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[No.4292] Re: 箱根の山は周遊券 21(最終回) 投稿者:マーチャン  投稿日:2016/01/03(Sun) 07:33
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 食堂の写真は朝食前のどなたもいらっしゃらない時に撮りました。広々していて気持ちのいいお部屋です。


[No.4291] 箱根の山は周遊券 21(最終回) 投稿者:マーチャン  投稿日:2016/01/03(Sun) 07:32
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  ただ、民宿ですから、お食事に関しても、お料理は運んでくれますが、それ以上のサービスはありません。
 しかし、
  夕食にはビールを、という方は廊下にある自動販売機でお好きなモノが買えます。
  缶から飲むのはどうも、という方は、食堂の戸棚から、コップを持ってくればいいのです。
  オバサンも手間がかからないし、お客さんには安上がりです。
  しかし「どこどこ産のどういう銘柄」とか注文の難しい方にはご満足いただけそうもありません。

  帰りがけに、オバサンといろいろ話したのですが「なぜ、あんなに大ご馳走をするの」と聞きますと「私、お客さんが、物足りない気持ちで帰られるのを見るのは嫌いなの。十分満足して帰ってほしいの」とのことでした。

 翌朝は、雨で、ことの外寒かったので、まっすぐに帰宅しました。
 
 以上で「箱根八里」の旅のお話は終わりです。お読みいただきましてありがとうございました。


[No.4290] Re: 箱根の山は周遊券  20 投稿者:マーチャン  投稿日:2016/01/02(Sat) 07:34
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 鍋の蓋をとってみると、美味しそうな「牛鍋」でした。、


[No.4289] 箱根の山は周遊券  20 投稿者:マーチャン  投稿日:2016/01/02(Sat) 07:32
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 食堂へ行くまで、私は夕食について、まったく期待していませんでした。
 といいますのは、こういう事情からです。まず、ここを楽天から予約するとき「一泊・朝食のみ」で予約したのですね。ところが後から気が変わって「一泊・2食つきに変更してほしい」と直接、電話で依頼したのです。オバサンは電話で「はいはい。用意しますよ。じゃ、当日、差額を 1300円もらうからね」というのです。
 1300円の食事、ちょっとしたファミレスのランチ程度のお値段です。期待するほうが無理です。

 ところが、食堂へ行ってみてびっくり。堂々とした金目鯛のアタマのお煮付けに、まずびっくりしました。これがまた美味しいのです。オバサンに「美味しいね」といいますと「うちは冷凍モノなんて使わないから」という返事か返ってきました。
 鍋は牛鍋でした。さらに茶碗蒸し、ごった汁、てんぷらまで出たのです。
 一皿の分量もたっぷり目。食欲バーサンの私でさえ残すほどの分量でした。


[No.4288] 箱根の山は周遊券 19 投稿者:マーチャン  投稿日:2016/01/01(Fri) 09:06
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 温泉で芯まで温まると、一日の疲れもあって眠くなりました。
 手抜きのためとはいえ、チェックインしたときからお布団が敷いてあったので、これ幸いとそこに寝転がりウトウトしました。極楽です。

 目が覚めると、大文字山の上から満月がこちらを見ていました。
 「月明かり」は久しぶりです。

 この宿、階下には談話室もあり、廊下には巨大な灯油のストーブが置いてありました。昭和的なストーブでした。朝晩は冷えるのでしょう。
 ここでテレビを見ていますと「お食事どうぞ」というオバサンの声が聞こえてきました。


[No.4287] 箱根の山は周遊券 18 投稿者:マーチャン  投稿日:2015/12/31(Thu) 06:47
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 そうこうしておりますうちに日も傾き始めました。
 そこで、少し早いのですが、楽天さんから予約しました 民宿「三花月」に行くことにしました。

