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[No.4259] モネ展は大繁盛〜2 投稿者:唐辛子 紋次郎  投稿日:2015/10/29(Thu) 11:00
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  昨今は、美術展も数多く、相当宣伝をしないと大勢の観覧者を獲得することはできないようだ。そこで、大勢に来て貰おうと思えば、それなりの工夫がいる。そこで、各地にばらまくチラシなどにも、本腰を入れて知恵を絞ることになる。中には、かなり奇抜な方法も飛び出してくる。

 ふつう、こうしたチラシはA4タイプのものが多い。今回は丸を縦に三つつなげた、串なし団子三兄弟のような栞もあった。これは明らかに、モネを所蔵するパリの美術館、マルモッタンをイメージしたものに間違いない。いわばおやじギャグみたいな紋である。丸を並べてマルモッタンねえ。なある、というわけだ。

 そういえば、以前にもマルモッタンが来た時、これに似たオヤジギャグのようなものがあったような気がする。たしか、○の下だか、中にモッタンとか、書いてあったように記憶する。とにかく、「マルモッタン」を覚えてもらおう、そこまで来ればまず、観覧者の予備軍は確実、といった館側の意図が、このことから窺がえる。

 モネ展で、都立美術館の館内に入って、あっしの気の付いたことは、主催者側が、いかにモネ展に力を入れているかということだ。というのは、あっしが長い行列で、つのるイライラを何とか紛らわそうと、神経質そうに館内を見回すと、モネ展のポスターがすぐ目に入ったが、これが4,5枚まとめて貼ってあったのだ。

 ところが、その図柄がすべて違っている。あっしの入手したチラシは、有名な「睡蓮」だが、館内には、印象派という言葉のもとになった「印象、日の出」、「サンラザール駅」、そのほかがあった。


 ポスターには、いわゆる売り言葉が書いてあるが、これがまた読んでみると、なかなかに面白い。

 「睡蓮」には、

 「睡蓮」、画家が最期まで手放さなかった一枚。

 どうっす、簡にして要を得ているではありませんか。最後ではない、最期ですぞ!

 そのあと。「印象、日の出」から「睡蓮」まで  と来た。

 いずれもモネの代表作である。もう一枚のには、

  「印象、日の出」、21年ぶりの東京。

 じつにウマい紋だと思います。
 
 ところが、この2枚を観覧者が、一遍にみるのは難しい。あっしのばやい、10月21日に行った。「印象、日の出」は残念ながら、18日までである。ま、早いはなし、上野に、二度あしを運べば紋題はないのだが…。(^^♪

 「サンラザール駅」のには、「サン=ラザール駅」、これを見ずには終われない。

とある、これを見た途端に、心臓まひで、自分自身が終わってしまっても困るが、あっしは終わる前に見れて、えがった、えがった。(つづく)


[No.4258] モネ展は大繁盛 投稿者:唐辛子 紋次郎  投稿日:2015/10/28(Wed) 23:49
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 実はあっしは、モネについては、先年パリのオランジュリーで、あの高さ2メートル、長さ12メートルもある、モネの『睡蓮』を、現地で満喫して来たので、一応は済みになっているのだが、それだけに余計懐かしく、もう一度じっくり観たいと思った。地元の美術館にも、モネが一枚あって、行くと必ず挨拶することにしている。

 この21日は、入場料が老人無料のため、忘れないように、何か月も前から、カレンダーに大きな印をつけ、楽しみにしていた。

 きのうは、もっと早く出たかったが、なかなか思いに任せず、上野の美術館についたのはお昼頃になってしまった。

 予想通り長蛇の列で、立て看板に、『一時間待ち』とある。この美術館は、入口が地下にあって、まずエスカレータで下へ降りるのだが、券のあるなしにかかわらず、この列に並ばなければならぬ。

 以前、場所も同じ上野の、国立博物館で、金印を見るのに、さむい屋外で、しかも小雨の降る中で、長いこと並ばせられ、震え上がったことがある。

 エスカレータで降りても、列はなかなか短くなってくれない。ふと気が付くと、すぐ脇に、あっしらと反対向きの列があった。ひやあ、目の前に展示室の表示があるが、そこが入り口ではなく、列は蛇行していたのだ。

 並び仲間のおしゃべりを、聞くとはなしに聞きながら、忍耐強く待つ。これは正に、初もうでの明治神宮の風景だ。


 「はいそれでは、この線まで、はい、ここまでお進みください。もしもし、あっ、ダメダメ、ダメだなあ。ここまでですよ。」警官の声がいまだに耳に残っている。

  丁度そのとき、往年のヒット曲「待つわ」が流れたと思ったが、これはあっしの錯覚だった。(^_-)-☆歌手のあみんは、「待つわ いつまでも待つわ」と歌うが、いくらあっしらのように、年中ヒマそうに見える老人でも「私待つわ」と云いつつ、いつまでも待つわけには行かないのだ。

