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[No.4657] 2012日韓交流会の旅 投稿者:男爵  投稿日:2016/07/20(Wed) 07:12
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2012(平成24)年5月に佐賀の古湯温泉で
第12回の日韓交流会がありました。

せっかく九州に行くのだから
途中の何カ所かで泊まって、あちこち小観光もしました。

長くなるので、全体を3つに分けて、それぞれ載せることにします。
(1)佐賀までの旅
(2)日韓交流会とハウステンボスなどの見学
(3)佐賀からの帰り道

そういうわけで
佐賀からの帰りの旅から、載せることにします。
(こうすると,後で見やすくなるからです。)


[No.4656] Re: チロル・ドロミテ、ローカル線の旅 10 投稿者:マーチャン  投稿日:2016/07/20(Wed) 06:53
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 船のデッキからみた雲は素晴らしかった。


[No.4655] チロル・ドロミテ、ローカル線の旅 10 投稿者:マーチャン  投稿日:2016/07/20(Wed) 06:50
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 ミュンヘン経由でボーデン湖へ 5

 さて、ボーデン湖は、琵琶湖の2倍近い大きさで、ドイツ、オーストリア、スイスの国境にあります。ということは、この湖を渡る遊覧船に乗りますと、ドイツ、オーストリア、スイスの三カ国が眺められることになります。

 そして、水はライン川から流れ込み、またライン川へと下っていきます。ライン川はヨーロッパの「父なる川」と言われていますが、そうであればボーデン湖は「父なる湖」ということになります。なお、ヨーロッパの「母なる川」と言われているドナウ川の源泉も、ライン川の源泉近くにあります。

 ここまで来て、遊覧船に乗らないで帰る手はないです。慌てて船着場の切符売り場へ行き「えーと、遊覧船には、どんなコースがあるのですか」ききますと「そんなことより、あと6分で最終便が出る。乗るのなら急いで切符を買って船着場へ行きなさい」と言われてしまいました。我々が、あわてて、お金を払って切符を買い、桟橋を渡りかけると、はや、船員さんは友綱をとく準備をはじめました。

 ところが、ここに至って桟橋にパトカーみたいなクルマが横付けになり、役人風の男性が2人降りて出港しかかっている船に乗り込んできました。はじめは「あれ。テロリストの警戒かしら」と思ったのですが、彼らは防弾チョッキも着ていないし、ハジキも持っていません。しかし、船長と思しき人が、彼らを案内して船内に入ってきました。10分くらいするとお役人さん?は降りて行きました。おそらく保健所の「湖の水質管理状況検査」の類ではないかと思います。

 それで、出港かと思いましたら、第二幕がありました。出ていこうとする船に向かってオバサンが疾走してきたのです。彼女は、ハアハアいいながら、船員さんへ何かの包みをわたしていたのです。想像するに、あのオバサンは湖畔のカフェの女将で、お客さんの忘れ物を届けに来たのかもしれません。

 我々は、桟橋のよく見える位置にいたのですが、すでに出航前に二幕のドラマを見ることができました。
 マーチャンは、そんな些細なことばかり書いているから旅行記が先に進まないのよ」というご意見をお持ちの方もおられると思います。しかし「神は細部に宿り給う」のです。「どうでもいい些細なこと」を観察することこそ、旅の醍醐味のです。


[No.4654] チロル・ドロミテ、ローカル線の旅 9 投稿者:マーチャン  投稿日:2016/07/19(Tue) 06:46
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 ミュンヘン経由でボーデン湖へ 4

