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疎開児童から21世紀への伝言 30

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通常 疎開児童から21世紀への伝言 30

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1
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2010/7/24 8:05
編集者  長老 居住地: メロウ倶楽部  投稿数: 4298
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 「語り部」を通して
 
    素晴らしい子ども達との出会い

  横浜  川田 敦子

 現在、種々のボランティアをしていますが、その中の一つに「学童疎開と横浜空襲」の体験を語り継ぐ「語り部」があります。

 思い出すのもつらい悲惨なこの体験は、現役時代には、一切話したことはありませんでした。
 しかし、戦後五十年を迎えた時、市教委から「学童疎開の記録をまとめておきたい」との話があり、体験者有志が手伝いました。当時の市立小学校体験者(三~六年) の原稿が集まり、「横浜市の学童疎開」580頁の本が一年後に完成し、市内の学校に配布されました。

 それからは、依頼のあった学校で話をしています。真剣に話を聞いてくれた子ども達からは「これからは、喧嘩しても『死ね』『お前なんかいらない』等、絶対に言わない。自分の生命も人の生命も大事にする。給食や食物を粗末にしない」等の感想が、訪問する学校で寄せられ、素晴らしい子ども達との出会いに感激しています。

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 このほかに、「私達も今からでも話にあったような六年生になりたい。平和を大切にしたい。」等の感想も寄せられた。

 「平和を大切にし、世界中の人達と仲よくしていきたい」と、努力する子ども達が育っていってくれることを願って、これからも「語り部」 の活動を続けていきたい。
 なお、同じような体験をした同世代の素晴らしい人達(疎開問題研究会)と知り合い、智恵を出し合って、よりよい方向、方法で活動していかれることに感謝している。


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