 昔からの観光地で、お一人様が和風旅館に泊まるというのは「豚が針の穴をくぐる」より難しいのです。
 根気よく探しましたところ「民宿」というのを発見しました。それがこの「三花月」さん なのです。
 なかなか閑静な場所にあり、用意してくださったお部屋も10畳で一人には広すぎるほどです。 
 しかも角部屋で、大きな窓からは、大文字山と、明神山が見られます。すごいです。

 ただし、バス・トイレは共同です。ふとんは到着時点ですでに敷いてあります。
 この民宿は、おばちゃんが独りで取り仕切っています。

 お値段はお一人様の場合は、2食つきで、12700円と、きわめてリーズナブルな値段です。
 (2人で泊まりますと、一人当たり11000円ですから、お一人様はかなり優遇されています)


[No.4285] Re: 箱根の山は周遊券 17 投稿者:マーチャン  投稿日:2015/12/30(Wed) 17:55
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 左側の扉から電車に乗って、すぐ反対側のドアから降りました。
 すなわち「動く横断歩道」です。


[No.4284] 箱根の山は周遊券 17 投稿者:マーチャン  投稿日:2015/12/30(Wed) 17:52
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 強羅近辺のお散歩は、まだ続きます。
 先に申し上げたように、このあたり、高度成長期には会社の保養所がたくさん集まっていたのですが、戦前は名士の別荘が、あちこちに点在していたと言われています。多分、この和風の建物も、この時代のものの名残なのでしょう。斎藤茂吉さんの別荘も強羅にありました。茂吉さんはご子息の北杜夫さんを連れてその別荘に避暑に来られていたのでした。(いまは、もう残っていませんが、この近くだったようです)。
 こういう古い日本建築を遺すのは、すごくたいへんなのでしょうね。

 おかしかったのは「ケーブルカーの中強羅の駅の反対側へぶらぶら歩きに行って見たときのことです。線路を横切ろうにも、アンダーパスも歩道橋もないのです。さて、どうやってこの線路を横切るべきか。
 観察していますと、どうやら、この駅は無人駅で両側にホームがあり、真ん中を電車が通るという「仕組み」になっているのです。
 こういうときは、地元民の行動を観察しているに限ります。下りのホームに2人ばかり男の人がいました。早雲山方面からやってくる電車が停車しますと両側のドアが開きました。おじさん達は、電車の中を通って駅の反対側の下車口から出て行きました。なーるほど、電車が横断歩道を兼ねているのですね。そうか、そういう「発想」もありなんだ、と私は感動しました。

 こんな些細な事でも、旅は「発見」と「感動」に満ちています。


[No.4283] Re: 箱根の山は周遊券 投稿者:マーチャン  投稿日:2015/12/29(Tue) 09:28
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 スマホに道を教えてもらいました。


[No.4282] 箱根の山は周遊券 16 投稿者:マーチャン  投稿日:2015/12/29(Tue) 09:22
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 乗り物大好きですが、だからといって乗り物ばかりもつまらない。ご苦労さんなことに周遊券がありながらここから強羅までは歩くことにしました。「歩くこと」も大好きです。とは言っても、直線距離でわずか2キロです。

 このあたりには、もう一つ別な箱根の顔があります。
 そうなのです。「会社などの保養所地区」としての顔です。―――というより「保養所が全盛を極めた時代があった地区」というのが適当でしょう。
 高度成長期、企業は従業員の福祉向上のために、近郊に会社の施設を作ったのですね。大企業は単独で、中小企業は「ナントカ事業組合連合会」などという形で。市町村も競って市民のための保養所を作りはじめました。見て回りますと、まだ、隆盛を極めているものもあり、朽ち果てているものもあり、と様々ですが、当時の活気はありません。ひっそりと静かな一帯です。あまりクルマも通らないので安心して歩けます。

 ガイド・ブックには詳しい地図はないので、迷子になりそうになることもあります。そんなときは「スマホの地図ソフト」にお伺いを立てます。目印になるものが少ないところでも、少なくとも「いま、自分が駅の方角に向かっているのか、反対側へと歩いているのか」くらいはわかります。


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