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[No.15724]
恐竜を発見した男
投稿者:男爵
投稿日:2010/09/08(Wed) 06:28
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ロンドンの自然史博物館に展示されていた
マンテル夫妻の写真や業績
それらをおさらいをするべく
ギデオン・マンテルの伝記を読みました。
マンテル夫妻が、イグアノドンの歯をいくつか採集して
それを夫ギデオンが論文に発表してから、当時の学会での議論の末
恐竜イグアノドンとして認知されたのですが
なにしろ当時は、化石は神様の失敗作を埋めたものとか、ノアの洪水の遺物だという人がまだまだいたのですから
化石だとしても、いつの地質時代の何という生き物なのか、誰も知らないわけです。
英国とフランスとドイツの学者が相談しながら、多数の意見がまとまったら、なんとなくみんなで認めようというようにして地質学や古生物学が少しずつできてきたのでしょう。
そうやって相談しながら、化石の名前も考えていった。
いわば、学問の創設期にあたります。
イグアノドンの全身化石は、のちにベルギーで発見されたから、これは実在したとみんなが確認できたけれど
そうでなくて、マンテル夫妻の発見した歯だけだと、いつの間にか忘れさられたかもしれません。
ということで、最初のイグアナドンの歯の化石を、いつ誰が見つけたかということは、学問的には確認できないそうです。
いずれにせよマンテル夫妻が歯の化石を数個発見したことは事実ですが....
この本の著者はしたがって、妻メアリーが最初に歯の化石を発見したというのは、後世の伝記作家の創作ではないかと述べています。
(でも、これは有名な話ですから、誰でも知っています。それは伝説なのだと著者は考えるのです)
それも一つの説だったかもしれませんが、確認する記録はないそうです。
おそらく、(外科医でもあった)夫ギデオンですらわからないのでしょう。いくつかそれらしいものが手元に集まってきて、もしかするとこれは大変な価値のある恐竜の歯ではないかと思うようになった。
が、どの化石がいつ、どこで採集されたかは本人も定かではなかった。と著者は書いているようです。
恐竜研究者としてライバルだったオーウェンが、ダーウィンの持ち帰った化石の鑑定をするなどして、しだいに有名になってくると、なんとかマンテルとの差をつけようとして、いやがらせをしたりしたことも、この本の著者は見逃さず記述しています。
オーウェンは「恐竜 dinosaur」の名付け親で、古生物学者です。
最初は2人は、化石を通じて古生物学を作っていったわけですが、誰もがまだわからない恐竜の化石(それらは恐竜かどうかも最初わからず、分類もよくできあがっていないから、数種の生物の歯や骨などが混在していた)を論文に書く時に
オーウェンもマンテルもしばしば間違いをします。そして、訂正しながら学問が次第に整っていったのです。
だから、そういう時期に2人が論争をしたことで学問が進んだわけですが、友情よりもライバルの足を引っ張るオーウェンの行為が、この本の著者には目立ったようです。
それに対して、ライエルは変わらぬ理解と友情を持ち続けたようです。
ライエルは近代地質学の父と言われています。
地質学原理により「激変説」に止めをさし、「斉一過程説」を広めた、ダーウィン
の先駆者と言えるでしょう。
デニス・ディーン著、月川和雄訳:恐竜を発見した男、河出書房新社
この本を読んで知ったのは
晩年、マンテルは妻と別居したこと、それだけでなく長男はニュージーランドに行ってしまうし、長女も父親の元から去ってしまったこと。
外科医の仕事よりも恐竜化石の研究に力を入れたことで、家族が離ればなれになったのでしょうか。
長男はニュージーランドで、絶滅した巨大な鳥の資料を父に送ってきて間接的に研究を支援し(まだ始祖鳥化石は発見されなかったが、鳥類と爬虫類の比較研究がされていたようです)、父の遺産としての文献や日記などは長男の子孫が南半球で保管していて、それらをもとに、この本は書かれたのです。
[No.15723]
今日は何の日・9月8日
投稿者:
投稿日:2010/09/08(Wed) 05:35
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みなさん、今日は
今日は何の日、9月8日
