昨日のアクセス数:     本日のアクセス数:     2015.2.7 以降の累計:

 文集   2015.1.1更新

ツリーは固定式です。 新着記事から読みたい場合は [新着順記事] をクリック、
新着タイトルを新規順に一覧したい場合は [新規順タイトル表示] をクリック願います。

ツリー全体を一括表示してご覧になりたい場合は、ツリー先頭部の ★ をクリック願います。

1.雑感、随筆(エッセイ)、詩歌など、ご自分の体験されたこと、創作されたものをご投稿願います。
2.投稿は他の会話型の部屋と違い「読み物」として扱います。従ってレスは必しも付きません。
3.投稿は、出来るだけ階段式でなく並記式をお奨めします。実例を参考にして下さい。


[トップページへ] [新規投稿] [新規順タイトル表示] [ツリー表示] [新着順記事] [ワード検索] [過去ログ]
[留意事項] [投稿の手引] [管理用] [問い合わせ]
  • 以下は新規投稿順のリスト(投稿記事)表示です。
  • 48時間以内の記事は new! で表示されます。
  • 投稿者のメールアドレスがアドレス収集ロボットやウイルスに拾われないよう工夫して表示しています。

  • [No.7822] バレンタイン・デー 投稿者:男爵   投稿日:2017/03/12(Sun) 17:44
    [関連記事


    画像サイズ: 600×454 (43kB)
    バレンタイン・デーは、西洋人にとっては恋人たちのお祭り。
    日本のクリスマス・イブのように恋人たちがデートしたり、男が女にプレゼントを贈る。
    赤いバラを届けて愛を告白する若者も多い。

    チョコレートは特に関係ないし、女の子が男の子に告白する日でもない。
    (日本では女性が男性にチョコレートを贈る日だと言ったら、ドイツでも笑われた)
    (男が女にプレゼントしてもいいし、ときには女が男にプレゼントすることもあるそうです)

    さて、石油王国のサウジアラビアでは
    最近ではバレンタインデーに宗教警察が目を光らせはじめた。
    イスラム以外の宗教行事は一切禁止なのだ。
     こっそりクリスマスを祝っていたフィリピン人のグループが現場をおさえられて国外追放になった。

    バレンタインデーは、もともとカトリックの聖人の祝日で、フランスなら「サン・ヴァランタン(聖バレンタイン)」と呼ばれている。
    英語では単に「バレンタイン・デー」だったので、聖人の日だとはっきり認識されなかったらしい。

    だが、異教の聖人の日であり、この国では絶対ご法度とされる結婚前の男女交際を助長するゆゆしき祭りだということがわかってから、風当たりが強くなったのだ。

         竹下節子:不思議の国サウジアラビア


    バレンタインはローマ時代の、カトリックの司祭だった。

    ローマの兵士は恋してはいけない、妻や子供などいたら存分に戦えないから扶養家族は不要という皇帝の命令にさからって
    恋人たちの結婚に手助けした。

    これは許されないと怒ったローマ皇帝に処刑されてしまった。

    しかし、キリスト教迫害の時代に、自分の身を顧みず布教に命を捧げたバレンタインは偉いと、後に聖人になった。
    (キリスト教の布教のため、考えつくあらゆることを試みた当時の聖職者たち。  江戸時代のキリシタンや宣教師の受難につながる)


    日本人は
    クリスマスを祝い
    大みそかには除夜の鐘を聞いて、元日には初詣をする。
     キリスト教、仏教、神道 無節操にあらゆる宗教を受け入れる。

    これは日本人の問題点とものの本に書かれているが
    しかし、五木寛之のいうように
    これしか認めないという一神教では、世界は戦争になってしまう。
    むしろ日本のようにあらゆる宗教を受け入れるという姿勢の方が、これからの国際平和には必要なのではないだろうか。

    そう思いませんか。

    イスラム留学生たちと、ムスリムのラマダン明けや犠牲際を一緒に祝う日本人もいます。(ムスリムではないが彼らの祭りを一緒に祝う日本人)


    [No.7821] 恥をかく 投稿者:男爵   投稿日:2017/03/10(Fri) 12:05
    [関連記事

    「本を書くことは恥をかくことだ」
    これは仙台の大学の先生の言葉 いくら校正を注意しても(活字になった)後から間違いを発見する。

    図書館で本を借りてきて読んで、おやこれはおかしいと思うことが何度もあります。
     まあ、そういうものです。

    図書館の本でさえ間違いがあるのですから、インターネットのサイトには、あやしげなものが少なくないです。
    故意に偽情報を流すサイトもあれば、ウィキメディアだって時には間違いがあると言います。

