグロックナーの偉容に深い感銘を受けたと伝えられています。
 そこで、この峠の名前が「フランツ・ヨーゼフ・ヘーエ(標高2500)」と名付けられています。
 (オーストリアの人たちは「フランツ・ヨーゼフさん」がお好きらしく、ウィーンには「フランツ・ヨーゼフ駅」があり、ドナウ川の遊覧船にも「フランツ・ヨーゼフ号」と名付けられた船が就航していたりと、あちこちで「活用?」されています。そんなに「フランツ・ヨーゼフさん」がお好きならば、共和制なんかにしないで「オーストリア帝国」のままでいればよかったのに)

 バスは、ここでお昼の休憩。茶店でサンドイッチとコーヒーのお昼を済ませた後は、雄大な山並みが、雲からでたり、隠れたりしているのを、同じバスで観光に来て人たちと一緒にひたすら眺めたり写真を撮ったりしていました。
 そのうち、誰かが「あっ。マーモットがいる」と叫びました。みな一斉に駈け出した。私も大慌てでカメラを持って走ってサクの向こうの氷河の方に向かいました。さて、バッグからカメラを取り出そうとすると、あっ、なんとしたことか、カメラは氷河の谷底の方へころころと転がっていってしまったのです。ああ、消えちゃたぁ。
 フィルムは、その朝取り替えてきたわけですから、この素晴らしい光景ばかりでなく、「バカ・マーチャン」が、ポストバスの運転手さんの制服制帽を身につけて運転台に座っている写真も消えてしまったのです。
 旅の終わりになってカメラをなくしたわけですから、被害は小さいのですが。きっと神様が調子に乗りすぎている「バカ・マーチャン」にお灸をすえたのでしょう。

 旅には失敗がつきもの。失敗こそ、旅の思い出に残るものなのです。

 この旅は、これで終わりです。次を旅にご期待ください。


[No.4472] Re: 青森駅から夜行列車で北海道へ雪見に 投稿者:男爵  投稿日:2016/04/22(Fri) 07:04
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> 雪景色を見ているうちに
> 新得に着きました。

> ここで降ります。

新得駅に降りたのは初めてです。

新得駅は根室本線と石勝線の分岐駅となります。


[No.4471] Re: 福井恐竜博物館と愛知万博 投稿者:男爵  投稿日:2016/04/21(Thu) 11:40
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このキャラクターは
記念として載せておきましょう。



> > 事前にえーさんの会議室での報告が
> > 役に立ちました。


[No.4470] ウィーンとウィーンからの旅 17 投稿者:マーチャン  投稿日:2016/04/21(Thu) 07:57
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 バスは、一時間余りで、ハイリゲンブルートに着く。ここで、三十分の休憩がある。
 ここのゴシック風の教会に、キリストの血、聖なる血が秘蔵されているところからこの地名がつけられたーーーとガイドブックにはでている。十世紀にヒザンチンから、この「聖なる血」を運んで旅をしてきたお役人は、寒さのため、この地で行き倒れになってしまったという。「如何にして十世紀までキリストの血が保存されていたのか」ーーーということは考えるべきではない。これはロゴスの世界の話ではなく、パドスの世界での話なのである。

 私がお堂のなかを見学していると、同じバスに乗ってきた観光客のご一行さまのなかの顔色の悪いじいさまが寄ってきて英語で「おまえは日本人だろう。日本人は仏教徒なのにキリスト教のお寺に入ってもいいのか」としっつこくきく。ほとんどの日本の仏教は寛容なのだと教えてあげようと思ったがドイツ語は分からないのであきらめた。

 なにはともあれ、峻険な山容を背にして、緑の五月の野原にすっきりとそびえ立つ、この教会の尖塔はわれわれの目を引き付けざるを得ない。
ハイリゲンブルートを発って、峠に向かって高度を上げていくと、もはや「郵便局」も「小学校」もない。乗客は、観光客ばかり。若い運ちゃんは、観光客向けサービスをしてくれる。カタコトの英語で「あの山、◯◯連峰。あの川は△△氷河」などと教えてくれる。特に運転席近くにいた私には、親切だった。一時停止したところで「カメラのシャッター押してくれる?」と聞くと「ああいいよ」と言いつつ、自分の制帽を私のアタマに乗せてくれる。ついでだからと運転席に座らせてくれる。ほかのお客さんも調子に乗って「おい、ついでに制服も羽織らせてやれよ」なんていう。
 言葉なんて全然通じないのに、結構バスのなかは盛り上がった。


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