今日は白露です、二十四節気の一、露が凝って白く見えるようになる日
国際識字デー(International Literacy Day)
1965(昭和40)年、イラン国王が軍事費の一部を識字教育に回すことを提案したことを記念して、ユネスコが制定。国際デーの一つ。
「識字」とは、「文字の読み書きができる」という意味で、現在世界には戦争や貧困等によって読み書きのできない人が10億人以上いると言われている。
サンフランシスコ平和条約調印記念日
1951(昭和26)年、サンフランシスコで対日講和会議が開かれ、その最終日であるこの日、日本と連合国の間で「日本との平和条約(サンフランシスコ平和条約)」と「日米安全保証条約」が調印された。
日本を含めて59か国が調印したが、ソ連等3か国が調印を拒否し、中国は最初から招待されなかった。この時の日本の全権大使は吉田茂首相だった。
ニューヨークの日
1664年、ニューヨークが誕生した。
1626(元和16)年、オランダの西インド会社がマンハッタン島の南端にニューアムステルダムを開港し、1664(延宝2)年のこの日にイギリスの支配下に移った時に、ヨーク公に因んで名前をニューヨークに改めた。
聖母マリア誕生の祝日
キリストの母であり全人類の母である聖母マリアの誕生日を記念する日。
マリアの両親は聖ヨアキムと聖アンナで、聖母マリアの夫・聖ヨセフと同じようにユダヤ人の王ダビデの子孫だった。聖母マリアの誕生により旧約の時代から長い間準備されてきたメシア(救世主)の到来が実現に近づくこととなった。
1943(昭和18)年第二次大戦でイタリアのバドリオ政権が聯合軍への無条件降伏を受諾
1945(昭和20)年 東京でアメリカ占領軍の進駐式。ジープで東京に進駐開始
1977(昭和52)年 気象衛星「ひまわり」から初めて画像が送られてくる
今日の誕生日の花:タマスダレ
花言葉:潔白な愛
今日の一句:とどまればあたりにふゆる蜻蛉かな 中村汀女
出典は今日は何の日、毎日が記念日
http://nnh.to/
及びNHKラジオ深夜便から引用しています。
[No.15722]
Re: 今日は何の日・9月7日(訂正)
投稿者:
投稿日:2010/09/08(Wed) 05:09
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紋次郎さん、今日は
> きょう九月七日は鏡花忌です。文学賞でもお馴染み、「高野聖」「婦系図」などで有名、いまなお多くの読者を惹き付けている泉鏡花は、ことし全国大会の行なわれる石川県は金沢の生まれです。
ご指摘ありがとうございました。
原本に追加しておきます。
[No.15721]
岳真也:上手な旅行記の書き方
投稿者:男爵
投稿日:2010/09/07(Tue) 12:31
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人は旅に出ると、平常の生活では気のつかないことに気がつくものである。
未知の世界を体験することで、実は他の世界を発見するよりも、自分自身のことを発見するものなのだ。(外国に行ってはじめて、日本や自分自身のことを発見する)
旅の感動、あるいは他の人の旅の意味を知るために、私はいろいろな旅行記などを読むが
この本は
そういう旅行記を人に読んでもらうには、どう書いたらよいか、旅をする前にしたほうがよいこと、旅を終えてからどう整理して旅行記を書いたらよいか、それらのポイントを整理した本である。
一般のガイドブックには個性はあまりないが、心に残る旅行記には必ず個性が反映されている。
旅の目的とか、規模とか、旅行者の個性などは、それぞれ異なるものであるから、自分の条件にあった旅行記や、自分の好みの傾向の旅行記を選ぶものである。
そして、自分の好みの旅行記ではないが、そういうものを読むときに、世の中には自分とは違う価値観の人もいるということを知るということで、何か今後の人生に役立つこともある。
さて
例によってメモ的にまとめてみよう。
旅立つ前に
・スケジュールはラフなものに
・訪ねる先の重点だけは決めておこう
・ガイドブックはたんなる参考
あまりきっちり予定を決めても、そのようにいかないことが多くかえってストレスになるし
現地に行って、行く前に気のつかなかった新しい見所を得て柔軟に対応するということもある。
旅先での心がまえ
・観察こそが原点だ
・メモをとる習慣をつける