    情報リテラシー教育に携わる先生方は、そういうことを注意するよう教えています。

    さて
    恥をかくこという言葉で思い出すのは
    夏目漱石の「吾輩は猫である」の中で
    実業家として成功するには、三角術が必要という話です。
     恥をかく、義理をかく、人情をかく

    そんなにまでして、金儲けしたくないと漱石は批判するのですが
    最近は「お金を儲けるって悪いことですか」とマスコミで発言した人がいましたね。(訴えられ、法律違反者として、犯罪者になりましたが)

    しかし
    別の人から聞いたのですが
    会社で営業畑で仕事をするなら、恥をかくこともさけられない(恥をかいても、どんどん人脈をつくっていくことも大切)。
     語学を上達するには、恥をかくことが必要。

    これらは、なるほどそうかと思い当たることもあります。

    昔ある政治家が言っていましたが
    年をとると健康に気をつけないといけないから
    時には義理をかくことも大切である。
     体調不良の時や忙しすぎるときは、義理をかいても、自分の身体の健康を守って、おつきあいの会合を欠席するというわけです。

    以上、恥をかく、義理をかく  こういうことも必要かと思います。


    [No.7820] 図書館から借りてきた本 投稿者:男爵   投稿日:2017/03/07(Tue) 05:53
    [関連記事


    画像サイズ: 730×590 (74kB)
    マンガ本あり ヤング向き本 でした。

    石子順の手塚治虫の本は実によく調べて書いています。
    少女マンガの歴史みたいなものです。

    手塚治虫からはじまって、石ノ森章太郎、赤塚不二夫 それから
    浦野千賀子、水野英子、里中満智子、大和和紀と女性マンガ家の繁栄時代となるのですが
    萩尾望都や竹宮恵子のマンガはわかりません。(その雰囲気は私には異次元の世界)


    新撰組の近藤勇、そして土方歳三。
    なにしろ土方歳三は函館にある写真では、フランス軍のかっこいい兵士みたい。
    近藤勇が江戸最後の浪士 に対して明治の軍人かと思わせるような土方歳三。

    新撰組をともかく引き立てて、活躍の場を保証したのは、京都守護職であった会津藩主松平容保(まつだいらかたもり)だった。

    池田屋事件で、新選組は、長州藩の「祇園祭の前の風の強い日を狙って御所に火を放ち、その混乱に乗じて中川宮朝彦親王を幽閉、一橋慶喜・松平容保らを暗殺し、孝明天皇を長州へ動座させる(連れ去る)」という計画を未然に防いだ。

     だから、特に長州藩は(復讐の意味で)会津を徹底的に攻撃した。
    会津藩・新撰組vs薩長の官軍  幕末から明治にかけて、戊辰戦争をふくむ歴史に、夏目漱石も感じたであろう矛盾とかもろもろのことが、「坊ちゃん」に反映している。
     と色々思うのですが、それはいずれどこかで。

    孝明天皇は会津藩主松平容保に信頼をよせていた。
    よろしく頼むぞという孝明天皇の手紙は、お城のそばの福島県立博物館にあります。
     孝明天皇が亡くなってから、会津に逆風が吹いたのでした。したがって、孝明天皇の世では、新撰組も日の当たるスターだったのですが。


    うつほ物語
    竹取物語と源氏物語をつなぐ位置にある古典
    やっと、いま読んでいます。
      藤壺、朱雀院、女一宮 などなど源氏物語に出てくるキーワード
      やはり源氏物語は、うつほ物語に大きな影響を受けている。

    母を失い、父を失い、召使いたちも去っていき、とうとう一人になった(俊蔭の)娘
    あばらやに住むヒロインをめぐる話は、源氏物語の末摘花と須磨から戻った光源氏との再会を思い出させます。
    (おそらく紫式部は、うつほ物語のこの娘に感動して、源氏物語に再現したのでしょう)

     頼りにする使いの人もいなくなり、荒れ果てた邸で、ひとしおもの寂しい冬を過ごしていた末摘花。
    とうとうそこに(やっと)光源氏がやってきて、彼女は源氏に引き取られ幸せになる。


    [No.7819] メソポタミヤの殺人 投稿者:男爵   投稿日:2017/03/06(Mon) 05:17
    [関連記事

    ごぞんじアガサ・クリスティの推理小説

    アガサ・クリスティは最初に結婚した夫に裏切られて
    失意のうちにオリエント急行に乗りバグダッドへと旅立つ。

    この旅行で、生涯の伴侶となった考古学者マローワンと出会い
    そして、この作品ができた。  旅をすると良いことがある。

    ということになっているが
    残念ながら期待が裏切られた作品。

    殺人犯人の動機がよくわからない。
    トリックはなるほど合理的だったが。

    もっとも、江戸川乱歩や横溝正史の場合、トリックに重点を置き
    犯人の動機とか社会性の希薄を松本清張などが指摘することを考えると
    トリックはトリックで大事、その上で犯人の動機が理解できる人間描写とか社会性を描くのは大切だが
    そんなに百点満点の作品は少ない。