 しかし、いかに老齢化時代とはいえ、これだけ65歳以上のひとが、いや、その中でも絵画の愛好者がいることには正直オドロク。(@_@;)もっとも、ヒマであることも一因なら、印象派のファン、さらに日本にはモネのファンの多いことも、大きな要因の一つであろう。また、モネ自身も自宅の庭に、日本風の太鼓橋をつくったり、浮世絵をあつめたり。かなり重症の日本ファンであったことなども、今では日本中に知れ渡っているのかも知れない。(つづく)


[No.4255] Re: 突然ですが、紋次郎が西荻に現れました〜2 投稿者:唐辛子 紋次郎  投稿日:2015/10/22(Thu) 20:56
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>  これは「こけし屋」の、小型パンフレットにみる、信太郎さんの絵である。

 どういうわけか、ちかごろ、何か書くというと、その後に、かならず僅かのインターバルを置いて、それに関連したものが立ち現れて来るのだ。ただ困るのは、すぐ出てこないことで、いい加減トウの立ったころに、ひょっくりと現れるのが、あっしには気にいらない。というのは、つまり

 この鈴木信太郎と云う絵描きのことだが、きのう上野の美術館でゲットした、何枚かのパンフレットのなかに、この画家の展覧会(横浜の「そごう美術館」。会期が10月10日から11月15日までになっていた)のものがあったのだ。べつにこちらで要求したわけではなく、マッタクの偶然なのだ。

 フシギと云うか、何というか。


[No.4254] Re: 突然ですが、紋次郎が西荻に現れました〜3 投稿者:唐辛子 紋次郎  投稿日:2015/10/21(Wed) 10:42
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 それから、南口の方に行った時、ヒマなので、また、地理不案内なので、あちこち歩き回ったが、裏通りで、地元の人びとが、ほとんど全員と云っていいほど大勢、色々な小店を出していて、これはほんとうに面白かった。ほんの間口1間くらいの店が軒を連ねているのだ。

 ほとんど買わずに冷やかして歩いたが、写真のこれは気にいった。プラスティック製で非常に小さい、いわばミニボトルだが、なにかの景品で作ったのかも知れない。

 大きく書いてあるのはフランス語で、乾杯する時の言葉。あなたの健康を祝っての意。ところが後はみな、日本語。かっこの中はobentozukurino puro、年号の下は英語でwater bottleだが、その下はitsumo tanoshii obentou.minnade waiwai shiyoune.hi-sense

マークの中にも、obentouがある。細かく見ると、ローマ字のところにフランス語のアクセント記号を使って、高級感?を出したりしているところもご愛嬌か。お弁当については、そのローマ字がobentouになったり、obentoになったりしている。

 このボトルはなかなかのスグレ紋で、上の部分に水や酒、ワインなどを入れられるし、ラベルの下がひねると、外れてコップになることだ。値段は驚くほど安く、たったの100円だった。


 行きに見かけた「西荻ビール工房」へも、忘れず立ち寄り、地ビールも買って帰った。帰りは中央線で人身事故に巻き込まれ、時間が掛かったが何とか切り抜けそれほど晩くない時間に帰宅できた。(おわり)
 

  (つけたり) 一番可笑しいのは、今回の探訪で、唯一見つけられなかったのは、駅の近くにあるはずの「西荻案内所」」だったこと。←案内所ってふつう、一番先に行くとこでしょ。


[No.4253] 突然ですが、紋次郎が西荻に現れました〜3 投稿者:唐辛子 紋次郎  投稿日:2015/10/21(Wed) 10:28
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今まで紹介したところは、いわゆる南口というところで、あっしは、南だけでなく、北口の方にも足を延ばしたのです。

 別に買うあてはなかったのですが、北東方面に「Midi」と云う店があり、そこは南フランスの古道具を商うと書いてあったので、チョット興味が湧いてきたのですが、地図で見ると、なにか遠そうなので、止めにしました。住所も西荻と云うより善福寺になっていました。

健脚組のあやさんなら、行ったかも。(^_-)-☆

 それでも、最後に入った店、「古本倶楽部・中野書店」というのは、女ばかりでやっているがなかなかバカにできない。相当力のある古書店と見た。入口のあたりにおもちゃが置いてあったが、値段を聞いてビックリした。古い、アメリカ製と云うくらいで、大して珍しくも無いような代物だったが、なんと、8000円以上だった。

 この店に離接するスペースで、やはり古書を並べていた。あっしはここで、一番安いのを1冊だけ買った。周囲にはあまり店もなく、人通りも少なかったので、販売は主としてネットを通してやっているのだろうと思った。この辺りは、北銀座通りというらしい。

