句集巣鴨・56
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編集者
居住地: メロウ倶楽部
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あとがき
巣鴨拘置所に或は外地の収容所に於て續けられて来た俳句同好者の集ひが六年間に残した作品の数は実に夥しいものであるがその中の何人かは既に故人となり或は出所し漸く散迭しょうとしてゐる。此の度講和調印の日を前にして之らを蒐録する綜合句集編慕の聲が起ったのも當然の事と言へよう。
本句集はその故に企劃せられ取不敢巣鴨在所者一二九名出所者一六名が自選五十句を限って應募した中から選者矢野蓬矢、河野一淡、小峯濤萃三氏に依り一二一一句を選び之に死没者十八名の遺作三六二句を特輯したものである。
編募にあたっては歩み来った道を省るため各年次別とし更に一作者毎に季の移りに従ひ整理したものであるが外地の作は或は制作の順によった。
すべてが制限の中にあって、而も俄かに成されたものであるため不備の点が多く、殊に外地に於ける貴重なる作品の多くが既に失われてゐることを惜しむ。
また刑死者・出所者並に未だ比島・マヌス島・ソ聯等に在る人々の作品が加へられなければならぬのであるが、それらは後日に於て完成を期したい。ただこの小やかな第一集がその日の資料として役立つと共に苦難に耐え来った生活の記録として、永く大方の机上に残ることとなれば幸である。
終りにこの企劃に御賛同の各方面より寄せられた好意と御協力に対し謹んで謝意を表する。
昭和二十六年 十一月三日
企劃・編集委員 小林 逸路
鈴木 紫鳳
田中 稲波
顧問 高橋丹作
句集委員 村井諌水 栗原夢岳 松山翠巒
芳尾芳柳子 作田草塵子 正木鶴人
鈴木紫鳳 鞠山風三子 岩崎苔郎
中村桐青 秦 一孔 平光同塵
最上鳴々子
題字 荒木貞夫 (仕切)田中稲波
挿絵 小川青村
刻字 田中稲波 (仕切)星川 洸
校正・印刷 小林逸路 鈴木紫鳳
小峯濤萃 栗原夢岳
村井諌水 原口 要
並に各句集委員
--完ーー