画像サイズ: 640×359 (92kB) | キオッジャ 知られていない田舎町の縁日 2 その日は、異例の猛暑のヨーロッパでも特別暑い日でした。 ツァーはほとんど自由時間だったのですが、暑すぎて、なかなか楽しむことに集中できません。 しかもこの町には樹木がなく、従って「木陰」もないのです。 また、大きな街と違い、冷房完備のショッピングモールもないので逃げこむこともできません。 お祭りは、観光客向けのものではなく「わが町のお祭り」です。 それでも、お縁日に集まってきた家族連れで、大通りにはそこそこの人出はありました。 はい、もう日本の縁日と変わりありません。屋台では焼きたての「海老」をほうばる人もいますし、夜店ならぬ昼店は、写真でご覧頂きますように、ちょっと恥ずかしいくらいのお子様モードです。 いえ、棉アメや、金魚すくいはありませんよ。 普段のヨーロッパの陽気ですと、6月がこんなに暑いことはないのですが。でも夏祭りは夜祭りに限りますね。 お昼は、このツァーについている地元の魚貝料理なのですが、テントがあっても容赦なく照りつけてくる炎帝の勢いに、みなさん名物のワインも、お魚料理も、あまり箸が進まない様子でした。 |