 あっしは、やはり北口だが、伏見通りと云うのも探検した。駅の近くでは「TIMELESS」と云う古書店、若い男が座っていたが、なかなかいい本を揃えていた。本以外にも小物を並べていた。近頃、場所を取らないので、本より小物に目が行く。

 同じ通りで「FALL」と云う店も小物をならべていて、店内は若い女が目立った。伏見通りを右に折れて少し行くと、骨董通りに入る。ここはその名の通り、骨董屋が多い。そこらを適当に冷やかしながら進むと道は大きな通りにぶつかる。右は地蔵坂、左は女子大通りである。その地蔵坂に「井荻会館」と云うのがある。

 「井荻会館」はあっしと同じくらい古く、西荻町の自慢である。地元では古民家と云っている。してみると、あっしは古民間人なのかな。(^O^)ここで年2回、骨董市が開かれ、あっしも行ったのだが、もう終わりに近く、ろくろく観ずに帰った。その途中にあった古書店、「花鳥風月」は、珍しいものも多く、これも印象に残った。

 昼は駅前の中華「日高屋」、夕食も中華で「ちょもらんま」という店で食べたが、ここは分量もあり、また味も悪くなかった。(つづく)


[No.4252] Re: 突然ですが、紋次郎が西荻に現れました〜2 投稿者:唐辛子 紋次郎  投稿日:2015/10/18(Sun) 11:58
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そこで、いつものように、良く調べもせず闇雲に歩き出したのだが、少し行くと、道路の左手になにか骨董屋のような店を発見。屋号は「アンティーク時」というのだそうな。さっそく入ってみると、あるわあるわ、サントリーの『アンクルトリス』がらみの品々が。


 おっ、これはスゴイと、自身骨董品に近く、売り物の骨董品には特別の親近感を抱くあっしこと、唐辛子紋次郎は、注意深く陳列棚に近づいた。


 う〜ん、さすが柳原良平だ。紋次郎の財布では、とても歯が立たない。例の「洋酒マメ天国」が36冊(箱入り全巻揃い)で、あっしの方に盛んに流し目を送って来る。しかし、35000円では、いくら色仕掛けで来ても、とても無理だ。後で調べると、このあたりが、通り相場のようだ。

 ほかに、グラスやコースターなど、いろいろあったが、一点で3000円を下回るものは何一つなかった。で、ここは見学だけにして、店頭の唐辛子をあしらった小皿を、一枚だけ買って早々に店を出た。


 その向かいは、盛林堂書房という古書店で、『まち歩きマップ』によれば、創業66年の老舗だ。店主はわりと若いようだが、かなり自信家に見える。

 中々のやり手らしく、書籍の販売だけでなく、出版までも手掛けているらしい。ここでは、比較的安い豆本の類を2冊ほど。古本好きの紋次郎は、この店なら、また来てもいいな、と思った。

 あっしはどうも生まれついての方向音痴らしく、もともと井荻会館というところで、年にたった2度だけ開かれるという骨董市というものに、行きたくてこの『旅』を思い立ったのに、その反対の方角へ行ってしまったらしく、なかなか目的地へは辿り着けなかった。そのお蔭で、小さい発見もまあ、いくらかはあった。たとえば、駅前の「ぺぱむら」と云う店。工作用の紙製品を扱っているが、若い女の客も多い。ぺぱ、はおそらく、ペイパーの『ぺ』であろう。

 「ムラ」は小さな店なので、村と洒落たか、あるいは、苗字が村井とか村上あたりで、そう付けたのかも知れぬ。(つづく)


 


[No.4251] Re: 突然ですが、紋次郎が西荻に現れました〜2 投稿者:唐辛子 紋次郎  投稿日:2015/10/16(Fri) 16:54
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鈴木信太郎さんは偉いですね。病気で左半身が思うように動かなくなったというのに、ひたすら画業に専念、ついに日本芸術院会員になり、また勳三等の勲章や、文化功労章まで手にするという、この精進ぶりはただ、スゴイとしか、云いようがない。

 これは同店の小型パンフレットにみる、信太郎さんの絵。


[No.4250] Re: 突然ですが、紋次郎が西荻に現れました〜2 投稿者:唐辛子 紋次郎  投稿日:2015/10/16(Fri) 16:30
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中央線沿線には一時、文士や画家が集まり大いに栄えた時代があった。この辺に住むものが、とくに多かったせいであろう。その一人、井伏鱒二は「荻窪日記」を書き残している。

 彼らは集まると、将棋やマージャンに打ち興じた。西荻に「こけし屋」が出来ると、こけし屋は、現在のカルチャーセンター化し、集まった近所のひと達に講義をしたりもしたようだ。しかし、彼ら文士や画家の、主たる目的は、ここで飲み食いをすることだったと思う。