    松本清張はトリックよりも社会性重視なので、推理小説の面白さから少し外れた印象なのです。 私にとっては。

    トリックをきちんとおさえた、このクリスティの推理小説はレベルは高い。
    ということで、トリックをきちんとおさえている山村美紗の推理小説も同様に評価されるでしょう。

    再婚して幸せになったクリスティ
    あの林芙美子も最初の夫は暴力をふるい(菊田一夫『放浪記』)、再婚した相手は画家で彼女の作家活動を支え続けてくれたから、林芙美子は夫に感謝しつつ亡くなったのでした。

    いわさきちひろも再婚なのだが、二度目の夫が彼女のファンであって最大の支援者だったから
    あんなに作品が描けて、「ちひろ美術館」が二つもできているのです。


    [No.7818] Re: スタイルズ荘の怪死事件 投稿者:夏子  投稿日:2017/03/05(Sun) 22:42
    [関連記事

    男爵さん

    > 作者はポアロを書くのがだんだん困難になって
    > 登場させなくなった。 
    >  (あのシャーロックホームズもやはり作者が扱いにくくなり書きたがらなくなったのと似ている)
    >
    > あまり特徴のある探偵を書くと、作品の構成において制約がありすぎて、自由に書けなくなるのだろう。
    >
    > 『カーテン』(ポアロ最後の事件)は作者の死ぬ前に書かれていて
    > いよいよ最後に発表するつもりだったという。
    >  その作品の印税は彼女を支えてくれた夫や最愛の娘にプレゼントするつもりだった。
    >
    > 女流推理小説作家アガサ・クリスティの作品を読むと
    > いつも、どうしてこうなるのという印象だった。

    先日、たまたま、ポアロのテレビドラマをやっていました。たまたまだったので、
    えらい年を取ってしまったポアロだなぁと、車いす姿の名探偵を見ました。

    最後まで見て、男爵さんがおっしゃっていたことに気が付き、深く肯きました(^^ゞ
    あとで、新聞の番組表を見たら「最終回}となっていました。
    やっぱりアガサ・クリスティは好きになれない作家です。
    夏子


    [No.7817] 漱石のこころ 投稿者:男爵   投稿日:2017/03/05(Sun) 18:57
    [関連記事

    赤木昭夫著 漱石のこころ
     岩波新書1633 でした。

    著者によると
    夏目漱石の作家としての心理状態を思いやりつつ
    漱石の小説「こころ」の解説もする
    という一種のかけことばのつもり。

    さて著者がいうには
    漱石の「坊っちゃん」は風刺小説だという。

    まず坊っちゃんは、冒頭で隣家の山城屋(質屋)の息子が栗泥棒に来たのをこらしめる。
    松山で坊っちゃんが泊まった宿も山城屋  つまり山城屋にこだわったいる。  キーワードは山城屋。

      山城屋事件
     1872年(明治5年)に陸軍省の御用商人山城屋和助が、陸軍省から無担保で借り受けた公金を返済できず自殺した事件。
     
     山城屋和助は長州藩出身という縁故で兵部省御用商人となり、軍需品の納入などにたずさわっていた。
     まもなく、陸軍省の公金15万ドルを借用して生糸相場に手を出した。  (もっと儲けようとして失敗)

    薩長の明治政府が、自分たちにいいように政治権力を利用した。御用商人の暗躍。

    つまり
     校長(狸)→山県有朋
     教頭(赤シャツ)→西園寺公望
     野太鼓→桂太郎

    彼らの権力をかさに弱い者いじめをしたり不正をするのを
    こらしめる山嵐は会津代表
    そして坊っちゃんは江戸っ子代表。
     山嵐も坊っちゃんも、明治政府でいばって私腹を肥やす薩長高級官僚たちに天誅を与えるという筋書きになっている。

    それって少し読み過ぎの感もあるが、まあ「坊っちゃん」をそういうふうに読めないこともない。

    江戸っ子からすれば、薩長の田舎侍たちが乗り込んできて狼藉三昧。
    なんだこいつらはと思ったのだろう。
      もちろん、日本の将来を真面目に考えていた政府官僚たちもいたのだろうが。

    西郷隆盛は地位もお金も名誉も捨てていたから、今も評価されているのだろう。


    しかし、漱石も危なかった。  木下尚江は「火の柱」の中で伊藤博文を非難していた。

    中里介山は巧妙に「大菩薩峠」で、政治批判をした?


