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[No.4596] 新世界を旅する 14 投稿者:マーチャン  投稿日:2016/06/22(Wed) 08:32
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画像サイズ: 638×424 (44kB)
 シャーロットタウンの宿は、The Islander’s Motor Lodge という、今の日本の感覚でいうところのビジネスホテルのようなところでした。特に問題はないのですが、いかんせん、レストランがついていないのです。そして、近くに飲食店や食品店もない。お腹の空いた私は、食べ物屋さんを探して歩き回っていました。そのうちにオフイス街というより霞が関の官庁街のようなところに入り込んでしまいました。日曜日だったこともあり、辺りは真っ暗、人通りもありません。間違っても食堂が営業していそうにありません。

 気が付くと、後ろからクルマの音がします。振り返るとパトカーです。中からお巡りさんが出てきて「アンタは、どこへ行きたいの」と聞きます。挙動不審と見られて職務質問されたのでしょうね。でも私は助かりました。「実は、夕食を食べたくて食堂を探しているのです」と答えますと「パトカーに乗るように言われました。そして、相棒のお巡りさんと、ゴソゴソ話をしているのです。話し終わると私の方を見て「アンタは、何が食べたいの。カナディアン・クイジーンでいいのか、それともフレンチ? チャイニーズ?」と聞きます。「何料理でもいい、ここから一番近いところがいいです」と答えました。
 パトカーは、私を乗せたまま、Uターンして、いくらか賑やかな通りに出ました。そこに小さい飲食店があり、テラスで、数人が食事をしていました。ポリスは私をここで降ろし「いいか、40分したら、迎えに来るから、食事を終わっても動かないでここで待っていなさい」と言い置いて何処かへ行ってしまいました。
 料理は想像していたより美味でした。もしかすると「クラムチャウダー」という料理かもしれません。魚介類と野菜の入ったホワイトシチューのようなものでした。デザートは、薄いコーヒーとスグリのパイです。お腹いっぱいになり、お値段もリーズナブルでした。そして迎えに来てくれたパトカーで宿に送っていただきました。親切なお巡りさんに最敬礼っ。日本のお巡りさんだったらこういう時にはどうするのかしら。


[No.4595] Re: 新世界を旅する 13 投稿者:マーチャン  投稿日:2016/06/21(Tue) 09:54
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画像サイズ: 526×303 (24kB)
 写真の追加です


[No.4594] 新世界を旅する 13 投稿者:マーチャン  投稿日:2016/06/21(Tue) 09:53
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画像サイズ: 612×473 (65kB)
 さて、今度は「赤毛のアン」の故郷、プリンスエドワード島へ向かいます。
 それには、アナポリスからノバスコシアの州都であるハリファックスまでは、バスで行きます。
 アナポリスからハリファックスまで、なんとバスに揺られること4時間でした。
 北米大陸では、200キロ、300キロのバス旅なんて、ハイウエイに乗ればあっという間に行けちゃう、と聞かされていたので意外でした。
 そこから、更にプロペラ機で、シャーロットタウンのホテルに着いたのは、暗くなってからです。 
 (現在は、カナダ本土のニユーブランズウィック側から橋で繋がっています。瀬戸大橋みたいなものです)
 思えば、この三日間、飛行機→フェリー→列車→バス→飛行機と北米大陸にある公共交通機関を総動員したような旅を続けていました。

 写真は、アナポリスの春爛漫のつづきと、ハリファックス行きのバスです。


[No.4593] Re: 新世界を旅する 12 投稿者:マーチャン  投稿日:2016/06/19(Sun) 20:15
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画像サイズ: 610×473 (61kB)

 続きです。


[No.4592] 新世界を旅する 12 投稿者:マーチャン  投稿日:2016/06/19(Sun) 20:11
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画像サイズ: 615×471 (52kB)

 北米最古の町のひとつ、といわれているだけあってアナポリス・ロイヤルには当時の大砲など「戦争遺産」がたくさんありますが、翌日、私は、そういうものよりも北国の「短い春」を満喫したくて村の中を歩きまわりました。 
 古ぼけた写真ではありますが、お楽しみいただけましたら幸です。


[No.4591] Re: 雁木を尋ねて 投稿者:男爵  投稿日:2016/06/17(Fri) 05:57
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画像サイズ: 760×532 (60kB)
> 秋田県の北の毛馬内(鹿角市)の雁木を見に行ってきました。

> 町を去るとき見た歩道橋の立派なこと。

この歩道橋は豪雪地帯の(雁木と同じような)生活の知恵かもしれません。

太宰治の「津軽」に出てくる木造の町の「コモヒ」のような
しっかりした構造物を思わせます。
(蛇足ですが、雁木は軒先で雪から守るのですが、コモヒはそれに壁もついていて吹雪から守るのです)

これで終わります。
最後まで見ていただきましてありがとうございます。


[No.4590] Re: 雁木を尋ねて 投稿者:男爵  投稿日:2016/06/17(Fri) 05:46
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画像サイズ: 550×385 (36kB)
秋田県の北の毛馬内(鹿角市)の雁木を見に行ってきました。

町を去るとき見た歩道橋の立派なこと。


[No.4589] Re: 雁木を尋ねて 投稿者:男爵  投稿日:2016/06/16(Thu) 05:38
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画像サイズ: 213×400 (19kB)
> 中央にあるのは盆踊りの像です。

毛馬内の盆踊りは秋田でも有名な
伝統的盆踊りです。


[No.4588] Re: 雁木を尋ねて 投稿者:男爵  投稿日:2016/06/16(Thu) 05:35
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画像サイズ: 186×600 (19kB)
江戸時代後期に東北北海道を旅行して
各地の民俗文化を記録した菅江真澄は
この地にも来ています。

(当時は、ここは秋田藩ではなく、南部藩だったのです。明治になって岩手県ではなく、秋田県に組み入れられたのでした)

中央にあるのは盆踊りの像です。


[No.4587] Re: 雁木を尋ねて 投稿者:男爵  投稿日:2016/06/15(Wed) 05:32
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画像サイズ: 818×476 (78kB)
毛馬内の史跡図面です。

いまは秋田県になっていますが
江戸時代は南部領だったのです。

ある本を読むと
この鹿角地方は南部と津軽と秋田の藩に囲まれた地域で
鉱物資源が豊かなため
昔から所属をめぐって回りの政治勢力の争いの歴史があったことを
ドイツとフランスの間のアルザス・ロレーヌ(エルザス・ロートリンゲン)に
なぞらえて説明している記述がありました。


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