句集巣鴨・8
投稿ツリー
-
句集巣鴨 (編集者, 2009/9/7 8:34)
- 句集巣鴨・2 (編集者, 2009/9/8 8:04)
- 句集巣鴨・3 (編集者, 2009/9/9 8:01)
- 句集巣鴨・4 (編集者, 2009/9/10 7:57)
- 句集巣鴨・5 (編集者, 2009/9/11 8:06)
- 句集巣鴨・6 (編集者, 2009/9/12 8:12)
- 句集巣鴨・7 (編集者, 2009/9/13 8:46)
- 句集巣鴨・8 (編集者, 2009/9/14 8:16)
- 句集巣鴨・9 (編集者, 2009/9/15 8:03)
- 句集巣鴨・10 (編集者, 2009/9/16 8:24)
- 句集巣鴨・11 (編集者, 2009/9/17 20:10)
- 句集巣鴨・12 (編集者, 2009/9/18 8:55)
- 句集巣鴨・13 (編集者, 2009/9/19 8:41)
- 句集巣鴨・14 (編集者, 2009/9/20 9:19)
- 句集巣鴨・15 (編集者, 2009/9/21 8:58)
- 句集巣鴨・16 (編集者, 2009/9/22 18:48)
- 句集巣鴨・17 (編集者, 2009/9/24 7:59)
- 句集巣鴨・18 (編集者, 2009/9/25 8:54)
- 句集巣鴨・19 (編集者, 2009/9/26 8:17)
- 句集巣鴨・20 (編集者, 2009/9/27 8:44)
- 句集巣鴨・21 (編集者, 2009/9/28 9:03)
- 句集巣鴨・22 (編集者, 2009/9/29 8:34)
- 句集巣鴨・23 (編集者, 2009/9/30 8:12)
- 句集巣鴨・24 (編集者, 2009/10/1 8:01)
- 句集巣鴨・25 (編集者, 2009/10/2 8:07)
- 句集巣鴨・26 (編集者, 2009/10/3 7:40)
- 句集巣鴨・27 (編集者, 2009/10/4 8:22)
- 句集巣鴨・28 (編集者, 2009/10/5 8:53)
- 句集巣鴨・29 (編集者, 2009/10/6 8:45)
- 句集巣鴨・30 (編集者, 2009/10/8 9:04)
- 句集巣鴨・31 (編集者, 2009/10/9 8:02)
- 句集巣鴨・32 (編集者, 2009/10/10 9:00)
- 句集巣鴨・33 (編集者, 2009/10/12 8:08)
- 句集巣鴨・34 (編集者, 2009/10/13 7:46)
- 句集巣鴨・35 (編集者, 2009/10/15 14:10)
- 句集巣鴨・36 (編集者, 2009/10/16 8:44)
- 句集巣鴨・37 (編集者, 2009/10/17 8:00)
- 句集巣鴨・38 (編集者, 2009/10/18 8:43)
- 句集巣鴨・39 (編集者, 2009/10/19 8:00)
- 句集巣鴨・40 (編集者, 2009/10/20 7:57)
- 句集巣鴨・41 (編集者, 2009/10/21 8:58)
- 句集巣鴨・42 (編集者, 2009/10/24 19:26)
- 句集巣鴨・43 (編集者, 2009/10/25 8:44)
- 句集巣鴨・44 (編集者, 2009/10/26 7:27)
- 句集巣鴨・45 (編集者, 2009/10/27 8:11)
- 句集巣鴨・46 (編集者, 2009/10/28 7:55)
- 句集巣鴨・47 (編集者, 2009/10/29 8:04)
- 句集巣鴨・48 (編集者, 2009/10/30 6:27)
- 句集巣鴨・49 (編集者, 2009/10/31 8:01)
- 句集巣鴨・50 (編集者, 2009/11/1 8:24)
- 句集巣鴨・51 (編集者, 2009/11/2 7:55)
- 句集巣鴨・52 (編集者, 2009/11/3 8:35)
- 句集巣鴨・53 (編集者, 2009/11/4 7:49)
- 句集巣鴨・54 (編集者, 2009/11/5 8:30)
- 句集巣鴨・55 (編集者, 2009/11/7 9:43)
- 句集巣鴨・56 (編集者, 2009/11/8 8:48)
編集者
居住地: メロウ倶楽部
投稿数: 4298
昭和二十三年・その四
春寒し囚衣はなれぬ雲の翳 最上 鳴々子
春愁や人なき松の韻きより
爽かに人なきコート横ぎりけり
よきあした瞳に白萩の咲き満てる
枇杷咲くやにぶき陽移る塀の膚
A級処刑(一句)
ひそひそと落葉に雨を聴く夜かな
糊練うて句帖を張らんこの夜永 北 三十彦
雲を追ふ雲その上の秋の空
千々の念こもりて獄に柿熟るる
東京裁判宣告の日(二句)
寂滅の秋を裁きの心とも
秋灯す房寂定の夜を刻す
霜冴ゆる鉄窓に樹影揺れやまず
向つ舎の春老思惟の胸にしみ 平光 同塵
裁判開廷(横浜)
春雨の道裁判へとたいらかに
炎天にクレーン動かずドック跡
炭塊の一つ秋日をはねかへし
朝焼けの筑波根遠く鳥雲に
さわさわと夕日流せり黍の風
遠くより麥畑を来る陽の翳り
聲若き死囚の歌や五月闇
打水や鍛工鐵を断つ火花
戦盲の菊に觸れつつ妻と居る
片減りのきんし吹かしつ仰ぐ雁