 ここには、錚々たる連中が集まったらしい。「こけし屋」のHPによると、文士や画家が数多く「こけし屋」に集まり「カルヴァドスの会」と云うのを立ち上げている。初代会長は有名な石黒敬七氏。

 会の名は、映画「凱旋門」のなかで、バーグマンが飲むお酒の名前から来ている。旗挙げでは他に、井伏鱒二や徳川夢声、東郷青児、それに、のらくろの田河水泡までいたらしい。ほかに会社重役、商店主なども、駆け付けたようだ。作家の上林暁というのは、当時阿佐ヶ谷に住んでいた。また、ドイツ文学の高橋健二さんが絵を描き、それが今も残っていたのにはビックリ。

 2代目会長は新宿の主のような、あの紀伊国屋書店社長の田辺茂一だったという。このカルヴァドスの前身に「こけし会」というのがあったそうだ。ここでも、向学心に燃える主婦や学生などを相手に、一流の先生方の講義が行われた。たとえば、「こけし屋」の畳敷きの教室で☆、金田一京助先生の「アイヌ文学の発見」の講義があったときは、満員札留めの(^^♪盛況であったとか。


 常連の画家、鈴木信太郎氏の描いた包装紙の絵が、今でも、同店の店頭に掲げられる赤い幟、パンフレットや包み紙、ペイパーバッグなどで大活躍しているのは、嬉しい限りである。(つづく)

 ☆今は無い。


[No.4249] Re: 突然ですが、紋次郎が西荻に現れました〜2 投稿者:唐辛子 紋次郎  投稿日:2015/10/16(Fri) 14:39
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以前、福島県のキャッチコピーで「うつくしま、ふくしま」というのがあり、しばらく感心していたことがあるが、杉並区のキーワードは「なみじゃない、杉並!」というのだそうで、区の広報「すぎなみ」にも、そのように書いてあった。

このコピーを考え出したのは、眞木準というライターで、この人は全日空、キャノン、サントリー、伊勢丹、資生堂など一流企業のコピーを数多く手掛けている。だが、2009年6月、惜しくも60歳でこの世を去っている。


[No.4248] 突然ですが、紋次郎が西荻に現れました〜2 投稿者:唐辛子 紋次郎  投稿日:2015/10/16(Fri) 11:34
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チョット気になるのは、この街には新興宗教の空気が濃厚に漂っていることだ。誰一人知らない者のない、悪名高き「オウム」、色々な話題であっしらを存分に愉しませてくれた「幸福の科学」など、いろいろな実話、伝説が底流に犇めいている。しかし、現在は
そうしたものは、外来者にはマッタク感じられない。

 おそらく、住民についても、今では、根っからの西荻マンは大分減っているのかも知れない。他県からの流入者が、むしろ西荻を活性化しているとも云える。それは、駅や、商店の店頭に置かれた数種類のチラシにも、表れている。たとえば、駅コンコースに置かれた「西荻まち歩きマップ2015」を広げてみると、裏は商店の名簿になっている。これが、ざっと見渡しただけでも、200店舗以上あり、まず、この数にオドロク。それから、屋号には奇抜なものが多い。

 古書店で「古書西荻モンガ堂」とは何だ。モンガは紋が、なのか、はたまた紋賀なのか。それから「のるぶりんか」たあ何だ。「とりとり」は何を商っているのか。「blue water flowers]という、ミステリー作家でも、思わず首をかしげたくなるような謎めいた名の店もある。

 「ハナトオカシト」という、何となく分かったような気分にさせてくれる、多角経営の店もある。むかしのヨロズヤ的発想にも似ているが、危険分散の意味もあってか、総じてこの辺りでは、多角経営の店が多い。また、

 つい笑ってしまうようなのもある。いわく「ぐーちょきパン屋」などは、どうか。「文具と雑貨の店トナリノ」と云う屋号があるかと思えば、「食とセラピーていねいに」という店もある。あっしは、まだ探検していないが「ニヒル牛」なんという、思わせぶりな名もある。

 後で思ったのは、この街にローマ字や英語、平仮名などがあふれているのは、外国人経営の店の多いせいもあるようだ。あっしらの街でも、近頃は、インド系の人たちの働く店が増えつつあるが、この街はその点、ハンパではない。


 ざっと見たところ、チベット、ブラジル、南仏、イタリアン、ターキッシュ、タイ、ベトナム、モロッコなど、世界中の文化が、そこかしこで花開いている。ここはまさに、国際都市。西の「新大久保」といっても過言ではない。もちろん、昔ながらの、蕎麦屋、和菓子屋、茶屋も健在である。

(つづく)


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