画像サイズ: 565×640 (94kB) | ボルツァーノとその周辺 2
というわけで、さっそく、レノン鉄道に乗りました。ド田舎のローカル列車をアタマに描いていたのに、メーターゲージの列車ではあるものの、モダンな切符販売機もあり近代的な駅舎でしたした。天気が良いせいか、この日は混んでいました。モンジロウ氏は座れなかったようです。 ヨーロッパというところは「女性」は大切にされます。すぐに席をかわってくれたり、荷物を持ってくれたり親切にしてもらえます。バーサンも例外ではありません。しかし、オトコは何歳になっても、大切にしてもらえない。本人がヨタヨタしていても手を貸してもらえませんし、また、本人も借りたがらないーーーそういう社会なのですね。
ここから見る景色は、ロープウェイからみるようなダイナミックなものではありませんが、森林の合間に小さな湖があったりして、楽しい風景でした。
15−20分で、コッラルボに到着。トナカイ君が歓迎してくれました。 駅舎はオトギチックです。
「秘境」と思っていたら、とんでもない。ハイカラな商店街、小綺麗な住宅もあり、モダンな街です。そして、どこからも、ドロミテの山々が見下ろせる素晴らしい街です。 おまけに.立派な「ツーリスト・インフォーメーション・オフイス」まであります。 コッラルボ駅で降りた皆さんの後をついて行ったのですが、気持ちのいいお天気と素晴らしい眺めに、調子に乗って坂を下っているうちに、また絵葉書を買ったり、郵便局を探したりしているうちに、ご一行さまに先に行かれてしまいました。
調べてみますと、みなさんが行ったトレッキングコースの目的地までは、あと「1時間と10分」マーチャンのコンパスでは、現地の人の倍は見ておかないといけないので2時間以上かかります。 エイティーズ・コンビは、一昨日も昨日も2万歩以上歩いています。さすが少しお疲れ。しかし、下ってきた急坂道をもう一度駅まで引き返すのも、これまたシンドイのです。 結局、「ツーリスト・インフォーメーション・オフイス」のオネエサンにお願いして、タクシーを呼んでいただいたのです。(秘境じゃなくてよかったです。秘境ではタクシーは呼べません)。 10分ほどして、大きなタクシーが来て、駅まで送ってくれました。800円でした。 そして、また、レノン鉄道に乗って、ソプラボルツァーノ駅に戻りました。 帰路は、そんなに混んでいなかったので、のんびり車窓からの眺めを楽しみました。
駅の隣の茶店で、遅いお昼をいただきました。山並みをみながら爽やかな風に吹かれて飲むビールの美味しかったこと。 |