 ホテル探しに以外に手間取っていて、気がついたら午後2時を過ぎていました。街角のパラソルの下のレストランも大方、片付けはじめていました。とにかく、なにか食べなくてはーーーとあちこち探したのですが、空いているのは「カフェ」ばかり。ところが、あるカフェの前でメニューをみていますと、店のなかからオッサンが出てきて「何が食べたいんだね?」と聞きます。「ランチ。そうね。スモールランチでいいの」といいますと「オーケー、任しときや。サンドイッチでいいか」と聞きます。「もちろん」と答えて中で待つことしばし。ブラウンパンの間に、ハム・チーズ・トマトを挟んで焼いたものにコーヒーを添えて持ってきました。お味は、まあまあでしたが、もともとこのお店「甘味処」なのに、間に合わせで、自宅のお昼ゴハン用の食材の残りを使って作ったのでしょう。
 きっと、このオッチャン、イタリア人だろうと思います。
 だって、ドイツ人には融通が利かない人が多いもの。

 さて、街なかの見物ですが、この街の観光の目玉はボーデン湖です。まあ箱根のような湖畔のリゾートタウンです。ガイドブックなどを見ても、街なかに目ぼしい観光対象はなさそうです。 
 唯一、1436年の建築の美しいフレスコに飾られた旧市庁舎くらいでしょうか。

 しかし、中世から栄えた町ですから、面白い建築物がたくさんあり、街なかの「そぞろ歩き」は楽しいものでした。しかも、旧市街地は「クルマ乗り入れ禁止」の「ホコテン」ですからのんびりとお散歩が楽しめます。


[No.4653] Re: チロル・ドロミテ、ローカル線の旅 8 投稿者:マーチャン  投稿日:2016/07/18(Mon) 06:47
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 食堂は、鏡の間です。


[No.4652] チロル・ドロミテ、ローカル線の旅 8 投稿者:マーチャン  投稿日:2016/07/18(Mon) 06:47
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 ミュンヘン経由でボーデン湖へ 3

 駅の外は、湖畔の町らしく明るく、また、気温もどんどん上がりつつありました。
 まずは、今夜泊まるホテル;ネットから予約してあったのですが、ここに荷物を預けなければならない。「アダラ・ホテル」という小さなホテルです。
 
 地図は調べておいたのですが、どっちみち狭い島の中なので簡単に探せると思っていたのですね。ところが、それが、なかなか簡単ではなかった。町のなかは、小道がたくさんあり、ごちゃごちゃと分かり難い。
 海岸近くで、モンちゃんに2つのスーツケースの番をしてもらって、探しに行ったのです。近くで店番をしておられたおじいさんにも伺ったのですが、伺ったとおりに歩いてみても、見つからない。 
 おかしいっ、と思い先ほど伺ったお店に、もう一度聞きに行きました。
 「そんなことないよ。絶対にあるはず。今朝、通ったときにもあったんだから、見つからないはずはない」などと、ぶつぶついいながらついてきてくださいました。
 「これだよ」と指さして教えてくださった看板。私の頭のテッペン近くにあって、あまりにも「芸術的」で地味だったので、見過ごしてしまったのですね。
 長いこと待たせてしまって、モンちゃんもさぞ心配していたことでしよう。

 なお、この宿屋、ブテックホテルを標榜しているだけあって、外目には地味なのですが内装はなかなかのものです。昔風の革のトランクにご執心らしく、机も、戸棚も、すべて革のトランクを模してできていて、食堂の壁は「鏡」でいっぱい。モンちゃんはトランクの前で「寅さん気取り」です


[No.4651] Re: チロル・ドロミテ、ローカル線の旅 7 投稿者:マーチャン  投稿日:2016/07/17(Sun) 06:23
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 コンパートメント式の列車ですから、各部屋にドアがあります。


[No.4650] チロル・ドロミテ、ローカル線の旅 7 投稿者:マーチャン  投稿日:2016/07/17(Sun) 06:22
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 ミュンヘン経由でボーデン湖へ 2

