画像サイズ: 400×247 (72kB) | ニューヨーク、ニューヨーク 2
実は、出発前に、この「ニューヨーク支店行き」の話を上司にしましたところ「せっかくだから、私が所属していたプロジェクトの仕事の専門家が、アメリカのC銀行におられるからお話を伺ってくるといい」と言われたのです。(当時は法人業務の開発部門にいました) そして、さっそくニューヨーク支店を通じてアポをとってくださっていたのです。 これが、度重なる海外旅行に於ける、後にも先にも、唯一の「海外でのお仕事」でした。 なかなか時間が合わせられなくて、結局、先方がビジネスランチをセットしてくださったのでした。もちろん、ニューヨーク支店の人がアテンドしてくれました。
さて、出かける前に「お手洗いを拝借したい」と支店の人にお願いしますと、鍵の束を与えられ、これで、どこそこのドアを開けて、なかにはいったら、別の鍵でお手洗い室の鍵を開けてーーーと鍵の使い方の順を教えてくれました。「ああ、ニューヨークで働くということは大変なんだな」ということを実感しました。
なぜか、先方の指定の場所はお寿司屋さんで畳の部屋に、先方の担当者の方(日本流で言うと副部長とのこと)が同伴してこられた通訳の方が 日本語が達者なのですが中国人の方でした。 「和室」であぐらをかいている「青い目のビジネスマン」と「日本語の達者な中国人女性」という不思議な環境でしたが、ビジネスに関することは、お互いとてもよく分かってお話は捗りました。 ただ、あちらの通訳の方が「あなた、ニューヨークのお寿司は世界一美味しいのよ。残すと、あとで後悔するわよ」と言われたのには「えっ」と思いました。確かに、ネタは良かったです。
写真は、あまり海外で買い物をしない私が、五番街で買った「ニナリッチ」のバッグです。 使い古しましたがご健在。40年近くも、よくもったと思います。 |