句集巣鴨・18
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編集者
居住地: メロウ倶楽部
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昭和二十四年・その七
於 星港(四句)
獄塔の彼方ジョホール風薫る 樋口 吐美
朝涼やジョホール水道指呼の間に
石廊に跼みて小さき吾が裸身
鉄窓の僅かな空も星月夜
颱風禍まざまざとして街日照 北 三十彦
日時計の截然として秋の午后
雨多き菊なり赤の冴え切らず
念佛の友の背中に初日影 伊勢 一風
命ありて今日も庭ゆく若葉風
湯上りを文書き居れば帰る雁
マンゴーの堅き光や風の中 樽本 事耒
帰りたき瞳マンゴーは熟れゆくに
絞首塔見あれば湧きぬ夕立雲
灯の消えし窓にかかれる寒の月 山本 翠渓
凍てつきし大地あまねき月の光
寒の月おろかしき身に透く思ひ
初明り生きて来し日をかへりみる 西山 清風
夏の蝶手にふるるより飛び立ちぬ
中天に月冴え樹々のただ黙し
小さきは小さきながら花椿 能美 青苗
忍び寄る新涼園の花揺する
足ざはりすでに秋めく獄の壁
猫柳つぶらつぶらに日をふくみ 平光 同塵
日時計に蜘蛛の子がをり正午(ひる)近し
死刑執行の朝(一句)
死のうらみ聞かずや夏の月のこる