    [No.7816] 高齢者の格言 投稿者:男爵   投稿日:2017/03/01(Wed) 15:48
    [関連記事

    年をとったら、むしろ小金を貯めこむのはやめたほうがいい。お金を使えば人に回る。貯めずに使えば、世のため人のためになる。
      (といっても、やはり病気になったら心配だから、タンス貯金などしてしまう高齢者の庶民たち)

    身体の具合が悪くても、ほとんど薬も飲まなければ,医者にも行かない。少々具合が悪くても九割九分治るに決まっているから。
    (今の人は行かなくてもいい病院に行くから医療費が増える。必要のない患者の相手をするから医者も忙しくて、他の患者を診る時間が足りなくなる。その結果、本当に治療を要する人は医者にかかれなくなる)

    最大の資産は体力
    年金で得する人は長生きの人。

       養老孟司:養老訓


    といっても、基礎的体力のある免疫力のある人はいい。
    そうでない体力に自信のない人は、無理せず、欲を少なく、毎日質素に生きのびていくことだろうか。

    あやさんのような普段から鍛えている人はいいですね。

    最大の資産は体力、免疫力。
    お金がなくても体力のある人の勝ち。
    相談できる人をもっている人はストレスに負けない。


    今日も格言を求めて図書館に通う私。


    [No.7815] Re: バスの中で 投稿者:男爵   投稿日:2017/02/25(Sat) 18:00
    [関連記事

    あやさん  ありがとうございます。

    > > 今夜は楽しくお酒が飲めそうです。
    >
    > そのようなバスがあるのですね。乗車の方は多いでしょうね。
    >
    > とてもいいことをなさってよかったです。
    >
    > 楽しく飲んだお酒のこと、書き込んでください。

    つい美味しいお酒を飲み過ぎました。  お酒に弱くなりました。

    いまの季節の白い濁り酒です。

      暮れ行けば 浅間も見えず
      歌哀し 佐久の草笛
      千曲川 いざよふ波の
      岸近き 宿にのぼりつ
      濁り酒 濁れる飲みて
      草枕 しばし慰む
    http://www.kangin.or.jp/what_kanshi/shiika_D10_1.html


    [No.7814] Re: バスの中で 投稿者:あや  投稿日:2017/02/25(Sat) 17:41
    [関連記事

    > 今日も用事があって
    > 市内を廻る100円バスに乗ったら
    > 若い女性が、乗り方がわからないようで聞いてきました。
    >
    > これは、どこまで乗っても100円なので
    > 降りるとき100円を払えばいいと教えました。
    >
    >
    > 今夜は楽しくお酒が飲めそうです。

    そのようなバスがあるのですね。乗車の方は多いでしょうね。

    とてもいいことをなさってよかったです。

    楽しく飲んだお酒のこと、書き込んでください。

    私も書きたいです、いつか書きます。
    23日も、24日もおいしいお酒を呑んだのです。


    [No.7813] Re: じゃがいもとさつまいも 投稿者:あや  投稿日:2017/02/25(Sat) 17:36
    [関連記事

    安房守さん、こんばんは

    しばらくですね!
    お読みいただいて感謝です。

    >
    > 私は昨日、里芋とジャガイモをご近所から頂きました。
    > どちらも徳島県の名産とか、どちらも一味違いました。
    > イモにも色々あるのですね。
    >

    名産品となっているものをいただいてよかったです。
    やはり味も違うのですね。

    夫が田舎へ帰っていることで、なにもかも余ってしまって、
    じゃがいもが主食なんです。
    今朝もと思いましたが、お餅にしました。

    安房守さんも書き込みをお願いいたします。
    そちらの冬の情景など知りたいです。


    | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 | 32 | 33 | 34 | 35 | 36 | 37 | 38 | 39 | 40 | 41 | 42 | 43 | 44 | 45 | 46 | 47 | 48 | 49 | 50 | 51 | 52 | 53 | 54 | 55 | 56 | 57 | 58 | 59 | 60 | 61 | 62 | 63 | 64 | 65 | 66 | 67 | 68 | 69 | 70 | 71 | 72 | 73 | 74 | 75 | 76 | 77 | 78 | 79 | 80 | 81 | 82 | 83 | 84 | 85 | 86 | 87 | 88 | 89 | 90 | 91 | 92 | 93 | 94 | 95 | 96 | 97 | 98 | 99 | 100 |


    - Web Forum -   Modified by isso