・現地の空気に溶け込もう
・体当たりの精神が大切
自分の目で見ることが大切。同じものを見ても、見る人によって観察するところが違う。それもおもしろい。
メモはとったほうがいい。出来事が多いから、すぐ忘れてしまう。小さいノートを持参したり、デジタルカメラを活用しよう。
現地の人と仲良くなると買い物が楽しくなったり、ガイドブックにはない情報が得られる。もっとも人を見る目がないと騙されることがあるが。
書き出そう
・材料をしはぼりこむ
・書き出しは現地から
・構成はきちんとさせる
書くにあたっては何でも羅列するのではなくテーマをしぼったほうがよい。
この著者は書いていないが、旅行の日程とか、それぞれの日に見て回った大事なところなどを整理した表をつけると読者に親切である。
小説の技法をとりいれる
・自然描写で臨場感を
・人物描写と会話法
・文飾法を活かそう
・文章のリズムと文末
他の有名な旅行記や気に入った小説の表現法などを、普段からメモしておくとよい。
仕上げは念入りに
・思想と人生観を盛り込む
・自分の感性を重んじる
・しめくくりはさりげなく
他の人の書いた旅行記を読んで、よい影響を受けるのもよい。
つまり、感心した表現とか、手本にしたい表現法を学ぶのである。
しかし、書き手の個性というものがあるから、有名な作品でも、自分の個性にあわないものを取り入れる必要はない。ときには反面教師として利用すればよいこともある。
さて、おしまいに苦言を一言。
この本は
旅行記の書き方のハウツーと
心に残る旅行記の名文を紹介するだけでやめておけばよかった。
よりによって
下川裕治「香田証生さんはなぜ殺されたのか」をとりあげ
「香田君に対して、無知とかバカという文字が洪水のように流れ、それに反論しようものなら、総攻撃を受けそうな勢いだった。僕にはそんな世界にただ鼻白むしかなかった」
と下川裕治を弁護し共感するのは、同じ安旅行を繰り返す旅行作家仲間の身びいきなのだろうか。
香田君は
世界でも有数な安全なニュージーランドに行き、そこであきたらず、今度はイスラエルに入ろうとしたが断られ、それではと旅行仲間やホテルの従業員の反対を押し切って危険なイラクに向かう。
「どこでもよかった、などというと、また非難を浴びるかもしれない。そんな安易なことで、幸田君はイラクに入国したというのか....と。しかし旅人というのはそういうものだという思いがどこかにある」
たしかに旅をする人間は、何かの目的のために旅をするのではなく、旅をすること自体が目的の旅というのもあるだろう。
しかし、外国に行くとき、日本の代表としての気持ちを心の隅にもって行くべきだろう。
(自分は自分、自分の思いつきで何気ない行為をしても、知らない外国の人から見れば、日本人はそういうことをするんだととられかねない。一人の外国での行為は、他の日本人への影響を与えるものであるということを忘れてはならない)
自分の希望で山に登って遭難して、救助を頼んだときの費用は、誰が払うのか考えないで山に登り遭難して救助要請を出すのなら、それは無責任なことだ。
(捜索の費用は結局税金なのだ。遭難する本人と家族が全額費用を負担することを考えるべきだろう)
はじめから危険なことがわかっていて、あてもなく、目的もなく、イラクに入っていくのは無責任だろう。
それをただ賞賛するのは、何か大事なことが欠けているのではないか。
(目的もなく、ただ行ってみたいと思ったからイラクに行ったのだろうと、本人の気持ちを一方的に推定して本を書いた下川裕治、その本を送られた幸田君の両親はどういう気持ちだっただろうか)
物書きとしての最初の一歩が足りないのではないかと思うのでした。
[No.15720]
Re: 今日は何の日・9月7日(訂正)
投稿者:
投稿日:2010/09/07(Tue) 11:32
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KAME(亀井)さん、 みなさん、今日は。
きょう九月七日は鏡花忌です。文学賞でもお馴染み、「高野聖」「婦系図」などで有名、いまなお多くの読者を惹き付けている泉鏡花は、ことし全国大会の行なわれる石川県は金沢の生まれです。
[No.15719]
Re: 今日は何の日・9月7日(訂正)
投稿者:
投稿日:2010/09/07(Tue) 08:05
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> みなさん、今日は
