歌集巣鴨・10
投稿ツリー
-
歌集巣鴨 (編集者, 2009/7/10 9:09)
- 歌集巣鴨・2 (編集者, 2009/7/11 7:46)
- 歌集巣鴨・3 (編集者, 2009/7/12 21:04)
- 歌集巣鴨・4 (編集者, 2009/7/14 10:39)
- 歌集巣鴨・5 (編集者, 2009/7/15 17:00)
- 歌集巣鴨・6 (編集者, 2009/7/17 22:01)
- 歌集巣鴨・7 (編集者, 2009/7/19 9:31)
- 歌集巣鴨・8 (編集者, 2009/7/20 9:45)
- 歌集巣鴨・9 (編集者, 2009/7/21 15:40)
- 歌集巣鴨・10 (編集者, 2009/7/22 16:35)
- 歌集巣鴨・11 (編集者, 2009/7/23 8:23)
- 歌集巣鴨・12 (編集者, 2009/7/24 7:36)
- 歌集巣鴨・13 (編集者, 2009/7/25 8:54)
- 歌集巣鴨・14 (編集者, 2009/7/26 9:09)
- 歌集巣鴨・15 (編集者, 2009/7/27 8:58)
- 歌集巣鴨・16 (編集者, 2009/7/28 9:05)
- 歌集巣鴨・17 (編集者, 2009/7/29 7:55)
- 歌集巣鴨・18 (編集者, 2009/7/30 10:04)
- 歌集巣鴨・19 (編集者, 2009/7/31 10:22)
- 歌集巣鴨・20 (編集者, 2009/8/1 7:24)
- 歌集巣鴨・21 (編集者, 2009/8/2 10:33)
- 歌集巣鴨・22 (編集者, 2009/8/3 8:23)
- 歌集巣鴨・23 (編集者, 2009/8/4 17:12)
- 歌集巣鴨・24 (編集者, 2009/8/5 7:57)
- 歌集巣鴨・25 (編集者, 2009/8/6 7:50)
- 歌集巣鴨・26 (編集者, 2009/8/7 7:54)
- 歌集巣鴨・27 (編集者, 2009/8/9 7:56)
- 歌集巣鴨・28 (編集者, 2009/8/10 8:34)
- 歌集巣鴨・29 (編集者, 2009/8/11 8:41)
- 歌集巣鴨・30 (編集者, 2009/8/12 8:02)
- 歌集巣鴨・31 (編集者, 2009/8/13 7:57)
- 歌集巣鴨・32 (編集者, 2009/8/14 7:58)
- 歌集巣鴨・33 (編集者, 2009/8/15 10:16)
- 歌集巣鴨・34 (編集者, 2009/8/16 9:18)
- 歌集巣鴨・35 (編集者, 2009/8/17 18:01)
- 歌集巣鴨・36 (編集者, 2009/8/18 19:58)
- 歌集巣鴨・37 (編集者, 2009/8/19 17:49)
- 歌集巣鴨・38 (編集者, 2009/8/20 17:27)
- 歌集巣鴨・39 (編集者, 2009/8/21 17:49)
- 歌集巣鴨・40 (編集者, 2009/8/22 21:56)
- 歌集巣鴨・41 (編集者, 2009/8/23 17:59)
- 歌集巣鴨・42 (編集者, 2009/8/24 20:14)
- 歌集巣鴨・43 (編集者, 2009/8/25 9:45)
- 歌集巣鴨・44 (編集者, 2009/8/26 16:35)
- 歌集巣鴨・45 (編集者, 2009/8/27 8:20)
- 歌集巣鴨・46 (編集者, 2009/8/28 8:35)
- 歌集巣鴨・47 (編集者, 2009/8/29 7:59)
- 歌集巣鴨・48 (編集者, 2009/8/30 7:38)
- 歌集巣鴨・49 (編集者, 2009/8/31 7:36)
- 歌集巣鴨・50 (編集者, 2009/9/1 9:46)
- 歌集巣鴨・51 (編集者, 2009/9/2 8:57)
- 歌集巣鴨・52 (編集者, 2009/9/3 8:32)
- 歌集巣鴨・53 (編集者, 2009/9/4 14:27)
- 歌集巣鴨・54 (編集者, 2009/9/5 9:34)
- 歌集巣鴨・55 (編集者, 2009/9/6 8:18)
編集者
居住地: メロウ倶楽部
投稿数: 4298
慰 問
夕べには腰の痛みの薄らぎて明日聴く落語の籤抽きにけり 諌山 春樹
映寫幕に語る母子を吾が見つついとけなき日の母恋ひにけり 中村 安蔵
朝の雪雨に変わりて降る中を舞踊見る長き列につらなる 諌山 春樹
石井舞踊団の慰問を受けて(三首)
ぴょんぴょんと蛙を踊る四才の父なき奉子(ともこ)ちゃんに拍手はやまず 神川 秀博
シベリヤに父喪ひし奉子ちゃんの幼き踊り見つつし泣かゆ 足立 福三郎
ほのぼのと母の乳にふるおもひかな石井漠夫人司会したまふ 神川 秀博
出 獄
(パロールの拒否を受けて)
居並べる委員の一人がチューインガムかみつつ大きなあくびしてゐき 大竹 善夫
肩並めて歩ける友は釈放の喜び見せず職なきを云う 高橋 丹作
假出所確定の友は幾年を貯へゐたる手紙裂きをり 福田 千代吉
假釈放(パロール)の審査をへけり宵月のみち満つる頃は母とありなむ 黒氏 理助
十二年振りの帰省も近し母とゐる日々のプランを楽しくたてつ 入谷 房吉
藤棚のベンチに坐りあれこれと友の話は楽しきことのみ 犬山 要
如月の霜夜を明けて送らるる心はかなしすべなかりけり 木庭 喬
自(し)がことは思はず今朝を釈放(とか)れゆく戦友(とも)が手とりてうち喜びぬ 額田 坦
吾を措きて帰りゆく友目守りつつわが目の翳(かげ)の美しくあれな 谷本 俊一
二月十七日までの日数消したるカレンダーを壁に残して釈放(とか)れゆきけり 中庭 顕一
出所後の生活(たつき)のためにと寒き夜を膝しびれつつ簿記講座聴く 射手園 達夫
再びを海に生きむと心燃ゆ弱り来し視力いたはらざらめや 浅利 英二
新約聖書置きて出でゆきし真柄君が三度(みたび)失職せりと云い越しぬ 星 良三
みすずかる信濃に臥す君ありてしづ心なし春に眞向ふ 谷口 武次
いくたりの別辞聞きなばおのがじし別れ云はむ日めぐりか来らむ 穐田 弘志