 この日は、ミュンヘンからボーデン湖へ列車で向かいます。

 列車に乗るときは、まず、駅のインフォーメーションへ行って「何時頃出発して、どこそこへ行きたい」といいますと「Fahrplanauskunft  Timetable information   時刻表情報」というものをA4の用紙にプリントしてくれます。
 ま、早く言えば「路線案内」みたいなものです。「何番線から、どこそこ行きに乗り、どこそこで何行きに乗り換えて」という例のアレです。なかなか詳しいのです。
 もちろんドイツ語ですが、大部分は数字と記号ですからナントカなります。

 鉄道王国の日本とは違い、大抵の国では「時刻表」などはどこでも買えるわけでなく、スマホアプリにも「乗り物案内情報」はあまりないらしく、はじめての所へ行く人は、たいていこれを利用しています。

 まず、ミュンヘンからウルム(ドナウ川沿いの、世界で最も高い尖塔を有するウルム大聖堂で有名)までは、ICと称する特急でしたので、折りたたみ式の大きなテーブルのあるコンパートメントで快適に過ごせました。

 しかしウルムで乗り換えた「鈍行」は、耐用年数がとっくに過ぎたような、建て付けが悪いシロモノで、窓を閉めてあっても風が入ってきます。そしてカタカタと大きな音を立てるのです。日本だったら、とっくの昔に廃車になっているであろう車輌なのでした。

 リンダウは、ボーデン湖に浮かぶ島なのですが、今は長い橋で陸地と繋がっています。わが街の江の島みたいな存在です。列車が橋をわたって島へ入っていくさまは、イタリアのメストレからベネツィアのサンタルチア駅へ向かう風景と似ていて、やはり「胸をときめかす風景」です。


[No.4649] チロル・ドロミテ、ローカル線の旅 6 投稿者:マーチャン  投稿日:2016/07/16(Sat) 06:23
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 ミュンヘン経由でボーデン湖へ 1

 アエロフロートも、モスクワ・ミュンヘン間は3時間。巡航速度になり食事が出て、片付けると、まもなくベルト着用のサインが出て、飛行機は下降体制になります。

 EU圏のドイツに入国すると、何故か安心します。
 しかし、入国審査に、やけに手間がかかっています。
 特に、私の前の人に、ずいぶん手間がかかっていました。
 きっと、なにか「訳ありの人」なのだろうと、他人事と思っていたのですが、私の番になりますと、滞在予定日数などを聞くばかりでなく「帰りのチケットを見せなさい」とまで言われました。リックサックを開けて、Eチケットの控えを取り出そうとしていると「もう行っていい」と手で合図しましたが。以前のように簡単ではなくなりました。

 ま、いろいろあったせいでしようか。このところEU圏各国では入国者に対して警戒を強めているように感じます。
 その後も、EU圏内で、列車が国境を越えるときなど、国境駅で列車を止めて、武装警官がぞろぞろと列車の廊下を歩いて監視しているのを再三見かけましたから。でも、あれで、テロリストの入国を阻止できるとは思えませんが。
 
 一応、無事入国でき、荷物もちゃんと取り出せたのですが、空港バスのバス停の場所がどうしてもわからない。
 もう、午後10時というのに、インフォーメーションの窓口には初老のおじさんが座っておられました。「ああ、中央駅行きの空港バスだね。荷物があるようだから「近道」を教えてあげよう。えーと、ちょっと分かり難いところなんだ。ま、私についてきなさい」というと、どんどん歩き出しました。ここを通って、ここを曲がって、ここを回ってーーーと、そのまま、窓口を放ったらかして我々をバス停まで案内して「切符は車内で買える。バスはあっち方向からくるのに乗りなさい」と丁寧に説明してくださいました。南ドイツの人は親切と言われていますが、たしかに「おもてなし」の心でいっぱいでした。
 そして、夜11時過ぎでしたが、バス停の前にそびえ立つ「エデン・ホテル」へつつがなく到着し、長い一日が終わりました。


[No.4648] Re: チロル・ドロミテ、ローカル線の旅 5 投稿者:マーチャン  投稿日:2016/07/15(Fri) 07:50
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 空港の窓から撮った写真です。


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