画像サイズ: 960×680 (41kB) | 往復のお乗り物 4
さて、ミュンヘンへ行くには、モスクワのシェレメチボ空港で乗り換えなくてはなりません。 「悪名高過ぎる」といわれているシェレメチボ空港ですが、ビジネスクラスであろうと、ファーストクラスであろうと、乗り換える以上は、ここを通らなくてはなりません。 しかし、日本発の飛行機が利用する「Dターミナル」ができてから「薄汚い、暗い」というイメージは消えました。でも、乗り換えに手間がかかるのは事実です。ターミナル同士が遠くはなれているので移動に、どえらく手間がかかります。 それと、他の空港のように「搭乗口」が決まっていません。搭乗券に記載してある「ゲイト番号」を信用してはいけません。もう一つ「搭乗口」に明かりがついて、行き先が表示されるのは出発の30分前なんていうことはよくあります。搭乗口が決定するまでは、不安そうな顔をしてウロウロしていなくてはなりません。インフォーメーションへ聞いても確かな答えは帰ってきません。 お店はありますが、店員さんは面倒くさそうな顔をしていて、外人乗客を胡散臭そうな目で見ていますし、値段は高いし、ユーロは使えません。 まだ「社会主義国だったころのしっぽ」をぶら下げているように感じます。
そうそう、それから、モスクワ乗り継ぎで「EU圏」へ行く場合、モスクワと、到着国とで2回、パスポートチェックを受けなくてはなりません。
というわけで、このあたりが「アエロフロートの航空運賃が格安」な理由なのでしょう。
なお「機内エンターテイメントサービス」のクラシック音楽には、諏訪内さんがソロを弾いている、チャイコフスキー、メンデルスゾーンのヴァイオリンコンチェルトがありました。 |