画像サイズ: 640×359 (93kB) | 長い道中記の終わり 8日間の船旅最後の日は、朝9時下船。空港までは船会社で送ってくれました。 イタリア到着後、連日晴れ。「猛暑」「酷暑」を堪能してきたわけですが、この日は、朝からどんよりとした天気。市内に入るころにはポツポツと降ってきました。そして涼しい。 空港の「一時預け」に荷物を預けて、我々は、また、ベネツィア市内に引き返しました。 ところで、ベネツィアにも色々な「顔」があります。サン・マルコ広場の直ぐ脇には「高級店通り」があります。品物は一級品。お値段はもっと立派。 ここで「お手洗い」を探しました。市内の「お手洗い」は、もちろんどこも有料ですが、たいてい、0.5ユーロから1ユーロが普通。ここでは、なんと4ユーロ。日本円にして500円以上するのにびっくりしました。ええ。ごくごく普通のお手洗いでした。 ちなみに日本では「トイレ」という言葉は下品で女性は使ってはいけない、と言われていますが、世界中から人が集まる観光地では、Public lavatory あるいは public restroomなどと言っても、あまり通じないことがあります。「そんなの知らない」「あのPublic toiletを探しているのですが」「なーんだ。それなら公園の向こうにあるわよ」と教えてくれた人もありました。 遅い昼食を済ませて水上バスで、空港に戻る頃には豪雨となりました。やっと日本から持参した雨具が役に立ちました。 というわけで、その晩は空港ホテルに泊まり、その翌日ベネツィアを出発、お陰様で、13日間の「珍道中」を終えて無事帰国いたしました。 この「長―い旅日記」に最後までお付き合いいただきありがとうございました。 |