> 今日は何の日、9月7日
> 今日は白露です、二十四節気の一、露が凝って白く見えるようになる日
>
白露は今年は9月8日です。
お詫びして訂正します。
[No.15718]
今日は何の日・9月7日
投稿者:
投稿日:2010/09/07(Tue) 05:34
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みなさん、今日は
今日は何の日、9月7日
今日は白露です、二十四節気の一、露が凝って白く見えるようになる日
CMソングの日
1951(昭和26)年、初めてCMソングを使ったラジオCMがオンエアされた。
小西六(現在のコニカ)の「さくらフイルム」のCMだったが、歌の中に社名・商品名は入っていなかった。
クリーナーの日
メガネクリーナーの製造会社・パールが制定。
「ク(9)リーナ(7)ー」の語呂合せ。
独立記念日 (ブラジル)
1822年、ブラジルがポルトガルから独立した。
当初は帝政を宣言していたが、1889年11月15日に共和制に移行。その2年後に共和国憲法を制定して連邦制・大統領制になった。
1892(明治25)年 ニューオリンズで、グラブを着用した初のプロボクシングの公式試合が開催
1923(大正12)年関東大地震での治安悪化の為、東京市内で夜間通行禁止
1958(昭和33)年 ロングプリー事件。入間市の米軍ジョンソン基地内を進行していた西武電車に向け、ロングプリー三等兵が発砲。乗客1人死亡
1977(昭和52)年 アメリカとパナマが「新パナマ運河条約」に調印。1999年末のパナマ運河地帯返還を決定
1987(昭和62)年 劇団新国劇が解散。70年の歴史に幕
今日の誕生日の花:コルチカム、イヌサフラン
花言葉:努力
今日の一句:恋のころ来し花野にて子を抱けり 辻美奈子
出典は今日は何の日、毎日が記念日
http://nnh.to/
及びNHKラジオ深夜便から引用しています。
[No.15717]
Re: 今日は何の日・9月5日
投稿者:
投稿日:2010/09/06(Mon) 19:31
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Kenzaさん
> タイミング良く、「36年前ソ連の圧力によって封印された幻の名作」氷雪の門、が、
> 公開されています。
来週、大阪の映画館で観る予定です
この悲劇があったことも戦後長い間知りませんでした
東京五輪の前年に靖国神社を参拝したときに彼女らが祀られているのを初めて
知った程度です
身を以って国を守った国民のことよりも外国の機嫌を損ねないことを優先すると
いう情けない政治のありさまには言葉もありません
さんらく亭@甲子園
[No.15716]
増田直紀:私たちは どうつながっているのか
投稿者:男爵
投稿日:2010/09/06(Mon) 13:11
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この本も
インターネット世界でのネットワークのことをあつかっているが
具体的な人間のつながりの例が多くあつかわれているのでわかりやすい。
啓蒙書としては、先に上げた本より、こちらのほうがすぐれていると思われる。
たとえば、国と国との結びつきの度合いを反映した国際関係ネットワークの図が示され、そこには同盟を結んでいる二つの国は枝で結ばれている。
別の例では、食物ネットワーク、つまり食うと食われる関係を表す食物連鎖の図も示している。
航空網や道路網や鉄道の路線図なども、身近なネットワークの例である。
仕事で行き詰まったとき、上司や同僚と話せば、相応の専門的な助言が期待できる。
ところが、全然仕事とは関係ない人と話してみたら、よりすっきりしたり、思いがけない視点が得られることがある。
江戸時代の日本は鎖国をしていて、海外に開かれていた出島や朝鮮通信使からの情報だけでは世界の情報が不足していたことからもわかるように、閉鎖的な社会では情報不足に陥りやすい。
自分の知人を見渡して同質な人ばかりなら、自分の周りのネットワークが情報の近道を欠いている可能性がある。
情報を求める気持ちや好奇心があるならば、外の風が入るように自分の周りを意識的に変えなければならない。
一番簡単な方法は、複数のコミュニティに属するよう意識することである。
いろいろな性格の異なる、違う目的のネットワークにつながるようにしておけば、いやでも情報は多く集まってくる。
もちろん、情報がたくさん入ってくると、よい情報だけでなく、不要な情報、デマ、悪影響、借金とか病気なども近寄ってくることがあるから、諸刃の剣であることを心に留めておこう。
人間社会はほおっておけば均等ではない。まず人はウマのあう人と一緒になりやすい。
人望の高い人や面白い人の周りには人が集まりやすい。人が集まると、その人の評価はさらに上がる。
個人が利益を求めると、自然に不均一なネットワークになってしまうものである。
ほおっておくと不平等が現れがちであることを考えると、ネットワークの仕組みから、ネットワークの中での位置どりについて何か教訓を得られないだろうか。
こうして、ネットワークのハブに相当する人物の役割に思い至る。
ハブの一挙一動は多数の人に注目されている。ハブは多数の枝を通じて情報を迅速に集めたり、多人数へと情報を発信したりすることによって何かの大きな活動を起こさせるかもしれない。
ハブとなるためには基準は三つある。まずは個人の能力である。冗談が面白い、頭の回転が速い、人に話しかけて友人になるのがうまい、外見が魅力的といった要素は、枝を獲得する際に有利である。
これらの才能でぬきんでていれば、ハブになれる可能性は大きくなる。自分を磨いたり、人間関係に多く時間を費やしたりすることによっても、枝獲得力をある程度高めることができるだろう。
個人の力が似たり寄ったりだと、枝を増やすためには、先住権のあるものが有利である。先にネットワークに入っていて、人より長い時間ネットワークに住んでいるほうがいい。最初のうちからネットワークにいる人は、ほかの人よりも後輩を多く持ち、後輩と枝を作るチャンスが多い。
ビジネスでも、他人よりも先に種を見つけることが肝心で、先を越されると挽回は難しくなる。最初に動いて足場をすばやく固めて定評を得ると、その後がやりやすい。
日常生活で知人とネットワークを結ぶときも、早いうちにある程度のハブとなってしまおう。そうすると、自分よりも対象高い能力を持つ人が後から来たとしても、すでに自分がつくった牙城を崩すことはかなり難しくなる。
友人関係も同じだ。ある小学生が転校したとする。新しい学校のクラスには、すでに人間関係ができている。ガキ大将や人気者、それをとりまく子たちなどがいる。やってきた転校生は、もしかしたら前の小学校のクラスではガキ大将であり、中心的存在になる素質があるかもしれない。時間がたてば、転校生はクラスに打ち解けるだろう。目立つ存在になってくるかもしれない。しかし、新しい学校では前の学校と同じ位置になれるとは限らない。新しいクラスにはすでに先住者がいて、人間関係があるからだ。
能力・先住権に勝るとも劣らないくらいハブになるための要素が運である。
能力・先住・運、この3要素があるとハブになりやすい。すべてが必要なわけではなく、これらの要因はそれぞれ人がハブになるときに貢献するのである。
知力・体力・時の運 これらは何をするにも大事なことである。
だが、ハブになったらなったで、ハブは大変である。
なにしろ他の人にくらべて多い人間関係を維持するのは大変なのだ。時間もつぎこまないといけないし、お金もかかるだろう。
たまにはメールの返事もする。一緒に飲みに行く。年賀状も書くなど連絡を保つことは必要だ。
一人一人との関係が薄まりすぎたハブは、いつも忙しそうで、話したいけど話しかけてはいけない人だと思われてしまいかねない。
うまく時間を使って、インターネットを活用して、社交術もさりげなく身につけてと、なかなか忙しい。 こういうことが好きで意欲がある人が向くのであろう。
[No.15714]
Re: 今日は何の日・9月5日
投稿者:
投稿日:2010/09/06(Mon) 09:41
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> 一方、65年前ミズーリ号上で降伏文書に調印した9月2日をロシアは対日戦争
> 戦勝記念日として大々的に祝賀行事を行いました。9/2までは戦争中というわけで
> 8/15以降に旧満州や樺太で行った非人道的・国際法違反の残虐行為を正当化して
> います。
タイミング良く、「36年前ソ連の圧力によって封印された幻の名作」氷雪の門、が、
公開されています。
http://www.hyosetsu.com/
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